秋から冬にかけて楽しみたいものといえば、色鮮やかで美しい紅葉。「今年は家族で紅葉狩りを楽しみたい!」と思うなら、佐賀県を代表する紅葉スポットのひとつ「御船山楽園」を訪れてみてはいかがでしょうか?
佐賀県武雄市にある「御船山楽園」では、デジタルアートコレクティブ「チームラボ」による常設展「チームラボ 廃墟と遺跡:淋汗茶の湯 - ジーシー」が開催中。紅葉とともにアート鑑賞できるほか、「御船山楽園ホテル」の名物サウナを一緒に楽しめちゃうんですよ!
「アート」「サウナ」「茶」が一体となった全く新しい体験を提供する「チームラボ 廃墟と遺跡:淋汗茶の湯 - ジーシー」。紅葉まつりの開催される「御船山楽園」のサウナで感覚を研ぎ澄まし、サウナ後に「月茶(げっちゃ)」を飲んでリラックス。最後は森の中にある廃墟のアート空間に没入して“ととのう”のが醍醐味です。
チケットには、サウナとアート展が一緒に楽しめるセットチケットと、アート展のみのチケットが用意されています。サウナは大人限定ですが、お子さんが中学生以上なら、断然サウナ付きがおすすめ!
「サウナミシュラン」で3年連続グランプリを獲得した「御船山楽園ホテル」の「らかんの湯」のサウナは、自由にロウリュできる「セルフロウリュ」スタイル。自分の好きなタイミングで、自由にロウリュサウナが楽しめます。サウナ内のスピーカーからは御船山の森の環境音がライブ放送され、まるで森の中でサウナを楽しんでいるような不思議な体験ができるんです。
サウナを楽しんだら、御船山楽園のお隣、嬉野で生まれた茶葉ブランド「EN TEA」の「月茶」を飲んでディープリラックス。古くから深く瞑想するために飲まれていたお茶によって、より感性が研ぎ澄まされ、アート空間に没入できるかもしれません。
御船山楽園ホテルのロビーには、ランプの作品『呼応するランプの森とスパイラル』が。御船山楽園に紅葉が広がる時期は、紅葉した木々を思わせる色合いで空間が彩られます。季節の移ろいとともに作品の色合いが変化するのも魅力のひとつ。12月から見られる冬の装いも要チェックです。
見逃せないのが、樹齢3000年の木が存在する「御船山楽園」の森の中、廃墟の湯屋に設置された作品『廃墟の湯屋にあるメガリス』。
森に点在するさまざまな時代の遺跡や、江戸時代につくられた庭園など、それぞれの持つ異なる時空を表現した塊。知覚できないほどのゆっくりとした時間の流れや、果てしない過去と未来を感じさせます。作品を見てどんなことを思ったのか、親子で感想を話し合うのもいいですね。
日没後のみ鑑賞できる『廃墟の湯屋のフラワーズボミング』もお見逃しなく!こちらは夏から秋にかけて「御船山楽園」で開かれるチームラボの夜のミュージアム「かみさまがすまう森」で、この場所に展示された『グラフィティネイチャー』に訪れた人々が描いた花々が咲き誇る空間作品です。
訪れた人が花の上を歩いたり、花にふれたりすると、静かにゆっくりと散っていきます。儚く散りつつも新たな命を吹き込む花々と、過ぎていったイベントが新たなアートを残すというコンセプトが呼応し、生命の儚さと力強さを感じさせてくれます。
このほかにも、子どもも大人もハッと息をのむ美しいアートが展示されています。秋が終わるギリギリ前に、家族で「芸術の秋」を堪能してみてはいかがでしょうか?
<文=藤間紗花>
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