広島の繁華街は、広島駅から少し離れた場所にあります。八丁堀を中心とし、紙屋町から銀山町あたりまでが大きな繁華街となっており、広島の美味しいグルメからショッピングまでを一度に楽しめます。ここでは、広島に行ったら絶対に訪れたい主要な3つのエリアをご紹介します。
中四国地方最大の繁華街「八丁堀」
現在は相生通りになっていますが、広島城東の外濠の長さが約8丁であったことに由来し地名が付いた「八丁堀」。相生通りと中央通りが交差する「八丁堀交差点」の北西部に位置しています。周辺には広島三越のほか、福屋八丁堀本店や天満屋八丁堀ビルなど、百貨店や多彩なテナントが軒を連ねているエリアです。八丁堀交差点から南方向に伸びる中央通りには、広島パルコ等のファッションビルが並ぶ商店街が形成され、幅広い年齢層で賑わいを見せています。
観光もショッピングも楽しめる「紙屋町」
紙屋町は、相生通りと鯉城通りの交わる紙屋町交差点の南に位置しています。その名の通り、天正19年に伊予国から来往した伊予屋九郎左衛門が、紙商を始めたことが地名の由来です。
サンモールや紙屋町シャレオといった多数の商業施設が集中しているほか、広島における「電気街」といった側面も持ち合わせています。平和記念公園や広島城も近く、歴史的観光も可能です。また、広島の街移動は路面電車がおすすめ。時刻表を見ずとも街中を頻繁に運行していますし、運賃も安価です。
夜に栄える歓楽街「流川」
広島は人口比での飲み屋の軒数が日本一とも言われています。広島の夜を代表するのが、八丁堀地区の東南に位置する「流川」です。居酒屋やバー、クラブといった飲食店が並び、中四国地方最大の歓楽街としてその名が知られています。
また、初夏のとうかさん、初冬のえべっさんなど、広島を代表する祭りの舞台でもあります。先ほどご紹介した八丁堀や紙屋町からも徒歩圏内ですので、広島の夜を味わいたいなら「流川」に繰り出してみてはいかがでしょうか。
- 1