これを食べるべし!鉄板グルメ10選
1.松阪牛
松阪牛は「日本三大和牛」のひとつにも数えられ、誰もが知るブランド牛。読み方は「まつざかぎゅう」ではなく「まつざかうし」が正式です。芸術品のような霜降りが特徴で、熱すると脂がとろけてうまみが広がります。ステーキ、しゃぶしゃぶ、すき焼き、焼肉などのほか、高級なギフトとしても喜ばれます。三重に行ったら少し贅沢をして、思い切って松阪牛を味わってみてはいかがでしょうか。
■松阪牛が食べられるおすすめのお店
2.伊賀牛
三重といえば松阪牛が目立っていますが、伊賀地方のブランド牛「伊賀牛」も外せません。伊賀は高原地帯になっていて、年間平均気温が14度と涼しい地域。朝晩の寒暖差の大きいこの気候が丑の飼育に適していて、肉質の良い牛肉が育つと言われています。伊賀牛はその8~9割が現地で消費されているので、全国に出回っていないのも特徴。だからこそ三重を訪れた際は伊賀牛を味わってみてください。
■伊賀牛が食べられるおすすめのお店
3.伊勢えび
海老の中でも高級のイメージが強い伊勢海老。太平洋側で広く穫れますが、やはり名前を冠した本場、伊勢の伊勢海老は格別です。三重県では厳しい規制と基準を設け、高い品質を保っています。志摩の伊勢海老の禁漁期にあたる6月第一土曜日には、例年「伊勢えび祭り」が行われています。踊りのパレードやコンテストが行われるほか、伊勢海老で出汁をとった味噌汁「伊勢えび長者汁」も振る舞われます。
■伊勢えびを食べられるおすすめのお店
4.あわび
伊勢志摩の岩礁は、古くより海藻などが豊富に育ち、あわびだけでなくさまざまな海産物の宝庫となっています。素潜りであわびなどを獲る「鳥羽・志摩の海女」は県の無形文化財にも指定されています。コリコリとした食感、噛むほどにあふれるうまみがたまらないあわびは、せっかくなので獲れたてをその場でいただくのがおすすめ。本物の海女さんとふれあえる海女小屋などもおすすめです。
■あわびを食べられるおすすめのお店
5.てこね寿司
かつおやまぐろなどの刺身を醤油などのたれに漬け込み、酢飯にのせたうえに、生姜や薬味、ノリなどの薬味をプラスするてこね寿司。伊勢地方のカツオ漁師が、短い時間でサクッと食べられるまかない飯として作っていたものがその発祥とされています。伊勢神宮近くにはてこね寿司を出すお店があるので、立ち寄ってみては。
■手こね寿司を食べられるおすすめのお店
6.さんま寿司
三重県の志摩半島から和歌山県までの熊野灘沿岸の郷土料理、さんま寿司。熊野灘で秋冬に水揚げされる脂肪の落ちたさんまを開き、塩とゆずやダイダイ、みかんなどを使った柑橘酢でしめた押し寿司です。地域によって少しずつ味が違うさんま寿司、その違いを楽しむのも面白いかもしれません。
■さんま寿司を食べられるおすすめのお店
7.めはり寿司
高菜の漬物でごはんを包んだおにぎり、めはり寿司。その名前には、口を大きく開けて、目をみはるようにしてかぶりついたからとか、目を見張るようなおいしさからだとか、ご飯を高菜で密閉(目張り)したからだとか、さまざまな説があります。三重県と和歌山県にまたがる熊野地方と、奈良県吉野地方に伝わる郷土料理です。昔の人もこれを旅のお供にしていたのでしょうか。
8.四日市とんてき
三重県四日市市のB級グルメ「四日市とんてき」は、分厚い豚肉が特徴です。まるで野球のグローブのような見た目で、ジューシー&ボリューミー。香ばしく柔らかい肉は、女性でもぺろりと食べられてしまう美味しさです。B-1グランプリにも出場し、知名度は全国区になりつつあります。四日市市では50店舗でこのとんてきを食べられます。一度食べたらやみつきになること間違いなしです!
■四日市とんてきの有名店
9.津ぎょうざ
初めて見た人はその大きさに驚くこと間違いなしの津ぎょうざ。津ぎょうざを定義する条件は「1. 直径15センチの皮を使うこと」「2. 油で揚げること」の2点のみ。味付けには規定がないため、各店舗が様々な味を考案して競い合っています。実は市の給食が発祥という、津市民にとってはソウルフード。徐々にB級グルメとしての認知度も高まり、県外の人が食べに来るようにもなっています。
■津ぎょうざの有名店
10.伊勢うどん
伊勢うどんはその名の通り伊勢地方の名物です。麺は太めで柔らかく、甘辛いたれをかけて食べます。さぬきうどんのコシを想像していると、その柔らかさにびっくりするかも。これは、江戸時代に全国からお伊勢参りにやってきた参拝客たちの体力を回復させるため、消化に良い物を出そうということでこのように柔らかくなったともいわれています。伊勢神宮の門前町、おはらい町には何件もの店舗があります。
■伊勢うどんの有名店