面白さ満載の参加型企画展! 家族で行きたいニフレルの「あなたも愉快な生きものだ!展」がスゴイっ!

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水族館や動物園は、子どもの感性を磨くにはもってこいの場所ですよね。さまざまな生きものたちを間近にながめ、生命を感じ自分との違いや似ている部分に気づいたり発見がいっぱい。この冬家族で一緒にお出かけ先を探しているなら、大阪・万博公園からすぐの「NIFREL(ニフレル)」で開催中の「あなたも愉快な生きものだ!展」がイチオシ! ただ眺めるだけじゃない参加型だからこそのお楽しみがいっぱいですよ。

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「あなたも愉快な生きものだ!展」とは?

「あなたも愉快な生きものだ!展」は、生きているミュージアム「NIFREL」とユニット・tupera tupera(ツペラ ツペラ)、デザインチーム・minna(ミンナ)がタッグを組み2026年1月12日まで開催中の企画展。NIFRELで暮らす“生きものたちと自分との共通点を見つける”をテーマに開催しています。最大の特徴は参加型であること。特製カード片手に館内を巡ったり、お面で変身&撮影したりと自分も愉快な生きものになって楽しむことができるんです。賑やかな大型パネルをはじめとした空間プロデュースや会場の音楽まで全てにワクワクがギュッ。とっておきの思い出が家族で作れるはず。

会場の、生きているミュージアム「NIFREL」とは?

“感性にふれる”をコンセプトに、世界最大級の水族館「海遊館」がプロデュース・運営を行う「NIFREL」。展示のテーマを“多様性”とし、生きものの個性に焦点をあてているのが特徴です。「いろ(色彩の多様性)」「わざ(行動の多様性)」「かくれる(擬態の多様性)」をはじめ、生きものが持つ個性を直感的に気付けるわかりやすい展示が魅力。また生きものとの距離も非常に近く、上から下から真横からとすぐ側で暮らしを垣間見ることができます。空間づくりも、まるでアートのよう! 「インスタレーション」という技法を使っているのでエリア全体でテーマを感じることができます。

絵本作家ユニット・tupera tuperaとデザインチーム・minnaとは?


同展のアート全般を手掛けるtupera tuperaは、亀山達矢さんと中川敦子さんによるユニット。イラストや絵本をはじめ多岐にわたる活動を2002年より行なっています。52種の「かお」をベースに目や鼻、口の付属シールで自由な発想で楽しめるシールブック「かおノート」が人気です。

空間全体のプロデュースを担当するminnaは角田真祐子さんと長谷川哲士さんによるデザインチーム。「ハッピーなデザインで、みんなをつなぐこと」、そして「デザインをみんなの力にすること」を目指し活動しています。

展覧会の見どころ&おすすめの楽しみ方

「あなたも愉快な生きものだ!展」は、とにかく参加することが大事! 「やってみようかな」の気持ちを後押しするこだわりの空間演出で、個性豊かな生きものたちが待っています!

会期中はエントランスからすでにワクワク賑やかな空間に大変身。展覧会名が大きく描かれたアーチパネルはフォトスポットとしても優秀。ぜひ入場前に撮影を楽しんで!会場音楽もポップでアトラクションへ向かうような楽しさですよ。

巨大パネルや「あなたはどんな生きものだ?カード」で自分との共通点を探そう!


メイン会場となる「わざにふれる」には、tupera tuperaの新作巨大作品「似てる?似てる!」10点を含む約40点もの平面・立体作品を展示。いずれもtupera tuperaらしい独自視点で生きものと人との共通点を表現しています。仲良し親子がカバだったり、スレンダーなお姉さんがアナホリフクロウと肩を並べていたり、「なんだか似てる!」がいっぱい! 

ここでぜひトライしてほしいのが「あなたはどんな生きものだ?カード」。全30枚のカードから、自分の性格や特徴と同じカードを4枚選んで、台紙にセットします。実はこのカードには、水槽の中のパネルと同様の絵柄とキーワードが描かれており、「NIFREL」で暮らす生きものたちと自分との共通点が自然とわかる便利なシステムなんです。親子で「これ似てる!」とそれぞれ探すのも楽しいですね。

台紙にセットしたら、自分と同じ性格や特徴を持つ生きものたちに会いに行きましょう。例えば「器用」のカード裏には、「テッポウウオ」「コツメカワウソ」などの名前と、どう”器用”なのかの見どころを記載。友だち探し気分で生きものたちに会いに行くのって唯一無二の体験かも!?

カード&台紙片手に、それぞれのエリアを巡って「一緒だね」を発見しよう!


 鑑賞するだけでも十分楽しいですが、カード片手に訪れると発見がいっぱい! 例えば「いろにふれる」。ゆる〜りと静かに色が変化するエリアには13台の透明度の高い水槽と美しい色彩のいきものたちが暮らします。よ〜く見るとそれぞれにポップアップパネルが。たとえば、ナンヨウハギの水槽上部には「海藻がだいすき!」「あなたはどんな食べ物が好き?」などと書かれ、見た後に「自分ゴト」として考えられるので親子で会話も弾みます。水槽内には「護身術を持つ」「野菜好き」などわかりやすいフレーズと、キュートなイラストのパネルも。先ほどのカードと同じデザインでわかりやすいんです。

今度は見られる側になってみない? 愉快な生きものにお面で大変身だ!

