ふと気づくともう年末が近くなっていて、慌ただしい日々を過ごしているパパママも多いのではないでしょうか。「年末年始は予定が詰まっているけど、どこかへお出かけしたい!」「ホッと一息つく時間がほしい…」そんな方にぴったりのイベント「懐かしく新しい“レトロ”を旅する 古今東西ニッポンの風景」が、12月2日から開催されます。
イベントが行われるのは、1935(昭和10)年に造られたホテル雅叙園東京内にある東京都指定有形文化財「百段階段」。レトロな建築を舞台に「ニッポンの風景」をテーマにした日本各地の民芸品や食、想像上の旅先の風景など、日本各地の時代を旅する作品が展示されます。
イベントでは展覧会のほかに、文筆家とともに展示を堪能するランチ付きツアーや和服姿で世界観に入り込む 「レトロ着物ランチ」など、楽しい企画も盛りだくさんなんですよ!
多くある展示の中でもいっそう目を引くのは、レトロ感漂うカラフルなイラストたち。作品をアクリルパネルに映したネオンサインで再現したはらわたちゅん子氏のインスタレーションアートは、まるで昔の温泉街に足を踏み入れたような気持ちにさせてくれます。鮮やかな色使いで描かれた新しい日本の風景をじっくり楽しみましょう。
旅の楽しみといえば、その土地ならではの民芸品や食べ物ですよね。東北6県の伝統こけしを解説した佐々木一澄氏の著書『こけし図譜』からは、さまざまな表情のこけしイラストの原画を展示。約200体のこけしがずらりと並ぶ様子は圧巻です。
また、文筆家・甲斐みのり氏が全国各地を旅する中で出会った愛すべきパンを紹介する書籍『日本全国 地元パン』からは、変わったパンの袋などめずらしい展示がいっぱいです。
12月12日(火)には、12名限定のスペシャルイベント「甲斐みのりさんとめぐる文化財建築」を開催。甲斐みのり氏とホテル雅叙園東京 企画展担当者による解説付きで企画展を鑑賞したのち、中国料理「旬遊紀」内の昭和モダニズムの香りに満ちた特別個室「南風」「玉城」のミニツアーと食事会を体験できる特別なイベントです。
古き良き日本らしさをもっと感じたいのなら、和服姿で世界観に入り込む 「レトロ着物ランチ」がおすすめ。着物一式のレンタルと着付、館内レストランでのランチ、本企画展の50%優待券をセットにしたプランを販売中です。上品な着物に身を包んで、懐かしくてどこか新しいレトロな旅に出かけてみませんか。
<文=宮本沙織>
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
【関連記事】
◆週末は紅葉のラストチャンス!幻想的なライトアップに酔いしれる「錦秋の宵詣り2023」で紅葉と光のコラボを楽しもう【大阪】
◆限定145名のスペシャル空間で初日の出が拝める!年初めは特別営業の「サンシャイン60展望台 てんぼうパーク」で決まり!【東京】
◆温泉とスキーがセットになった贅沢プランが登場!ファミリーで楽しめる「裏磐梯レイクリゾート」でお得に雪遊びを満喫!【福島】
- 1