「物語の世界へ行けたらなぁ〜」なんて、映画を見た後に思ったことって何度もありますよね。とくにスタジオジブリの作品は没入感がすごいのでなおさら!あの場所のこのメニューを食べて…なんて、想像を膨らませてワクワクした経験もあるのでは?
そんなジブリ&映画ファンにぴったりの場所「ジブリパーク」に、新エリアが誕生したのはご存知でしょうか?この秋、映画『もののけ姫』をフィーチャーした「もののけの里」が11月にオープン。まさに没入感たっぷりで、映画のなかに入ったかのような時間が過ごせるんですよ。
同エリアは、映画に登場するエミシの村とタタラ場をもとに和風の里山的風景をイメージした場所。「愛・地球博記念公園」で里山づくりに取り組む「あいちサトラボ」の区域に隣接しており、シームレスに繋がった景観を楽しめるのが魅力です。
草屋根が目印の体験学習施設「タタラ場」では、愛知県などの山間部発祥の郷土料理「五平餅」を炭火で作る「五平餅炭火焼体験」(1,200円)に挑戦できます。餅1本と特製タレ1瓶がセットで、くるみみそ・しょうゆ・ナポリタンいずれかの味を選べます。ちなみにナポリタン味がイチオシで、想像以上においしいのだとか!
さらに「タタラ場」の裏には「炭焼き小屋」も用意。ちなみにこちらも「あいちサトラボ」の当初の拡張計画にあった取り組みの内容を反映し、今回生まれた場所なんだそうです。
続いては、作中に登場する「乙事主」(おっことぬし)フォルムの滑り台。映画でも印象的な巨体をイメージし、全長約7.6m、高さ約3.4mもの力強くダイナミックな姿を見られます。白い毛並みを色とりどりのタイルや玉石で表現した姿は、記念撮影にもぴったり!なお、滑り台の利用は小学生(12歳)以下です。
さらに、映画の冒頭に登場する「タタリ神」のオブジェもあります。全長約9m、高さ約2.8mと特大サイズ。確かに「タタリ神」がこちらへ向かってきたら動けないかも…と、ヤックルの気持ちがわかるはず。なお、近くにはエミシの村にある「物見やぐら」もしっかりと再現されていますよ。
たっぷりと「もののけの里」を楽しんだら、お土産も手に入れたいところ。「もののけの里 休憩処」では、さきほどの「タタリ神」「乙事主」のマスコットに、映画の中で登場する食べ物の干し肉やドリンクなどを用意。
建物自体は石置屋根仕様で、「どこかで見たことがある!」と思った人もいるはず。こちら2005年開催の愛知万博(愛・地球博)で使用された「サツキ とメイの家」横の管理棟を移築したんだそう。
なお、「ジブリパーク」ではすでに「ジブリの大倉庫」「青春の丘」「どんどこ森」の3エリアが営業中。2024年3月16日には映画「魔女の宅急便」をモチーフとした新エリアも開業予定!続々と広がるジブリの世界を、ぜひファミリーや大切な人と一緒に体験してみてはいかがでしょうか。
(C)Studio Ghibli
<文=相川真由美>
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