砂丘で有名な鳥取ですが、砂丘を北に超えるとすぐ日本海が広がります。鳥取では独特の地形を利用したアクティビティが盛んに行われていて、旅行のメインにアクティブ体験を入れる人も珍しくありません。この記事では、鳥取ならではのアクティビティをたっぷりご紹介します!
空から海に向かってテイクオフ!砂丘上飛行はここならでは
日本で唯一、砂丘での空中散歩を楽しめる「砂丘パラグライダー」。30年以上の実績を誇る「ゼロパラグライダースクール」が実施しているため、初心者でも安心して楽しむことができます。
まずは砂丘前のお土産販売店「らくだや」に集合し、パラグライダーを自ら担いで砂丘へ。テイクオフポイント(離陸地点)は、砂丘の「馬の背」と呼ばれる一番高い丘をさらに北へ越えた地点です。夏場は体力の消耗と共に汗をたくさんかくため、最低でも2Lの水を必ず持っていきます。
テイクオフポイントに着いたら、インストラクターの片岡さんによるレクチャーが始まります。離陸後は自分でパラグライダーを操作するため、身の安全を守るのも自分自身。きっちり説明を受け、わからない部分があれば何度でも確認をしましょう。
それでは、パラグライダーをしっかり身に着けてトライです。緊張はするものの、片岡さんたちが離陸直前まで声を掛けながら一緒に助走してくれるので安心。教えていただいたとおりに行えば、まず怪我等の心配はありません。
離陸時は砂丘を一気に駆け下りながら、パラグライダーを開きます。走っているうちに自然と身体が浮き上がり、あっという間に空中へ。目の前には空と海と砂だけが広がり、聞こえてくるのは風の音のみ。浜辺に向かってふわふわと不思議な感覚の浮遊体験が楽しめます。飛行しているのは十数秒ほどですが、他の何にも代えがたい未知の感覚がやみつきになってしまいます。
ここでは半日コースと1日コースが選べます。「夏は日中かなり暑くなるため、午後からの体験がオススメです」と片岡さん。運動が苦手な人でも心配無用で、実際3歳の幼児から体験が可能です。空を飛ぶような不思議な感覚を味わいたいなら、ぜひ鳥取で挑戦してみましょう。