四季折々の自然を満喫できる登山&ハイキングスポット6選
山や滝、湖、高原など豊かな自然に囲まれた日光。そんな日光の魅力あふれる自然を感じながら、登山やハイキングに挑戦してみてはいかがでしょうか。男体山や湯ノ湖、龍王峡では登山コースやハイキングコースが整備されており、初心者でも気軽に安心して始めることができますよ。
1.男体山
男体山は中禅寺湖の北にそびえる標高2486メートルの山で、別名「二荒山」と呼ばれています。山頂には日光二荒山神社のほこらがあり、山全体が信仰の対象になっています。男体山のふもとに点在する湖や滝は、この山の噴火活動によってできたものです。北側から東側は傾斜が緩やかで、初心者でも登りやすい登山コースとして人気があります。
2.湯ノ湖
湯の湖は三ツ岳の噴火で湯川がせき止められてできた湖です。周囲は約3km、三方を山で囲まれています。湖岸には散策路が整備されており、1時間ほどで一周できます。湖の周囲にはノリウツギ、ウダイカンバなどの広葉樹とコメツガ、ウラジロモミなどの針葉樹の原生林があり、変化に富んだ手つかずの自然を楽しむことができます。
3.日光国立公園
日光国立公園は、日光市を中心として、栃木県や群馬県、福島県の3県にまたがる国立公園です。栃木県の日光エリアには、白根山をはじめ古くから信仰の山として名高い男体山、火山活動が活発な那須岳などの山岳地と東照宮や輪王寺、日光二荒山などの歴史的な建築物が含まれます。
4.霧降高原
霧降高原は標高約1200メートルに位置し、ニッコウキスゲをはじめとする高山植物の群生地です。整備されたハイキングコースからは、春にはツツジ、夏にはニッコウキスゲ、秋には紅葉を鑑賞できます。また豊かな自然に恵まれ、ハイキングやスキー、キャンプ、ゴルフなどが楽しめます。
5.龍王峡
龍王峡ができたのは今から2200万年もの昔。海底火山の活動によって噴出した火山岩が、鬼怒川の流れによって侵食され、現在のような景観になったといわれています。その名の通り、まるで龍がのたうつような姿を思わせる圧巻の景色は、川治温泉と鬼怒川温泉の間およそ3kmに及びます。ハイキングコースが整備されており、文学碑や植物、野鳥、動物などに囲まれた自然の中を歩いてみてはいかがでしょうか。
6.戦場ヶ原
戦場ヶ原はかつて湖だった場所が湿地化してできたもので、男体山のふともに広がっています。湿地帯には散策路が整備されハイキングコースになっており、多くの観光客や修学旅行客が訪れる人気スポットです。300種以上の植物が自生し、季節ごとにさまざまな景観を観察することができます。