東京都内には平成28年12月時点で600軒以上の銭湯が軒を連ねています。昔ながらのレトロな銭湯はもちろんのこと、近年ではリノベーションされた最新型の銭湯までが登場し、その種類も様々です。自宅の近くでちょっと大きいお風呂に入浴したい時や、東京観光の際に汗を流すのにも便利な銭湯。料金は大人480円とお手頃です。東京都内のおすすめ銭湯をご紹介します。
1.五色湯【西武池袋線椎名町駅】|豊島区
東京都豊島区目白にある昔ながらの銭湯「五色湯」。創業は昭和27年と古く、60年以上の歴史をもっています。五色湯のお湯は、地下130mから組み上げられている井戸水を使用しています。井戸水は軟水で従来の水道水よりも肌触りがよく、気持ちよく入浴が楽しめます。また、現在は東京都の条例で井戸自体が掘れなくなっているので、井戸水自体が大変貴重なものとなります。ボディソープやシャンプーの貸出も無料です。
2.天神湯|品川区
東京都品川区北品川にある「天神湯」は、一般的な銭湯と一線を画す贅沢な造りが特徴です。昔ながらのイメージとは異なり、施設はどれもモダンな造りで清潔感あふれる内装です。また天神湯は天然温泉が湧きだしており、半露天風呂では真っ黒な「黒湯」も楽しめます。この黒湯は地下100mから組み上げられている温泉で、古生代の植物が分解されて地下水に溶け込んだミネラル豊富なお湯のため肌にもいいと評判です。
3.竹の湯|港区
東京都港区南麻布にある「竹の湯」は、創業から100年を超える老舗の銭湯です。麻布十番駅から徒歩6分と都心からのアクセスもいいため、麻布や六本木周辺でお風呂やシャワーを探している方におすすめ。また竹の湯の湯は天然温泉です。「黒美湯」と呼ばれる温泉は、その名前の通り恋黒色をしているのが特徴です。これは古代の植物が溶け、地下水に混ざったためとされています。ミネラル豊富な黒美湯は美容効果抜群ですよ。浴槽は熱めの浴槽とぬるめの浴槽が用意されているので、好みに応じて入り分けるのがいいでしょう。