東京宝塚劇場 取材レポート!気になる座席表からアクセスまで徹底解説

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東京宝塚劇場は、宝塚歌劇団の公演がほぼ1年通して行われている、宝塚歌劇団の専用劇場です。今回asoview!NEWS編集部は、宝塚歌劇団の東京での本拠地・東京宝塚劇場を取材してきました。宝塚のことは気になっているけれど、見に行ったことがない、という方のために、非日常の雰囲気を味わえる空間をじっくりとご紹介します!

宝塚歌劇団とは

1914年に初の公演を行って以来、100年以上の歴史を持つ歌劇団です。劇団の構成員は未婚の女性のみで、花・月・雪・星・宙(そら)の5組と、いずれの組にも所属しない専科に分かれ、ほぼ年間通して公演を行っています。劇団員は男役と娘役にわかれ、特に男役のトップスターの人気は絶大です。宝塚の男役出身者としては天海祐希や大地真央、娘役出身者としては黒木瞳が有名です。

公演の中心は兵庫県宝塚市の宝塚大劇場と、東京都千代田区の東京宝塚劇場です。東京宝塚劇場はアクセスの良さもあって、毎回多くの観客を集めています。

アクセス良好。帝国ホテルすぐそば

東京宝塚劇場の最寄りは地下鉄日比谷駅。地下鉄銀座駅やJR有楽町駅などからも徒歩圏内です。最寄りの出口は地下鉄日比谷線・日比谷駅のA5出口、または地下鉄千代田線・日比谷駅のA13番出口。いずれも徒歩2分ほどで到着します。

みゆき通りにある、のっぽな装飾が印象的な建物が東京宝塚劇場です。

背が高すぎてすべてが収められない…

劇場の向かい側には帝国ホテルがあります。街にはおしゃれで落ち着いた雰囲気が漂います。

開演前には開演を待ちきれないファンが、応援している生徒のために集っていました。ちなみに、宝塚歌劇団では劇団員のことを「生徒」と呼びます。

入り口からきらびやかな雰囲気で、ワクワク感をかきたててくれます。

ロビーの赤絨毯は非日常への入り口

中に入ります。ロビーに入ってまず目に飛び込んできたのは、赤い絨毯が敷かれた階段とシャンデリア。

取材時は12月だったので、大きなクリスマスツリーが印象的でした。

赤い絨毯は毛足が長く、ふかふか。物語の世界でしか見たことがないような豪華な階段に、心躍ります。一歩一歩踏みしめていくと、まるで自分が物語の主人公であるかのような気分になってきます。

居心地の良い座席でゆったりと観劇

2階ロビーには休憩所や、宝塚オリジナルグッズを販売する売店があります。

「café de Repos」では軽食やドリンクも販売しています。公演ごとにその公演をイメージしたオリジナルのデザートも販売されるので、ファンは必見です。

客席は1階席、2階席に分かれています。1階席には、3階のロビーから入れます。

席もすべて赤で統一されています。大人の男性が座っても窮屈でないゆったりとした椅子なので、快適に観劇を楽しめます。

ちなみによくみると、前の席とジグザグに配置されています。どの席に座っても舞台がしっかりと見えるようにという工夫がなされています。

4階のロビーからは2階席に入れます。

1階席がゆるやかな傾斜なのに対して、2階席はかなりの傾斜がついています。この傾斜があることにより、舞台が近く感じられます。

2階席の一番後ろには、立見席があります。2階席の一番後ろの席と立見席は、当日券でしか購入できません。当日発売の座席が42席、立ち見席が49席のみ当日に発売されます。さすがに一番後ろから見ると、かなり遠く感じられます。オペラグラスが必須です。

「キャトルレーヴ」で宝塚オフィシャルグッズをチェック

1階ロビー横には、宝塚オフィシャルグッズを販売する「キャトルレーヴ」があります。入り口にはDVDが流れ、その時に公演を行っている組のグッズが大々的に展開されています。

このときの公演は花組だったので、花組のDVDや書籍などがぎっしりと並んでいました。

スターのブロマイドも販売中。今公演を行っている組以外のものも購入できます。

宝塚コラボキティは定番人気。その他文房具も各種あります。5色のラインナップなのは、花、月、星、雪、宙の5組のイメージカラーがそれぞれあるからです。

お菓子も販売しています。トップスターの写真がプリントされた缶入りのパイが一番人気とのことです。

それぞれの組のアイコンをプリントしたアイシングクッキーは、宝塚をあまり知らない人にも喜ばれそうなかわいさです。

東京宝塚劇場がプリントされた、劇場限定のゴーフル、クッキーもあります。

トップスターがプロデュースしたグッズもたくさんありました。それぞれの個性によってまったく違うグッズがあるので、見ていても面白いです。

東京宝塚劇場に併設されている「キャトルレーヴ」は、公演日のみの営業です。チケットを持っていない人も脇の入口から入ることができます。

※グッズについては2015年12月現在のものになります。ラインナップは都度変化します。

チケットの入手方法

宝塚歌劇のチケットを入手する方法は、大きく分けて3通りあります。

1.宝塚友の会に入会する

公式ファンクラブの「宝塚友の会」に入会すると、チケット会員先行販売に参加できます。入会金は1,000円、年会費は2,500円。Web会員は1,000円のキャッシュバックがあり、実質の年会費は1,500円です。会員特典として、会員限定イベントへの参加や一部商品の割引などの特典もあります。

2.プレイガイドやインターネットで購入する

前売り発売日に、1つの公演の全日程のチケットが販売されます。プレイガイドではチケットぴあ、ローソンチケット、CNプレイガイド、イープラスが販売窓口となっています。それぞれインターネット、電話、専用端末などから購入可能です。
また、宝塚歌劇オンラインチケットからの購入も可能です。PCで購入する場合は好きな席を指定することもできます。

3.当日券に並ぶ

上でも紹介した2階席の一番後ろの座席42席、立見席49席を「当日券」として販売します。13時30分公演の時は当日の朝10時から販売されます。朝8時ぐらいから並んでいる人もいるので、ギリギリに行っても買えないこともあります。
当日券は状況によっては販売されないこともあるので、宝塚の公式ホームページで販売状況をチェックしてから行きましょう。

©宝塚歌劇団 ※写真の公演は過去のものとなります。

劇場の雰囲気も素晴らしく、非日常の時間に連れて行ってくれる宝塚歌劇。一度行ったらハマってしまうこと間違いなし!?です。まずは一度足を運んでみませんか。

取材・文 藤井みさ

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