栃木が誇る山々で登山やトレッキングしよう!
多くの登山家が訪れる栃木の山々。栃木百名山と呼ばれる100個の山々のほか多くの山がそびえたっています。登山は道具が必要で敷居が高いイメージですが、ここでは初心者でもチャレンジできる山を中心に紹介します。栃木観光を機に、都会を離れ大自然の中を歩く登山デビューしてはいかがでしょうか。
白根山
栃木県日光の日光白根山は多くの登山者が訪れます。主峰は標高2,578mの奥白根山、山頂部がドーム状になっており、目立つ山には見えないのですが奥白根山より北にはこれ以上高い山はなく、関東以北の最高峰です。登山家・深田久弥が書いた「日本百名山」に選ばれています。多くの高山植物、五色沼を見下ろす絶景も楽しめます。
羽黒山
羽黒山は宇都宮市にあり、栃木百名山に選ばれています。地元では親しみをこめて「おはぐろさん」と呼ばれています。山頂にはかつて修験道の道場だった羽黒山神社があり、11月には300年以上の歴史をもつ羽黒山梵天祭が開催されています。
山頂から見える夜景は宇都宮市を一望できます。きれいな星空も必見。遊歩道も整備されています。
男体山
栃木県日光市にある標高2,486mの火山、男体山。日光国立公園に属しており、日本百名山のひとつです。古くから神聖な山として崇拝される、山岳信仰の対象ひとつとして知られました。北側から東側は傾斜が緩やかで、初心者でも登りやすい登山コースとして人気があります。登山口には日光二荒山神社中宮祠があり、山頂には日光二荒山神社奥宮と太郎山神社、二荒山大神像があります。流出口には日本三大瀑布として知られる華厳滝もありますので、あわせて行ってみてはいかがでしょうか。
鎌倉山
栃木県芳賀郡茂木町の鎌倉山は那珂川県立自然公園随一の景観と呼ばれる山です。栃木百名山の100座でもあります。標高は216mほどで、登山道は登りやすく20〜30分で山頂まで行けます。車で山頂へ行くこともできます。山頂からの景観は茂木町一と言われ、県内で唯一那珂川の川霧による雲海の雲海を見ることができます。
殺生石
栃木の那須高原のミステリースポットと言われるのが殺生石です。日光国立公園、那須湯本温泉の殺生石入り口から遊歩道に囲まれた真ん中には、賽の河原と呼ばれる殺伐とした風景が広がり、その先に殺生石があります。周辺には緑が茂っているにもかかわらず賽の河原には草木が生えず、鼻につく硫黄の匂いが広がります。殺生石の近くは硫化水素などの有毒ガスが立ち込めて立ち入り禁止ですが、周辺までは行くことができます。かつては松尾芭蕉も殺生石を訪れました。