親子で「本気のジャズ」にふれる1日!ビルボードライブ横浜で開催の「森田真奈美ビッグバンド with 市川愛」をご紹介

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ジャズと聞くと皆さんはどのようなイメージが湧きますか? 雰囲気たっぷりの照明を落としたクラブでミュージシャンが寡黙に音を奏でる姿から、即興でアレンジし一期一会のサウンドを響かせる様子。さらには大勢の演奏者たちが楽器を奏でてグルーヴを生み出すビッグバンド形式で往年の名曲をはじめ耳馴染みのあるナンバーを聴かせてくれる…なんて、さまざまな情景が浮かぶはず。

そんなひとことでは言い表せないほどの幅広さを内包するジャズ。大人の社交場的な印象もありますが、ビルボードライブ横浜は音楽が古くから根付く港町という土地柄、子どももウェルカム!本気のサウンドを浴びてのジャズデビューにぴったりな場所なんです。ぜひ、音楽と歴史が交差する横浜の地でファミリー揃ってホンモノを体験をしにいきましょう!

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「森田真奈美ビッグバンド with 市川愛」公演概要

今回ご紹介する公演は、2024年1月7日の「森田真奈美ビッグバンド with 市川愛」。米国バークリー音楽院を卒業したコンポーザー兼ジャズピアニスト・森田真奈美とボーカリスト・市川愛のビッグバンドを率いての共演が楽しめます。

森田真奈美は、「報道ステーション」のオープニングテーマ「I am」をはじめ数多くの楽曲を手掛けており、その印象的なメロディを耳にすれば「あ、知っている!」と気づく人も多いはず。

市川愛は、菊地成孔プロデュースで2018年にメジャーデビュー。「機動戦士ガンダム/サンダーボルト」の劇中歌の歌唱なども担当と、こちらも歌声を聞けばハッとするパパママも多いのでは!?

そんな2名が定期的に行なっているのが本公演。レギュラー化しているからこその息の合ったグルーヴが楽しめるうえ、ビッグバンドの厚みのあるゴージャスなサウンドとの一体感がたまりません。ちなみにビルボード横浜での大所帯での演奏は非常にレアなんだとか。

なお、当日は夕方と夜の2公演を予定。1stステージは「サンデー・アフタヌーン・セット」、2ndステージは「アーバン・ナイト・セット」として異なる角度からのジャズへのアプローチを聴くことができます。しかも開催は日曜日、翌日は休日なので家族で横浜で遊んで、ラストにジャズるのにぴったり!

なかなか子どもと一緒に「ジャズを聴きに行く!」なんて機会は少ないもの。だからこそ真正面からジャズナンバーが聴ける本公演はとっても貴重。ほかでは体験できない正統派ジャズを手加減なしで、しかも最高の音質で体験する時間は、子どもの耳を育てるのにもベスト。素晴らしいサウンドと演奏をしっかり聴き、しっかり受け止めることは音楽教育という部分でも意味があることですよね。

「森田真奈美ビッグバンド with 市川愛」演奏者によるコメント

今回のコンサートについてお聞かせください。どのような音楽体験をオーディエンスに提供したいと考えていますか?

「ビッグバンドジャズという音楽を、細かいことを考えずに肌で体感してもらえればと思います。当バンドは総勢17名、生演奏でしか伝わらないミュージシャン達の圧倒的なパワーが溢れています。演奏を「聴く」というよりは、このステージをまさに一緒に「体験」して頂きたいです。」(ピアニスト・森田真奈美)

初めてジャズを聴く子供に向けての質問です。音楽/ジャズをライブで聴く楽しさはどんな所ですか?

「私には4歳の娘がいます。彼女はマイケル・ジャクソンのYouTubeをほぼ毎朝みて、気づけば歌も歌えるようになっていました。そして私も毎朝そのyoutube
を感動しながら見ています。彼女は気づくと私が頑張っても真似できないような力の抜けた美しい歌声で歌を歌っています。

子供の視点を大人が想像して作られた「子供向け」と言われる音楽にも素敵な作品はたくさん存在しますが、子供が大人と同じように、大人も子供と同じように楽しめる何かがあれば、きっと子供たちも「子供に向けた楽しさ」とは違う刺激が得られるんじゃないかと思います。

それは、演奏家一人ひとりの発する熱量であり、音の迫力であり、ビジュアルでみるビックバンドの迫力なのかもしれません。もしかしたらもっと別の場所なのかも。子供がどこに目を輝かせてくれるのか、私自身もとっても楽しみです。」(ボーカリスト・市川愛)

演奏曲目の見どころ・聴きどころについて教えていただけますか?

