ふわりふわりと水中を優雅に泳ぐ姿に、思わずうっとり見入ってしまう存在が金魚。かつては贅沢品として取り扱われ、江戸時代には庶民も楽しめる存在となった親しみ深い生き物です。品種改良を経て、今現在も人々の目を楽しませてくれています。
そんな日本人とはきってもきれない間柄の美しい金魚たちが一堂に揃う「沖縄金魚ミュージアム〜龍と金魚のものがたり」が「イオンモール沖縄ライカム」で3月29日よりスタート。春休みやGWを狙って、家族でお買い物がてら足を運んでみるのもいいかも?!
アクアリウムクリエイター・GAKYO MIYAZAWA率いるデザイナーチームが、金魚×アートをコンセプトに展開する「沖縄金魚ミュージアム」。沖縄ならではの伝統と金魚を融合し、唯一無二の空間を来場者に提供してくれます。
“龍と金魚のものがたり”とあるように、今回の展示は辰年を記念したもの。会場には、「ZONE 6 龍と金魚の物語」として、ビジュアル抜群のフォトスポットを用意。花と金魚、そして龍が舞う豪華で煌びやかな異空間が出現します。
沖縄ならではの見どころもいっぱい。「ZONE5 琉球金魚」では、中国より琉球王国に金魚が伝わり、全国へと波及した歴史を踏まえた展示を用意。丸っこい体に真っ赤なカラー、そして美しいヒレで鑑賞性の高いを“琉金”をメインに、アート水槽を展開します。ゆ〜っくり泳ぐ彼らの姿に時間を忘れて眺めてしまいそう!
会場にはほかにも見どころがたくさんあります。江戸の金魚祭りをイメージした金魚提灯が頭上を泳ぐ「ZONE1 金魚回廊」に、金魚を花魁に見立ててネオジャパンスク空間で記念撮影が楽しめる「ZONE2 花魁道中」。さらに万華鏡モチーフの「ZONE4 万華鏡」など、観て・撮って・体験するいろいろな金魚の楽しみ方を教えてくれます。
なお、ちょっとユニークなのが「ZONE3 デジ金」。“電金”こと「デジタル金魚すくい」が体験できるんです。そっと手のひらに金魚をすくうと、おみくじが出現。結果はいろいろあるので、手軽に運試しできて想像以上に盛り上がりそう。
なお、開催期間は6月9日まで。期間限定の展示なので、「行きたい!」と思ったら早めにスケジュールを押さえておくのがおすすめです。琉球らしい金魚アートが見られる沖縄金魚ミュージアムで、美しい世界を体験してみてください。
<文=相川真由美>
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