もうすぐ訪れるひな祭り!実はひな祭りの由来って、“厄払い”であることをご存知でしたか?古来では季節の変わり目である“節句”には邪気が入りやすいとされており、ひな人形は子どもの厄災の身代わりとして飾られていたそう。そこから、子どもたちの健やかな成長と幸せを願うイベントとして発展したといわれています。
京都・太秦(うずまさ)の「東映太秦映画村」では、3月3日のひな祭り当日に、ひな祭りイベント「歩いて厄払い ひな祭り行列」が開催されます。おひな様とおだいり様、三人官女に五人囃子といった顔ぶれとともに、子どもたちが色とりどりの羽織に着替えて江戸の町を練り歩くイベント。家族みんなで参加して、厄災を元気に・明るく吹き飛ばしてみませんか?
「東映太秦映画村」といえば、映画やテレビドラマの世界を、オープンセットを通じて体験できるテーマパーク。村内に再現された江戸の町は映画・ドラマなどで実際に使用されており、歩くだけで作品の登場人物になったような没入感が味わえます。なかでも東映役者によるショーは、映画村随一の人気コンテンツのひとつです。
3月3日のひなまつりには、おひな様・おだいり様に扮した役者が登場。おひな様たちとは並んで撮影もできるので、ここでしか撮れない特別な一枚の撮影にチャレンジできますよ!
「ひな祭り行列」には、子どもたちが羽織を着て参加します。アンティーク着物ショップ「宮川徳三郎商店」が提供する昭和初期の羽織は、レトロですてきな柄のものばかり。女の子だけでなく男の子も、お気に入りの一着を見つけて行列に参加しましょう。
おひな様・おだいり様と歩く道中には、おひな様たちを狙う悪者が現れたり、愉快なひょっとこたちがお祝いにやってきたりと、ワクワク・ドキドキするイベントがいっぱい!普段とはひと味違ったひな祭りが体験できること間違いなしです。
行列のあとは、三人官女から甘酒のプレゼントが!実は古来のひな祭りの甘酒にも、厄払いの意味が込められていたんです。ほっとするようなおいしさの甘酒に、きっと身も心もあたためられるはず!
さらに、行列に参加すると、映画村限定の特製お守り風ストラップも貰えちゃいます!映画村のマスコットキャラクター「かちん太」が描かれた桃色のお守りには、災いから身を守ってくれる効果もあるのだとか。その真偽は、行列に参加すればきっと分かるはず!
ぜひ、今年のひな祭りは「東映太秦映画村」で、忘れられない思い出をつくってみてはいかがでしょうか?
<文=藤間紗花>
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
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