「全編通して私の作曲もしくは編曲による楽曲になりますが、ビッグバンドというジャズの形態を通して、自分という人間が人生で経験してきていることをいかに表現するか、ということに全てをかけています。
どの楽曲も思い入れや見どころがありますが、曲ごとにフィーチャーされているメンバーもしくは楽器がありますので、お気に入りのメンバーを探す楽しみもあるかもしれません。」(ピアニスト・森田真奈美)

今回のコンサートに足を運ぶリスナーへ、何かメッセージがあればお願いします。

「ジャズやビッグバンドを知っている方も、全く知らない方も、「こんな世界があったんだ」と満足して頂けることをお約束します。」(ピアニスト・森田真奈美)

「私がこのバンドに参加してから3回目のライブになりますが、1回目に来てくれた人は、2回目にきてくれています、そして2回目にきてくれた人は今回も必ず来てくれると感じています。要するにいらしていただいて後悔することのないライブです。絶対きてね!!!」(ボーカリスト・市川愛)

ビッグバンドの音を余すことなく楽しめる「ビルボードライブ横浜」とは?

「ビルボードライブ横浜」は、老舗音楽ブランド・ビルボードの名を冠に、国内外のトップクラスのミュージシャンの演奏が楽しめるライブレストラン。

フロアは2層に分かれており、2階のステージフロアに位置するサービスエリアには、テーブル席とソファー席を用意。3階にはカジュアルエリアを設け、自分好みのスタイルで音楽を楽しめるのが魅力。さらに、サービスエリアでは、最高の音楽とともに、一流シェフが手がけるこだわりの料理も味わえます。

横浜ならではの地域に根付いたアーティストのブッキングを行なっているのもポイント。具体的には、神奈川・横浜出身の音楽家も意識的にラインアップ。またジャズに限らずアイドルからアニソン、ポップス歌謡曲をはじめさまざまな音楽ジャンルの公演を実施し、幅広い層が音楽と繋がる機会を提供してくれています。

「ビルボードライブ」ブッキング担当者おすすめの楽しみ方

「ビルボードライブ」のブッキング担当に同施設・本公演の楽しみ方を伝授してもらいました。

「『ビルボードライブ横浜』はとても地域色の強い箱だと考えていて、意識的に神奈川や横浜に根付いたアーティストをブッキングしているのが特徴です。横浜色を加味しつつ、アニソンに若手とジャンルは多岐に、偏らないようバランスのよい人選を心がけています。

今回の公演に関しては、ビッグバンドがステージに上がるのは非常に稀なうえ、正統派ジャズを一切手加減なしに、そして最高の音質でお届けするのがポイントです。スタンダードなジャズ・ナンバーを中心に、子どもも「これ、聴いたことあるかも!」という曲を織り交ぜようと考えています。

公演日は連休のど真ん中で、ファミリーも翌日を気にせず楽しめる最高の日取り。「横浜ハンマーヘッド」を訪れたり、「YOKOHAMA AIR CABIN」で周遊したりした後に『ビルボードライブ横浜』でジャズを観れば、1日かけてトータルに“THE YOKOHAMA”を楽しめるのではないでしょうか」(ビルボードライブ・福田安男)  

「ビルボードライブ横浜」各シートからの見え方やおすすめポイント(2階サービスエリア編)

 上記でもご紹介したように、「ビルボードライブ横浜」ではさまざまな座席を用意しています。どの座席からも見やすくステージの迫力を感じられる構造がポイント。ステージと演奏に集中できるのはもちろん、食事をプラスしてワンランク上の時間を過ごすことも。それぞれをチェックしていきましょう!

