2023年もあとわずか!「自粛生活」がはるか昔の出来事だったかのように、今年は家族でのお出かけ回数も増え、あらためて“子どもとあそぶ”楽しさを実感。親子で心を弾ませながら「次は何をしてあそぼう?」「もっと子どもが楽しめるあそびはないかな?」なんて、早くも来年の予定に頭を悩ませている人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、今年「あそびチャレンジ」で取りあげた“あそび”の中から、2024年に親子でチャレンジしてもらいたいものをピックアップ!子どもたちの楽しむ姿や成長していく姿をリアルにお伝えしてきた「あそびチャレンジ」ならではの視点で紹介していきます。
おいしい体験を通じて“食べる”楽しさに目覚める!
近年、あらゆる世代で重要視されている「食育」。子どもにも、食に関する正しい知識と望ましい食習慣を身に付けさせることが大切といわれていますが、なかなか膝を突き合わせて学ばせるなんてできませんよね。
だからこそ、普段のあそびの中に取り入れたいのが食の体験です。自分で収穫したり、つくったりしたものはいつも以上においしく感じること間違いナシ!そんなおいしさがきっかけとなり、子どもも食に興味を持つはずです。もしかしたら、嫌いだった食べものも好きになっちゃうかも!?
1.収穫野菜はお持ち帰りOK!野菜が好きになる里山の農業体験|千葉県
野菜の種まきや苗の植え付けをはじめ、収穫やパッキングなど、実際に農家で行われる作業をプチ体験できるのが、「スコップファーム」が主催する“秋冬野菜の収穫+薪ストーブのある農家食堂ランチで里山体験!気軽にリアルな農業に触れられます!”です。
収穫する野菜や農作業の内容は、その日の農園の状況によって変化。行くたびに違った体験や野菜との出会いが待っているのも魅力となっています。収穫した野菜の一部はお持ち帰り可能なので、お家で新鮮野菜を味わいながら、思い出話に花を咲かせてはいかがでしょう。
農業体験を終えたら、スコップファームで収穫された旬な野菜を使った料理を提供している「農園食堂 and カフェ 膳所」でランチタイム。料理に収穫した野菜を少し追加することもできるので、ぜひ採れたてのおいしさを味わってください。
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2.粘土あそび感覚で楽しめる!かまぼこ&ちくわの手づくり体験|神奈川県
かまぼこやちくわといった練りものって、家で作るのではなくスーパーなどで買ってくるのがあたりまえになっていますが、それを自分たちで作れるのが「鈴廣かまぼこ博物館」が開催している“かまぼこ・ちくわ手づくり体験教室”です。
あれ?どうやって作ってるんだろう…なんて大人でも頭をひねってしまうぐらいだから、子どもにとっては驚きの体験になること間違いナシ。かまぼこやちくわが魚からできているのを知ってびっくりする子どもも少なくないそうです。
気泡を抜きながら魚のすり身を練り、板の上にのせてかまぼこ形にしていきます。粘り気のあるすり身で形を作っていくのは、まるで粘土あそびのよう。より自由な形が作れる“ちくわづくり”は、子どもの創作魂に火がつきそうです。
かまぼこもちくわも、成形後はスタッフが丁寧に焼き上げてくれます。焼きたてのちくわは大人も驚くほどのおいしさですよ!
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体幹を鍛えて運動パフォーマンスを向上!
体幹とは、その名のとおり体の幹となる胴体の部分。ここを鍛えることで体を支える土台部分に筋肉がつき、姿勢が安定し運動能力が向上するといわれています。
特に体の動かし方や動作、技術を短時間で覚えられる子どものときは、この体幹を鍛えるのに絶好の時期。楽しみながら自然と体幹が鍛えられる“あそび”に注目し、運動パフォーマンスの向上を目指してはいかがでしょう。
3.山に囲まれた湖で気分爽快!SUPを乗りこなして体幹を鍛えよう|神奈川県
SUP(スタンドアップパドルボード)は、体幹やインナーマッスルが鍛えられることで知られる人気のウォーターアクティビティ。海や川でも楽しめますが、子どもと一緒にあそぶなら波も川の流れもないレイクSUPがおすすめです。
春から秋にかけて「MYSTIC RIVERS」が主催する“2人以上から割引発生!神奈川・足柄で自然を満喫!SUP体験クルージング(写真付)”は、「ダム湖百選」に選ばれた丹沢湖を舞台にのんびりと水上散策を満喫できるツアーです。
湖の地形に詳しいガイドが基礎からレクチャーしてくれるので初心者でも安心。子どもは6歳から参加できます。単にクルージングだけではなく、SUPを使った水遊びもたっぷり教えてもらえるのがポイント。ときにはガイドも一緒になって、白熱した“落とし合い”がはじまることも!?
