足立美術館 入場料・所要時間など日本一の庭園の楽しみ方ガイド

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突然ですが、「日本一の日本庭園」はどこにあるでしょうか?答えは、東京・京都・奈良…ではなく、島根県。同県の「足立美術館」は、アメリカの雑誌で毎年発表される「日本庭園ランキング」でなんと13年連続日本一に輝いているんです!2015年にはミシュランガイドで三ツ星も獲得。山奥にひっそりとたたずむ美術館に、いったいどんな魅力が潜んでいるのか。ぜひともこの目で確かめるべく、週末を使い東京から半日かけて、実際に行ってきました!入場料やアクセス情報、所要時間まで訪れる前に知りたい情報をご紹介します。

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横山大観も!魅力あふれる足立美術館とは

島根県安来市古川町出身の実業家である足立全康(あだち ぜんこう)が趣味で収集した美術品をもとに、「ふるさとに恩返しがしたい」という想いから昭和45年に創立された美術館です。近代日本画を中心に総数約1500点の美術品が所蔵されるほか、5万坪の日本庭園もあり日本文化を堪能できる美術館として世界からも注目される美術館です。

横山大観コレクションと名園の調和

そうそうたる名作の数々を所蔵する足立美術館ですが、その中でも特に骨子となるのが足立全康がこよなく愛した「横山大観コレクション」。「大観美術館」と称されることもあるほど、横山大観の名品が数多く展示されています。大観の他にも、川端龍子・小林古径・菱田春草・川合玉堂・竹内栖鳳などの近代日本画を代表する作家の作品も多数所蔵されています。絵画だけではなく、河井寛次郎・北大路魯山人などの陶芸作品も必見です!
足立美術館が掲げる基本理念「名園(日本庭園)と横山大観の作品(日本画)の調和」は、創立以来変わらず守り続けられ、創立者の強い思いが現在も受け継がれています。

足立美術館は世界が認める日本庭園

アメリカの日本庭園専門誌、「Sukiya Living/The Journal of Japanese Gardening(ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」では、毎年日本に1,000ヶ所以上ある日本庭園の中からランキングを発表しているのですが、ここ足立美術館は13年連続でナンバーワンに選ばれているんです。

さらに足立美術館は2015年、レストランのガイドブックでお馴染みのミシュランガイドの観光バージョンである「ミシュラン・グリーン・ガイド」にて、三ツ星を獲得しました。ほかに三ツ星となった場所としては、明治神宮、富士山、日光東照宮、金閣寺など、どれも日本屈指の観光地。どうやら海外からの観光客も続々と訪れているようで、期待が膨らむばかりです。

足立美術館の入場料・営業時間

足立美術館へのアクセス!無料シャトルバス・最寄り駅・駐車場

最寄り駅と無料シャトルバス

新幹線なら岡山から特急で約2時間、飛行機なら出雲空港や米子空港を目指します。そこから電車で「JR安来駅」へ行くと、駅から美術館まで「無料シャトルバス」が運行しています。
美術館に到着したら、帰る際に利用するバスの時刻を確認しておきましょう!シャトルバスの時刻が書かれたカードを事前に受け取ると、優先乗車できるので混雑時にも安心です。

足立美術館の入館方法・音声ガイド・所要時間を紹介

駅からバスで約20分で足立美術館の入口に到着です。受付にて、入場券の購入や車いす(6台)・ベビーカー(2台)を借りることもできます!

美術館に到着すると、まず目に飛び込んでくるのは正門の隣にひっそりと広がる庭園。「歓迎の庭」と名付けられたこの庭園は、その名の通り足立美術館を訪れた人たちをもてなすかのよう。さっそく荷物をロッカーに預けたら、いざ美術館内部へ。

音声ガイドとレンタル料金

入口で音声ガイド(日本語・英語・北京語対応)を借りると、それぞれの庭園に合わせて見どころを解説してくれます。レンタル料金は日本語・英語は1回500円、北京語は1回300円です。

足立美術館を見て回るのにかかる時間は、日本庭園と美術品をゆっくりと鑑賞すると約2時間ほど。心落ち着く庭園だけに、ゆったりと回るのがオススメです。

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