関東有数の観光地・日光のおすすめ観光スポットを29カ所紹介します。日光は関東地方の北部、栃木県にあります。江戸時代に徳川家康と徳川家光の廟地になって以来、日光東照宮の門前町として参拝客で賑わいました。歴史ある建造物が数多くあり、二荒山神社や日光山輪王寺などは「日光の社寺」として世界遺産になっています。また豊かな自然にも恵まれ、華厳の滝や中禅寺湖、男体山など人気スポットが目白押しです。そんな日光のおすすめ観光スポットをまとめました。ぜひ日光観光の際の参考にしてみてください。
日光といえばココ!お寺や神社など歴史ある建築物9選
日光観光で外せないスポットといえば日光東照宮。二荒山神社や日光山輪王寺とともに「日光の社寺」として世界遺産に選ばれています。そのほかにも日光には歴史ある建築物が多く存在します。日光の歴史と伝統を感じながら、パワースポット巡りをしてみてはいかがでしょうか。
1.日光東照宮
栃木県にある世界遺産に登録された日光を代表する神社、日光東照宮。徳川家康を祀るために建てられました。現在の社殿群のほとんどは3代将軍家光によって行われた「寛永の大造替」で建て替えられたものです。世界文化遺産に登録されている社殿群には、五重塔、表門、三神庫、神厩舎三猿、陽明門、唐門など、江戸時代の建築美を代表する文化財が残されています。
2.二荒山神社
男体山のふもとにある二荒山神社は、勝道上人が開いた日光山信仰の始まりとなった神社です。男体山をご神体とする二荒山神社には、招福や縁結びのご利益をもたらす大己貴命がまつられており、2本の杉が寄り添う「夫婦杉」などパワースポットがたくさんあります。1999年には「日光の社寺」の一部としてユネスコの世界遺産に登録されました。
3.湯殿山神社
湯殿山神社は栃木県日光市にあります。湯西川で温泉が発見された天正年間に、出羽三山の羽黒山から土を移して建てられました。湯西川を守る総鎮社です。8月中旬に毎年開催される例祭の湯殿山大祭礼では、天狗の面をつけた猿田彦を先頭とした大行列が慈光寺から湯殿山神社へ向かいます。多くの見物客が訪れる伝統のお祭りです。
4.平家の里
平家の里は、平家落人の伝説が残る湯西川温泉のそばにあります。平家落人の生活様式を後世に残すため、村内のかやぶき屋根の民家を移築し再現しました。民家の中は資料館になっていて、当時の道具などが展示されています。6月に行われる平家大祭では、鎧兜の武者や雅びやかな姫が湯殿山神社から平家の里までの約2kmの道のりを練り歩きます。
5.陽明門
陽明門は日光東照宮内にある、日本を代表する最も美しい門です。宮中正門の名をいただいたと伝えられています。いつまで見ていても見飽きないところから「日暮の門」と呼ばれ、故事逸話や子供の遊び、聖人賢人など500以上の彫刻がほどこされています。2013年から大規模な修理・修復が行われており、2016年3月には新たな陽明門を見ることができます。
6.滝尾神社
滝尾神社は二荒山神社の別宮です。二荒山神社の主祭神である大己貴命の妃神、田心姫命がまつられています。本殿裏には「滝尾三本杉」と呼ばれる巨木が立ち、石鳥居や石灯籠を建てて石柵を巡らした一画があります。この一画に田心姫命が降臨したと伝えられています。近年パワースポットとして注目を集める人気スポットです。
7.神橋
神橋は二荒山(男体山)をご神体としてまつる二荒山神社の建造物で、日光山内の入り口にかかる木造朱塗りの美しい橋です。橋を渡るのに300円がかかるほど、人気で歴史のあるスポットです。 現在のような朱塗りの橋になったのは1636年の東照宮の大造替のときで、日本三大奇橋の1つに数えられています。
8.足尾銅山
足尾銅山は1973年に採鉱を終了し、観光施設として生まれ変わりました。廃坑となった一部を解放しており、坑内には採掘が行われていた当時の労働作業を再現した人形が設置されています。全長700mのトロッコ電車に乗って坑内の様子を見ることができます。また施設内には資料館が併設されており、選鉱や精錬の過程がわかりやすく展示されています。
9.日光山輪王寺
日光山輪王寺は、栃木県日光市にある寺院で、日光の寺社のひとつとして世界遺産に登録されています。1200年以上前の奈良時代に日光開山の祖である、勝道上人が四本龍寺を建てたのがはじまりです。比叡山や東叡山ととも天台宗三本山の一つに数えられています。