時代劇の主人公に!「東映太秦映画村」で江戸時代にタイムスリップして映画の世界にハマってみない?

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東映太秦映画村(とうえいうずまさえいがむら)は、映画やアニメの世界に没入できる体験型テーマパークです。村内に再現された江戸の町では、実際にテレビや映画の撮影が行われ、運が良ければ撮影現場を見られるチャンスもあります。忍者屋敷やお化け屋敷、高さ15mの初号機に乗れるエヴァンゲリオン京都基地など、アトラクションや体験イベント、ショーも充実。今回は江戸時代にタイムスリップして遊べる、東映太秦映画村の魅力を詳しくレポートします。

東映太秦映画村の入場券はこちら

東映太秦映画村とは?

1975(昭和50)年にオープンした東映太秦映画村は、精巧に作られた時代劇のセットやさまざまなアトラクションがあり、大人も子どもも楽しめる映画・アニメの体験型テーマパークです。

江戸時代の街並みを再現した「オープンセット」は、数々の映画やテレビドラマなどが撮影されてきた場所。村内を歩けば、時代劇の扮装をした東映の俳優さんに出会えることもあります。迫力満点の「忍者ショー」や、本格的な手裏剣打ちに挑戦できる「手裏剣道場」などの遊びスポットも人気です。

「忍者屋敷」「お化け屋敷」「トリックアート」などの常設アトラクションだけでなく、期間限定の仮面ライダーシリーズやプリキュアなど、特撮・アニメの世界観にも浸れるイベントも開催されており、まさに1日たっぷり楽しめる遊び場なんです。
 

・2024年春からの全面リニューアルでさらにパワーアップ!

東映太秦映画村は誕生50周年を迎えるにあたり、2024年春~2028年にかけ、より刺激的で楽しいエンターテインメントを提供すべく全面リニューアルされます。4年間にも及ぶ大規模リニューアルは、一体どのように変わるのでしょうか?

まず、現在ある江戸の街並みは一新され、新たなオープンセットが建設されます。さらに、江戸時代の湯屋を思わせる懐かしく幻想的な温浴施設がオープン。体験型ショーの内容もアップグレードし、より物語に没入できるストーリーに進化!

最先端テクノロジーを使ったアトラクションも構想中なのだとか。今後の発表にも目が離せませんね!リニューアルにともない、一部オープンセットとアトラクションは2024年4月上旬で見納めとなるので、早めのお出かけがおすすめです。

撮影用のオープンセット「江戸の町並み」を巡ってみよう!

東映太秦映画村の最大の特徴は、やはり映画やテレビドラマなどの撮影用に作られた江戸の町のセットでしょう。

『銭形平次』や『水戸黄門』、『暴れん坊将軍』などの時代劇は有名ですが、『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』や、NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』などの撮影もここで行われています。

村内を少し歩けば、「ここは、もしかして…!」と感じる場所が所々に見つかります。映画やドラマ好きにはたまらない、聖地巡礼としても見逃せないスポットです。

撮影のロケ地として使われる江戸の町。その中でも五街道の起点として知られている日本橋は、一番人気のフォトスポットです。

橋の側にある案内を見ると「撮影の際には色々な橋に早変わりできるように工夫されている」と説明があります。そう、ここは数多くの映画やドラマの撮影に使われてきた場所のひとつ。

時代劇などで橋のシーンを目にしたら、映画村で撮影されたものかもしれません。その見分け方のポイントは「ロケ地ガイドツアー」でコッソリ教えてくれますよ。

(※2024年4月上旬まで)

また、橋の近くには手配書が貼り出されています。テレビ番組の時代劇などで村人が集まって手配書を見ているシーンがありますが、「映画村で撮影されていたのかな?」などと想像してみるのも楽しいです。

ちなみに、付近にある3体のお地蔵さんのひとつは、多くの撮影で使われているそう。目を凝らしてよく見ると、その意味が分かるかも。種明かしはできないので、詳細はぜひ映画村で直接チェックしてみてください。

そして見逃してはいけないのが、水車小屋や旅籠屋のある宿場町。ここは『水戸黄門』や『子連れ狼』などの時代劇の撮影によく登場するエリア。『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』でも宿場町は撮影に使われたそうですよ。(※2024年4月上旬まで)

江戸の町を歩いていたら、時代劇の扮装をした東映の俳優さんにばったり遭遇することもあります!「一緒に写真を撮ってください」と声をかけたら、快く受けてくれますよ。

こちらのセットは、『銭形平次』の平次親分の家です。部屋にも上がれるので、フォトスポットとして人気が高くなっています。(※2024年4月上旬まで)

