2000年から3年に一度開催されてきた「大地の芸術祭」。昨年のトリエンナーレでは、国内外から多くのゲストが訪れました。会期後も楽しめる作品は屋内外をあわせて約200点。2019年の秋は、過去の人気作品を巡る「大地の芸術祭プレイバックツアー」(ランチ・ガイド付き)も開催されています。夏休みのおでかけに里山をめぐるアートの旅はいかがでしょうか?
2019年秋限定!人気作品を巡るバスツアーが登場
大地の芸術祭ファンに朗報!2019年の秋限定の、バスツアーが発売されます。過去の人気作品を巡る、芸術祭の魅力をたっぷり楽しめる構成。「最後の教室」や「脱皮する家」など、普段は公開されていない作品が見られるのも嬉しいところです。ランチには、農舞台の里山食堂や山菜まつり開催中のうぶすなの家で、地元食材をたっぷり使ったお食事をどうぞ。越後湯沢駅発着なので、東京方面の方も気軽にできるのもポイントです。
◆大地の芸術祭プレイバックツアー Part1 2009-2018(2019秋)
運行日:10月12日(土)、14日(月)、19日(土)、26日(土)、11月2日(土)、4日(月)
芸術祭をはじめて訪れるなら、こちらのツアーがおすすめ!レアンドロ・エルリッヒの最新作から、越後妻有里山現代美術館[キナーレ]、廃校活用プロジェクトの絵本と木の実の美術館が登場した2009年までをプレイバックできます。ランチは「うぶすなの家」にて。地元の元気なお母さんたちがもてなす「うぶすな定食」を、陶芸家が手掛けた器でいただきます。
<作品見学(ガイドによる解説つき)>
・ジミー・リャオ《Kiss & Goodbye・思い出ポスト》
・奴奈川キャンパス
・中国ハウス
・イ・ブル《ドクターズ・ハウス》
・鉢&田島征三 絵本と木の実の美術館
・越後妻有里山現代美術館[キナーレ](レアンドロ・エルリッヒ《Palimpsest》
・磯辺行久記念越後妻有清津峡倉庫美術館《SoKo》
・マ・ヤンソン/MADアーキテクツ《ペリスコープ》《ライトケーブ》
<昼食>
・うぶすなの家:越後妻有の食材を使ったお母さんたちの味「うぶすな定食」
◆大地の芸術祭プレイバックツアー Part2 2000-2009(2019秋)
運行日:10月13日(日)、20日(日)、27日(日)、11月3日(日)
初期に制作された、大地の芸術祭を代表する名作を巡ります。東京での大規模回顧展を開催していたクリスチャン・ボルタンスキーと塩田千春、レアンドロ・エルリッヒの最新作から、越後妻有里山現代美術館[キナーレ]、廃校活用プロジェクトの絵本と木の実の美術館が登場した2009年までをプレイバックできます。この2人の作家による、廃校や古民家をまるごと使った大型インスタレーション作品は必見です。ツアーだけの限定オープン作品もあるので見逃せません。ランチは「うぶすなの家」にて。地元の元気なお母さんたちがもてなす「うぶすな定食」を、陶芸家が手掛けた器でいただきます。
<作品見学(ガイドによる解説つき)>
・C.ボルタンスキー+J.カルマン《最後の教室》
・鞍掛純一+日本大学芸術学部彫刻コース有志《脱皮する家》
・峠の棚田
・ジャン=ミッシェル・アルべローラ《リトル・ユートピアン・ハウス》
・農舞台
・ジェームズ・タレル《光の館》
・越後妻有里山現代美術館[キナーレ] レアンドロ・エルリッヒ《Palimpsest》
・カサグランデ&リンターラ建築事務所《ポチョムキン》
・内海昭子《たくさんの失われた窓のために》
・中里かかしの庭
<昼食>
・うぶすなの家:越後妻有の食材を使ったお母さんたちの味「うぶすな定食」