豊かな自然に瀬戸内ならではのグルメが人気をよぶ観光地・岩国エリア。中でも訪れたら必ず立ち寄りたいのが、五連アーチが美しい名勝・錦帯橋。1673年に創建された歴史ある橋は、美しさと頑丈さを誇る木組みの技法を駆使し、架替を繰り返しながら現在もその優美な姿を保っています。
そんな錦帯橋周辺では、桜の開花に合わせて「錦帯橋の桜ライトアップ」がスタート。4月21日までの期間中、日没から21:00まで趣たっぷりの空間を演出してくれるんです。
「錦帯橋の桜ライトアップ」は、錦帯橋 鵜飼広場を中心に行われます。咲き誇る桜を愛つつ、「錦帯橋フルカラーライトアップ」とともに、夜ならではの絶景が堪能できます。
橋側の点灯プログラムは、時間によってカラーが変化。日没から21:00までの間、土日は黄金色・緑色・水色・白色・桜色の5色が10分ごとに切り替わります。土日以外は桜をイメージした桜色・緑色・黄金色の3色で構成されます。
夜桜観賞だけにとどまらないのが春の岩国観光。日中も思いっきり桜を愛でられるんですよ。隣接する吉香公園と合わせると約1,500本もの桜が満開となるスポットだからこそ楽しめるのが「ミニ遊覧船(乗合)」です。(大人500円、子ども300円)
錦川側から咲き誇る桜を眺めるのは、まさに至福のひととき!うららかな春の風を感じつつ、水面に映った逆さ桜や錦帯橋を「さくら舟」の上からぜひ目に焼き付けてみてはいかがでしょう。
着物に着替えて散策が楽しめる「きも のレンタル orihime」(3,850円〜)もおすすめ。錦帯橋から徒歩約3分、着物に帯、小物など、必要なモノをまるっと全部レンタルできます。江戸時代の町娘気分で城下町をお散歩すれば、SNS映え確実です。
そのまま春の吉香茶室「お茶会」(700円〜)に参加するのもおすすめ。お抹茶と和菓子で休憩する、とっておきの癒し時間が過ごせそう。開催日は4月3日・29日で、10:00から14:00の時間帯に実施。こちらも錦帯橋から徒歩約3分です。
気になる岩国グルメをお探しなら、岩国市観光交流所「本家 松がね」へ。建物は、びん付け油「松金油」の製造・販売を担っていた豪商 「松金屋」のお屋敷なんです。
当時の面影が残る雰囲気の中で特産品をショッピング。試食・試飲スペース(各100円〜250円)も用意し、市内5つの酒蔵の日本酒と岩国寿司や岩国れんこんなどがちょこっとずつ味わえますよ。
満開の桜に五連アーチの錦帯橋。さらに着物姿で楽しめるアクティビティなど、のんびり楽しめる岩国。ぜひ春のお出かけ先に加えてみてはいかがでしょうか。
<文=相川真由美>
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
【関連記事】
◆オレンジ色に包まれた街の中で大はしゃぎ!GWは「ハウステンボス」でオランダのお祭りを体験してみない?【長崎】
◆満開のツツジ&こいのぼりで初夏を満喫!熱海市「姫の沢公園」でピンクのたい焼きやミニ電車を楽しんじゃおう【静岡】
◆GWはアドベンチャーワールドの夜間営業にワクワク!夜ならではの動物たちの姿にググッとフォーカスしちゃいます!【和歌山】
- 1