冬の夜の家族でのお出かけって、年末年始以外はなかなかないもの。天気が良ければ昼間は外へ出ることも多いですが、「もう暗いし寒いから早く帰ろっか」なんて会話、誰もがしたことあるはず。でも、ちょっと待って!それって冬の夜ならではのイベントをチェックしていないだけかも。ならば、まずは1月下旬開催の「ぎふ灯り物語 2024」から足を運んでみてはいかがでしょう。
1月20日から28日まで開催される「ぎふ灯り物語 2024」は、国の伝統工芸品に指定されている岐阜和傘と岐阜提灯を活用したライトアップイベント。岐阜ならではの特産品とカラーライトやパワーアップしたプロジェクションマッピング、そしてサウンドを組み合わせて、幻想的な夜を演出します。
会場は、岐阜公園(信長公居館跡)と正法寺の2エリア。信長公居館跡では、光のアート空間を展開。「光の冠木門〜光の参道50m」として、公園入り口の冠木門に岐阜和傘をデコレーション。ライトアップを施し、会場へと誘います。
定番のフォトスポットとしても人気なので、ぜひパチリと1枚撮ってみて。さらに、門をくぐると約50mものプロジェクションマッピングで艶やかな姿となった光の参道が!光に包まれたかのような没入感たっぷりの時間が楽しめます。
会場を進むと続いては、和傘が連なる「傘の滝」が突如目の前に現れます。立体的に展示された岐阜和傘で地域性を感じるだけでなく、その不思議な美しさにも惚れ惚れしてしまうはず。
さらに、「幻光の滝」では信長公の幻の庭園を表現。“和”と“華やかさ”をテーマにプロジェクションマッピングで彩られた高さ35mもの巨大な岩盤は、昼間の姿とはまったく異なる印象に。当時2本流れていたと言われる滝を彷彿とさせる壮大さと、その美しさに思わず瞬きを忘れるほど。メインスポットでもあるので、ぜひ時間をかけてじっくり鑑賞しましょう。
もう一方の正法寺エリアでは、岐阜大仏を大胆にライトアップ。その静謐な姿と柔らかな表情を荘厳な光でさらに魅力的に演出。岐阜提灯を活用して照らし出される心落ち着く空間で、ゆったりとその姿と空間を楽しめます。夜の静かで厳かな時間は、新年から厄落としをするのにも良さそうですよ。
なお、周辺では「ぎふ灯り物語 2024」開催に合わせて「岐阜城パノラマ夜景」(1月20日・21日・27日・28日)も開催。合わせて足を運んでみるのもいいですよ。防寒をしっかりして、ぜひ岐阜ならではの冬のライトアップイベントを思いっきり楽しんじゃってくださいね。
<文=相川真由美>
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