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4.心地良い疾走感がクセになる!マウンテンボードでバランス感覚を磨こう|群馬県
「ワンドロップ アウトドアガイドサービス」が春から秋にかけて開催している“疾走感MAX!マウンテンボード体験”は、基本の乗り方からしっかり教えてもらえるマウンテンボードのツアーです。
マウンテンボードは、スノーボード板にタイヤを装着したような専用ボードに乗って、陸上を滑走するアクティビティ。乗りこなすにはボード上で安定した姿勢をとる必要があるため、バランス感覚はもちろん、自然と体幹やインナーマッスルが鍛えられます。
ツアーは緩い坂道でスケーティングからスタートし、基本的なテクニックをマスターしながらS字ターンなどに挑戦。ボードが大きく安定感があるので、子どもでも短時間で乗りこなせるようになります。2回目以降の参加者は連続ターンやジャンプなど、より高度なテクニックを教えてもらえるので、親子で通い詰めてみてはいかがでしょう。
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自然の中でのあそび体験で子どもの感性を育む!
遊具がそろった公園やテーマパークであそぶのも楽しいけれど、人がつくったものではなく、ありのままの自然の良さやそこであそぶ楽しさも子どもには知ってもらいたいところ。普段子どもたちが生活している世界だけではなく、“大自然”というもっとスケールの大きい世界を知ることは、好奇心や感動が沸き起こり、豊かな感受性の発達をうながすことに繋がります。
また、子どもにとっても何かとストレスになることが多い現代社会。休日に開放感あふれる自然の中であそび、溜まったストレスを解消してあげることも大切です。
5.感動を誘う非日常体験!自分たちで組み立てた熱気球で空を飛ぼう|栃木県
子どもたちにとびっきりの自然体験をさせてあげたいならば、大空の散策はいかがでしょう。「ウイニングバルーンクラブ」が主催する“熱気球Balloon Workshop!熱気球搭乗体験”は、熱気球で地上30mを飛行する係留フライトのツアーです。高度1000mまであがるフリーフライト体験と違って高いところまで上がりすぎないので、子どもも遊園地のアトラクション感覚で楽しめます。
ゆっくりと上がっていく熱気球は、ほかの乗りものでは味わえないフワッとした独特な浮遊感が大きな魅力。地上30mとはいえ、上空からの景観は圧巻の美しさです。関東平野の大自然が広がる景色を眼下に眺め子どもが何を想うのか…ぜひ気球の上で聞いてみてください。
このツアーでは単に搭乗するだけではなく、熱気球の組み立てや片付けを参加者が一緒に行うのもおもしろいところ。実作業を通じて熱気球が飛ぶ仕組みを教えてもらえるので、より空を飛ぶことに興味を示すかも!自分たちで組み立てた熱気球だけに、飛んだときの喜びもひとしおです。
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6.2人乗りで楽しさ共有!四万ブルーが広がる湖で心安らぐカヤック体験|群馬県
着座からの視点が低いカヤックは、まるで自分が水面に浮かんでいるような自然との一体感が味わえる人気のアクティビティ。親子でゆっくり水上散策を満喫したいときは、穏やかな湖で開催されるツアーに参加するのがおすすめです。
「FEELGOOD CANOE TOURS(フィールグッドカヌーツアーズ)」が毎年4~11月に開催している“四万ブルーの美しさを満喫!四万湖カヌーツアー”は、季節や天候によって変化する色鮮やかな青い湖面が特徴の「四万湖」でカヤックが楽しめるツアー。“四万ブルー”と称されるほど美しい水面と周辺の緑が織り成す絶景に、大人も子どもも感動すること間違いナシです。
ツアーでは2人乗り用のカヤックを使用。親子で息を合わせながら漕ぎ進むひとときは、おもしろさも難しさも共有でき、より思い出深い体験になりそうです。最初にガイドがしっかりレクチャーしてくれるので、未経験者でも安心して参加できますよ。
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