『暴れん坊将軍』に登場する、め組の辰五郎の家も忘れずにチェックしておきましょう。精巧に作られたセットや小道具を見れば、時代劇の世界に入り込んだ感覚を味わえるはず。(※2024年4月上旬まで)

そのほかにも、「池田屋」「寺田屋」など幕末のテレビドラマや、映画で必ずといっていいほど登場する歴史的に重要なスポットも見事に再現されています。(※「池田屋」は2024年4月上旬まで)

江戸時代公認の遊郭地である「吉原通り」は、華やいだ三味線の音が流れ、夕方近くになると提灯が灯って妖艶な雰囲気に様変わりします。ここは昼と夕方で時間を分けて立ち寄るのがおすすめです。(※2024年4月上旬まで)

当時の江戸は運河が発達して海運業者が栄え、大店の倉庫も運河沿いに多く建っていたそうです。そんな雰囲気を再現した「港町」では、特撮映画に登場しそうな迫力満点の怪獣が出現します。「なぜ江戸の町に怪獣が?!」なんて難しいことは考えず、異色の風景をぜひ楽しんでみてください。

江戸の魅力を体感できるイベントもいっぱい

江戸の町を模したオープンセットは見て歩くだけでも楽しめますが、ただ散策するだけではもったいない!入村時にタイムテーブルでイベントの時間を確認すると、より映画村を遊び尽くせますよ。

とくに人気の体験イベント「ロケ地ガイドツアー俳優さんといっしょ!」「中村座の忍者ショー」「撮って!忍者記念撮影」は見逃し厳禁ですよ。
 

・絶対に参加したい「ロケ地ガイドツアー俳優さんといっしょ!」

毎日開催される「ロケ地ガイドツアー俳優さんといっしょ!」は、所用時間約20分のガイドツアー。開催時間にパディオス1階明治通り側に集合すれば、誰でも参加ができます。

ツアーでは、東映の俳優さんが撮影の裏話などを交えながら、村内のオープンセットを案内してくれます。

普通に歩いているだけでは絶対に気付かない見どころを楽しく教えてくれるので、映画やテレビドラマ好きは絶対に参加したいイベントです。映画村で撮影される作品は時代劇ばかりといった印象を持っている人も多いですが、実は現代ドラマの撮影も数多く行われているんですよ。

誰もが知る有名な作品を例にあげると、『科捜研の女』や『遺留捜査』などが有名。明治通りにある喫茶店前で「ここは刑事さんの聞き込みシーンで使われた」などの説明が入ると、参加者から「へぇ~」と感嘆の声があがっていました。

 

・大迫力の忍者ショーが上演される「中村座」

江戸三座のひとつ、歌舞伎劇場の「中村座」を再現した芝居小屋では、俳優さんの迫力ある演技が目の前で見られます。本格的なアクションの「忍者ショー」は、ハラハラ・ドキドキのストーリー展開で、笑いもあれば胸が熱くなるシーンもある、大興奮の20分間を楽しめます。

迫力と臨場感を味わいたいなら、少し早めに並んで前列に座って見るのがおすすめですよ。

 

・映画村の思い出にぴったり!「撮って!忍者記念撮影」

1日3回開催される「撮って!忍者記念撮影」では、その名の通り忍者と一緒にポーズをとって写真撮影できます。江戸の町を背景にみんなでポーズをとってパシャリ!最高の思い出になること間違いなしですよ。開催時間になったら、白壁通り~長屋門付近に行ってみましょう。

 

・忍者になりきって町を疾走!ちびっこ忍者体験「忍者衣装貸出処」

忍者衣装を着て江戸の町を散策できるお子様向けの忍者衣装レンタルも人気です。閉村の30分前まで忍者の衣装で遊べるので、遊びへの没入感はかなりのもの。記念撮影やアトラクションの体験、映画村散策にはぴったりですよ。有料1,000円、別途保証金2,000円で体験できます。(※衣装の損傷や汚れがなければ保証金2,000円は返金されます)

 

・アニメ好きは絶対に外せない!世界初の初号機に乗れる「エヴァンゲリオン京都基地」
 

©カラー

ところで、村内には高さ約15mもの巨大なエヴァンゲリオン初号機に乗れる京都基地があるのを知っていますか?「エヴァンゲリオン」とは、1990年代から始まったアニメ作品。巨大な汎用ヒト型決戦兵器「エヴァンゲリオン」のパイロットとなった少年少女たちが、謎の敵「使徒」と戦う姿を描いた作品です。

この京都基地では、なんと主人公である碇シンジが搭乗するエヴァ初号機に乗れちゃうのです。

手の平に乗って記念撮影をした後は、コックピットである「エントリープラグ」を目指してみましょう。その先で何が起こるかは、搭乗した人だけのお楽しみです。

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