2階ステージフロアの「S指定席」「R指定席」「DXシートカウンター席」はいずれもサービスエリア。スタッフサービス付きで食事と音楽が楽しめます。テーブル席とソファ席がメイン。

「S指定席」は、フロア前方のテーブル席。接するほど目の前にステージがあり演者の息つぎからちょっとした仕草まで細かく鑑賞できます。自分がステージ上にいるかのような、まさにシームレスな感覚が味わえるお席です。

「R指定席」はフロア後方のステージ正面と、2段ほど上がったサイドのソファー席が中心。ステージを俯瞰して眺められるうえ、近さもしっかり感じられます。さらに音の入りも良く、ゆったりと音楽を楽しむのにぴったり。

「DXシートカウンター席」はフロアを一段上がった場所に。全体を見渡せ会場の雰囲気とステージの一体感を感じることができます。カウンター席は、プライベート感もあるのでカップルにもおすすめですよ。

「ビルボードライブ横浜」各シートからの見え方やおすすめポイント(3階カジュアルエリア編)

3階カジュアルエリアは、1ドリンク付きのカウンター席「センターシート」「サイドシート」の2タイプを用意。1席ずつ1列に並ぶ構造で、目の前に遮るものはなし!ステージと会場を見渡せる特等席での鑑賞が可能です。

「センターシート」は、まさにステージ正面を映画のスクリーンを眺めるように、優雅に上から鑑賞できる場所。今回の公演ではステージ全体の動きをしっかり楽しめます。背面にはバーカウンターがあるので、飲みつつゆったり音楽を愛でるのにベスト!もちろんステージのサウンドが上に抜け、迫力も抜群。

「サイドシート」はステージ正面からみて3階のサイドの座席。座席に幅があるので、集中して鑑賞ができるのが◎。場所によっては、ステージが想像以上に近い!なんてサプライズも。その日のステージセッティングによっては、ピアノが近く鍵盤や指捌きを見たり、管楽器チームに合図を出す瞬間が見れたりと他の席では味わえない体験ができるかも。

食事のおいしさと一緒に音楽の記憶を。本格バーガーはアメリカの味に横浜のエッセンス入り

 子どもと一緒にジャズデビューするなら、食事と一緒に楽しんで観るのがおすすめ。なお、いずれもチケットの価格にプラスしての別料金となりますが、横浜らしいボリュームメニューも揃うので、ぜひ笑顔で頬張ってみては!

「YOKOHAMA“SWING”」(1,980円)は、横濱ビーフを使用したジューシーなパティとグレイビーソースの美味しさが自慢。アメリカのビルボードで提供中のアメリカンバーガーをモチーフにしています。「Sea Side Cola」(単品900円、バーガーとセット:800円)は、港の風を感じるスパイシーな自家製シロップを用いたクラフトコーラです。(アルコール入りでもご提供可能です。)

さらに「グルメアンサンブル」(事前予約:2,800円、当日:2,980円)も登場。横濱ビーフのローストビーフと野菜のトマト煮をはじめ、シェフが腕によりをかけたメニューが重箱にぎっしり。新年にもぴったり。

なお、今回はイチオシメニューを紹介しましたが、季節ならではの特別メニューやレギュラーメニューもぜひチェックしてみてくださいね。

YOKOHAMA滞在がjazzでワンランクアップ!家族で一緒に音楽体験、重ねてみよう

海外との交易をはじめ西洋との深い関わりにより、ジャズをはじめさまざまな音楽文化を紡いできた横浜。そんな日常に音楽があふれる環境で訪れる「ビルボードライブ横浜」でのライブは唯一無二の時間になるはず。

今回ご紹介した「森田真奈美ビッグバンド with 市川愛」公演はビッグバンド形式で、音楽ファンからデビュー組、さらに子どもの耳を育て、音楽教育にもベストな本気のジャズを魅せてくれます。
いつもとは異なる空間でちょっぴり背伸びをして本場のジャズ体験。子ども(&パパママ)の経験値アップは確実!“ジャズがなんだか気になる”から“ジャズ大好き”に導く、その最初の一歩を進んでみませんか?

 

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<文=相川真由美、編集=林創>
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。

 

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