樹齢160年超えの「大藤棚」と約5千株のツツジが共演!「あしかがフラワーパーク」で贅沢なお花見を体験しよう【栃木】

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4月から5月にかけて見ごろを迎える藤の花。さまざまな品種があり、うす紅、紫、白、黄の順番で花を咲かせるため、およそ1ヶ月間たっぷりと楽しめます。

栃木県足利市にある「あしかがフラワーパーク」は、天然記念物にも指定される樹齢160年以上の「大藤棚」をもつ藤の名所。4月13日から5月15日までは、毎年恒例のイベントである「ふじのはな物語~大藤まつり~」が開催されます。

さらに、期間中は5,000株以上のツツジも見ごろを迎え、藤の花の淡い色合いとツツジの鮮やかな色合いが、この時期にしか見られない美しい景色を生み出します。自然のつくり出す幻想的な風景を、その目で楽しんでみてはいかがでしょうか?

最初に見ごろを迎えるのは、優しいさくら色の「うす紅藤」。今年は4月12日に開花し、1週間後には見ごろを迎えたと公式に報告されています。今年はGW過ぎまで開花する可能性があるとのことですが、気になる方は早めに訪れるのがおすすめです!

次に見ごろを迎えるのが、紫色の「大藤」。藤の花と聞いて、この色を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?

「あしかがフラワーパーク」にある「大藤棚」は樹齢160年以上、広さ1,000平米の圧巻のスケールで、栃木県の指定天然記念物でもあります。

藤棚の中に入り、降り注ぐように花開く紫色の藤の花を眺めれば、おとぎ話の世界に入り込んだような幻想的な気分が味わえるはず!

大藤が見ごろを迎えるのは、4月下旬ごろから5月上旬ごろまで。大藤棚は夜にライトアップされて神秘的な姿となるので、日暮れまでの表情の変化も楽しんでみてください。

5月上旬に見ごろを迎えるのは「白藤」。園内には長さ80mの「白藤のトンネル」があり、こちらも「大藤棚」同様、栃木県の指定天然記念物となっています。見上げれば雪のように降り注ぐ眩い白の藤は必見!

5月上旬ごろから中旬ごろにかけて見ごろを迎えるのは、ミモザのような黄色の「黄藤」。日本では珍しい種類で、なかなかお目にかかれないレアな花です。鮮やかではっきりとした色合いで、白藤や大藤とのコントラストも楽しめそう。

さらに、4月下旬から5月下旬にかけては赤・白・ピンクなど、鮮やかな色彩のツツジも観賞できます。園内に咲くツツジはなんと5,000株以上!ツツジ越しに藤を観賞すれば、ここでしか見られない美しい景色が楽しめますよ。

なお、「ふじのはな物語~大藤まつり2024~」の入園料は、開花状況によって変動します。とくに見たい品種の見ごろとその時期の入園料は、事前に公式サイトからチェックしておくと安心です。今年は「あしかがフラワーパーク」で、藤の花が織りなす幻想的な景色を堪能してみてはいかがでしょうか!

<文=藤間紗花>
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。

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