長野県にある「軽井沢プリンスホテルスキー場」は、軽井沢を代表するホテル・軽井沢プリンスホテルに併設されたスキー場です。多彩なコースレイアウトを楽しめるだけでなく、子どもが安心して遊べるスノーパークもあり、家族全員で存分にレジャーを楽しめます。今回は、軽井沢プリンスホテルスキー場の魅力のほか、アクセス方法や各種サービス、宿泊施設について詳しく紹介します。
軽井沢プリンスホテルスキー場とは?
日本を代表する避暑地のひとつとして有名な軽井沢。実はウィンタースポーツも盛んであり、一年中いつ訪れても楽しめるリゾート地としての顔もあります。
軽井沢には数多くの別荘やホテル・ペンションなどの宿泊施設がありますが、歴史ある名門ホテルのひとつが軽井沢プリンスホテルです。前身となる晴山ホテル(現軽井沢プリンスホテル ウエスト)は1949(昭和24)年に営業を開始しています。
今回紹介する軽井沢プリンスホテルスキー場は、軽井沢プリンスホテル近隣のスキー場として1973(昭和48)年に営業を開始して以来、50年にわたってスキーやスノーボードを楽しむ人たちを迎えてきました。
初心者でも安心して楽しめるスキー場
軽井沢プリンスホテルスキー場の魅力のひとつが、初心者でも安心して楽しめること。そもそも、軽井沢は気温こそ低くなるものの、降雪量はそれほど多くありません。多くても30cmくらいと、いわゆる豪雪地帯とはやや事情が異なります。
そのため、軽井沢プリンスホテルスキー場では人工雪も併用し、ゲレンデを整備しているのが大きな特徴です。
降雪量が多い地域のゲレンデ特有の問題として、急に強風が吹いたり、吹雪になるなど天気が急変しやすく、初心者にとっては危険を伴うことがあります。
しかし、軽井沢であれば天気の急変はあまり気にしなくて良いので、初心者でも安心してスキーを楽しめるでしょう。
・レベルに合わせて選べる16本のコース
軽井沢プリンスホテルスキー場のコースは、レベルに合わせて全部で16本用意されています。コースレイアウトは初級50%、中級25%、上級25%です。平均斜度6度で初心者向けの「くりの木コース」や、1,500m以上のロングランを楽しめる「トップクルーズ」、最大斜度31度の難関「アリエスカLコース」など、バリエーション豊富なコースが用意されています。
また、子どもと安心して遊べるエリアとして「スノーマンパーク」や「ウエストちびっこランド(宿泊者専用)」を設置。ソリ、チュービング、スノーエスカレーターなどのアイテムが充実しており、大人も子どもも雪遊びを楽しめます。
軽井沢プリンスホテルスキー場の3つの魅力
初心者でも安心してスキー・スノボにチャレンジできる環境の良さ以外にも、軽井沢プリンスホテルスキー場にはさまざまな魅力があります。
・レンタルは事前決済も可能
軽井沢プリンスホテルスキー場では、スキー・スノーボードのセットやウェアの上下など、必要なアイテムをレンタルできます。なお、「ザ・プリンス 軽井沢」「ザ・プリンス ヴィラ軽井沢」「軽井沢プリンスホテル」のいずれかに宿泊する場合は、宿泊者用レンタルコーナーを利用可能です。
また、レンタルをする場合は事前決済をしておくと便利です。専用サイトから日程を選択後、セット・数・サイズなどを入力し、決済を完了させると二次元バーコードが発行されます。当日はその二次元バーコードをスキーセンターの専用リーダーにかざし、発券されたレシートを提示すれば借りられる仕組みです。
・3種類のスクールで無理なくスキルアップ
「せっかくなら本格的にスキーを習ってみたい」と思っている人にも、軽井沢プリンスホテルスキー場はおすすめ。スキー場には5つのスクールがあります。
「軽井沢スキー学校」は、子どもから大人まで、レベルに応じたさまざまなレッスンを受けることが可能です。全日本スキー連盟(S.A.J.)の公認資格を有するスタッフが中心となり、レッスンを行っています。
「RITMO Snow Academy」では、集合形式でのレッスンだけでなく、プライベートレッスンも人気。問い合わせが必須になりますが、希望者にはスノーボードのレッスンも行っています。
「本格的なスキーを子どもに習わせてみたい」という場合におすすめなのが、パンダルマンキッズスクール。子どもが安全にスキーの技術を習得できるよう考えられたプログラムを使い、楽しく学べます。パンダをモチーフにしたキャラクター「パンダルマン」が目印です。
・スキーやスノボを満喫したあとは温泉も楽しめる
軽井沢プリンスホテルスキー場では、スキーやスノボを満喫した後に温泉にも入れます。まず、軽井沢プリンスホテル イーストツインルームに宿泊している場合は「フォレスト ホット スプリング」、軽井沢プリンスホテル ウエストツインルームに宿泊している場合は「MOMIJI HOT-SPRING」が無料で利用可能です(※入湯税は別途かかります)。
日帰りの場合は、中軽井沢にある立ち寄り湯「軽井沢千ヶ滝温泉」が利用できます。