 カード片手に生きものたちとの出会い&発見を楽しんだあとは、今度は自分が内側、つまり“見られる”側の生きもの体験をしてみましょう。水槽の中から生きものたちは「どう見えてるの?」と視点を変えて楽しめちゃいます。まずは、「わたしは愉快な生きものだ!」ワークショップ(1人:1,000円、ペア:1,800円)で、自分好みの愉快なお面づくりに挑戦を。 

まずはホワイトタイガーやエボシカメレオンなど全8種からお面のベースをチョイス。目は12種類の中から1つセットで、鼻と口は12種類から1つを。ラストは愉快な変身パーツを24種のなかから3つ選んで組み合わせると……個性豊かな柄で生まれた愉快な生きものの完成です! ちなみにお面づくりはサイズも大きく付けたときのインパクト絶大なので、大人も子どもと一緒にぜひ参加を。被った時の変化にきっと全員で笑顔になれますよ。

完成したら、お隣の撮影ブースこと「愉快な生きものにふれる」撮影スポットへGO! 3つのブースはそれぞれ「NIFREL」の3つのエリア「いろにふれる」「みずべにふれる」「うごきにふれる」をイメージしているんだそう。アクリル板が水槽のガラスのような効果を生み、中にはいると少し外側がぼやけてみえるのも面白いんです。撮影に加えて「なんだか落ち着く」「安心するね」なんて水槽の内側だからこそ見える発見もたくさんです。

スペシャルな空間を生み出す“NIFRELならでは”の演出も楽しもう

企画展と一緒に楽しみたいのが“NIFRELならでは”な部分。通常の水族館のような蓋が水槽にないことで、上からじっくり眺めたり、壁の埋め込みの水槽でないからこそ、さまざまな角度から生きものたちを観察できるんです。魚類はもちろん爬虫類などはぐるりと360度囲むような展示スペースで好きな角度からじっくり見入ることも。「うごきにふれる」なら、柵がないので頭上でワオキツネザルが動いていたり、オウギバトがすぐお隣を横切ったりも。生きものたちとの距離がと〜っても近いので、親子で訪れれば、相手を思いやるやさしい心がきっと育つはずです。

カフェでは限定メニューも登場! ワニを見ながら、ワニカレーをもぐもぐ〜

会期中は館内のピクニックカフェ「EAT EAT EAT」で限定メニューを提供中。開放的でグリーン溢れる明るい店内はお外にいるような雰囲気です。

「愉快なワニカレー」(単品1,280円)は、ワニ型のほうれん草ご飯に、ほうれん草チキンカレーがたっぷり。川辺に佇むワニのよう!企画展内の「にてる?にてる!」がカレーに大変身しているんです。添えられたハリサソースでピリ辛に味変も可能。ぜひ近くの全長3mのイリエワニを見ながら、もぐもぐしちゃいましょう。デザートには、もっちもち生地に旬の食材がたっぷり、限定フィルムパッケージ入りの「愉快なトラ焼き」(880円)をどうぞ。

さらに、ミュージアムショップ「NIFREL×NIFREL」では、企画展オリジナルアイテムも多数発売中! ステッカーやクリアファイルにTシャツなどお土産にぴったりなアイテムが揃いますよ!

見る側見られる側両方の視点移動が面白い!共通点でもっと生きものが好きになる!

受け身ではなく、自分から参加することで、楽しさが倍増するNIFRELの同企画展。創造力を刺激する空間には、生きものたちと自分の共通点を見つけたり、より親しみを感じたりできる魔法がいっぱいです。視点を変えて生きものを鑑賞し関わることで、きっと大好きな存在がまたひとつ増えるはず。

なお、当日中は再入場ができるので、EXPOCITYや万博記念公園でちょっと遊んでまた戻ってくるなんて、贅沢な過ごし方だってOK。今年の冬はNIFRELを訪れて家族みんなでニッコニコ、子どもの創造性や探究心も刺激されること間違いなしです。

【アクセス・基本情報】

名称:あなたも愉快な生きものだ!展
会場:NIFREL(ニフレル)
住所:大阪府吹田市千里万博公園 2-1 EXPOCITY 内 ニフレル
アクセス:大阪モノレール「万博記念公園」駅から徒歩約2分
開催期間:2024年3月6日〜2026年1月12日
開館時間:
<平日>10:00~18:00 
<土・日・祝>9:30~19:00 ※最終入館は閉館の1時間前 ※季節により異なる
休館日:年中無休
料金:
<大人(16歳以上)・高校生>2,200円
<小・中学生>1,100円
<幼児(3歳以上)>650円
公式サイト:https://www.nifrel.jp/

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<文=相川真由美>
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。

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