春が近づいて温かくなると、ちょっと遠くまで足を伸ばしてのんびりお出かけしたくなりますよね。子どもと一緒に楽しめる春の旅行を考えているなら、青森の文化を目一杯満喫できる温泉宿「星野リゾート 青森屋」へ行ってみませんか。4月3日から5月31日までの期間、青森の春の訪れを祝うイベント「たんげ花咲かまつり」が開催されます。
“たんげ”とは、青森の方言で「とても」や「たくさん」を意味する言葉。期間中は約200個のりんごの花型灯篭を咲かせる「ねぶた花咲かじいさん」が展示されるほか、温泉の中で花見を楽しめる「桜灯りの湯」や、手のひらサイズのかわいい「跳人のミニ花笠」を作成できるプログラムなど、面白いイベントが盛りだくさんです。親子でイベントに参加して、色鮮やかな春の思い出を作りましょう。
青森の人々は寒さが厳しい冬を乗り越えた後、待ち焦がれた春の訪れを感じるために花見を満喫します。また、りんごの収穫量が日本一である青森では、りんごの花が桜と同じように春の訪れを告げる象徴として親しまれているそう。
イベント期間中の青森屋では「じゃわめぐ広場」の中央にある大きなりんごの木の上に、りんごの花型灯篭を咲かせる花咲かじいさんが登場。夜の19:30から20:30まで花見酒の振る舞いも行われます。お風呂に入った後は夕涼みをしながらお酒を飲んで、ママやパパもひと休みしませんか。
「青森ねぶた祭」に欠かせないのが、お囃子のリズムに合わせて高く跳ねて祭りを盛り上げる「跳人(はねと)」。イベント期間中は色とりどりの花をいける「跳人のミニ花笠」を制作するプログラムを「あおもり工房」で実施します。手のひらサイズの小さな笠にカラフルな花をいけて、親子でミニ花笠を作りましょう。
遊んだ後はのんびりお風呂につかって、ゆっくりくつろぐのも旅の楽しみのひとつ。イベント期間中、露天風呂「浮湯」の周りの池にねぶたの技法で作られた満開の一本桜が登場。池の水面には桜色の伝統工芸品「津軽びいどろ」の浮玉が浮かび、18:00になるとライトアップが始まります。夜は「桜灯りの湯」に入ってぬくもりながら、幻想的なお花見を楽しんでみて!
「ねぶた花咲かじいさん」のすぐそばには、りんごの花が描かれた灯篭が彩る「りんごと桜の花回廊」も設置されています。こちらを背景に写真を撮れば、かわいい写真が撮れちゃいますよ。この春は「星野リゾート 青森屋」で、東北の地ならではの春の息吹を感じてみてはいかがでしょうか。
<文=宮本沙織>
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