強烈なビジュアルに、刺激的なカラー。子どもも大人もワクワクな海の生きものといえば、そう、深海生物ですよね。人間の想像を超えた存在に、棲んでいる場所もまだまだ未知の世界。さらに、キンキにノドクロとそのおいしさも格別と、深海への興味は尽きないものです。
いつもは深~いエリアに生息している深海生物ですが、海水温度が下がる冬場は水深200〜300mまでやってくることもしばしば。深海底引網漁や刺網漁にかかることも少なくないそうです。そんな陸揚げされた生きものたちを、五感をフル活用して楽しめるイベント「深海生物まつり」が「横浜・八景島シーパラダイス」で開催!不思議でいっぱいの深海生物に家族みんなで会いに行ってみませんか?
イベントの開催期間は1月4日〜2月29日と1ヶ月以上もあるのがうれしいところ。漁師さんから受けとった生き生きとした深海生物たちは養生後にお披露目となり、飼育困難な場合は標本として活用されます。展示される数は、なんと関東の水族館では最大級となる50種・500点以上というのだから驚きです!
水族館「アクアミュージアム」の「激レア深海ザメコレクション」では、非常に珍しい冷凍標本として“生きた化石”と呼ばれるミツクリザメやラブカなどを展示。実際にさわれるので、大人も子どもも大興奮間違いなしです!
また、19日間限定の「深海生物タッチ」(500円)では、解凍された状態の深海生物にさわれる機会も提供。ミツクリザメやラブカ、メンダコをはじめサイズが異なるさまざまな生きものたちを、匂いから肌ざわり、さらに骨格の形状まで五感でじっくり感じるのにベスト! また生きているヌタウナギ、オオグソクムシなどのさわり心地も体験できちゃいます。
さらにタッチのあとは、そのおいしさも気になるところ。「深海生物食イベント」として、タカアシガニやオオグソクムシ、ヌタウナギをモグモグできる期間限定メニューを用意。自分で選んだ個体をカラッと揚げてもらえる「オオグソクムシの姿揚げ」(1匹990円)や、「タカアシガニのグリル」(1肩3,500円)と、見た目そのままのダイナミックさが食欲をそそります。
1月31日までは新春イベントも同時開催中。「干支展示」では、辰年に合わせタツノオトシゴの仲間を展示。生態解説に加え、彼らがもたらす縁起のよい効果をパネルで学べます。
さらに、2月4日まではアナゴの恵方巻水槽も展示中。アナゴの特性を活かした水族館ならではの福を呼び込む特別展示も、しっかり楽しんでください。
<文=相川真由美>
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