秋の行楽といえば、やっぱり紅葉!黄色や赤に色づくダイナミックな景色を眺めながら季節を感じるのって、想像以上の癒しの時間ですよね。スゥ〜と深呼吸して澄んだ空気を吸い込めば、たちまちいい気分転換に。ファミリーでピクニックにプラスしてワイワイ訪れれば、「いい休日だったね〜」なんてステキな思い出にもなるもの。
そんな秋景色ですが、夜の情景ってじっくり見たことありますか?チームラボが大阪の「長居植物園」で常設展示中の「チームラボ ボタニカルガーデン 大阪」なら、静かな環境で夜の紅葉や咲き誇る草花を鑑賞できちゃうんですよ。
1974年に誕生した屋外植物園で開催されている夜の野外ミュージアム「チームラボ ボタニカルガーデン 大阪」。11月3日から25日までの期間限定で、秋の景色に彩られることがアナウンスされました。チームラボは自然が自然のままアートになる「Digitized Nature」プロジェクトを行っており、そのひとつが同園での展示なんです。
この秋最大の見どころは、一面に咲き誇るコスモスとデジタルアートの融合である「生命は闇に浮かぶまたたく光 - コスモス」。闇の中でコスコスが揺れ輝き、人が通り立ち止まることでより一層強い光に満ち溢れます。周辺には音色が響き渡り、次々と伝播(でんぱ)していく様子は圧巻!向こうから光が押し寄せてきたら、きっと誰かがいる。そんな夜だからこその不思議な体験が叶います。
植物園エントランスと大池をつなぐラクウショウ並木も幻想的な空間に。「生命は連続する光 - ラクウショウ」として目の前に現れます。こちらもコスモス同様人が通ることで強く輝き、光がつながる様子を音とともに楽しめますよ。11月末には紅葉が見ごろを迎えるため、秋色がどこまでも続く情景をじっくりと味わえます。
さらに並木の先の大池では「大池に浮遊する呼応するランプ - 曖昧な色」が待っています。“水草のこもれび”や“春もみじ”、“朝空”など、曖昧な色合いのふんわりと浮かぶランプたちが佇む様子にうっとり。こちらも人が近づいたり、風で揺れたりすることで強く輝き出します。ちなみによく見ていると、連続した光が池の中央の小島の木々まで進むので、ぜひじっくり観察しましょう。
また、会場では風の影響を受けて変化する「風と共に踊る柱群」も、12月25日まで会期を延長して展示中。勢いよく天へと伸びる姿は、いつまでも眺めていられるほど美しいものです。
夜だからこその静かな空間で、秋景色とともに贅沢な時間を過ごせる本展。ぜひ家族で一緒に訪れて、夜の秋の景色とアートに出逢いに訪れてみてはいかがでしょうか。
チームラボ展覧会風景「チームラボボタニカルガーデン大阪」2022大阪長居植物園©チームラボ,CourtesyPaceGallery
<文=相川真由美>
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
【関連記事】
◆テレ東の人気番組が赤レンガ倉庫に集合!人気アニメやバラエティの芸能人も多数出演するレアイベントに家族で参加しよう【神奈川】
◆まもなくクリスマスシーズンが到来!3日限定の「フェスタ・ルーチェランタンフェス」で夜空に浮かぶ無数のランタンを楽しもう!【和歌山】
◆この冬、吉祥寺に世界最大級のサウナ施設がオープン!最大100名規模のメガサウナで“最高のととのい体験”を味わってみない?【東京】
大阪市東住吉区(大阪府)周辺の遊び・体験・レジャー情報はこちら!
- 1