東京都に属する太平洋の島々「伊豆諸島」。伊豆諸島は太平洋の沖合に連なるおよそ100の島々からなる総称で、その中でも有人の島は大島、利島、新島、式根島、御蔵島、八丈島、神津島、三宅島、青ヶ島の全部で9島だけ。かつては有人島が7島だけだったことから、「伊豆七島」とも呼ばれます。伊豆諸島の島々は、自然が溢れていて海も美しく、まさにリゾート地。東京都内でリゾートが楽しめてしまうんです!この記事では伊豆諸島の魅力を詳しくご紹介していきます。
東京都の離島群、伊豆諸島とは?
伊豆諸島はいずれも東京都に属する離島群の総称です。その中でも人が暮らしていて、観光に向いている島は、大島、利島・新島・式根島・神津島・三宅島・御蔵島・八丈島・青ヶ島の9島。伊豆七島とも呼ばれることがしばしばありますが、これはかつて人が暮らしていた島々が7島だけだった頃の名残です。その他にも、無人の島が合計で100島程連なっており、東京から最も離れている孀婦岩までは直線距離で約650kmもあります。また、かつては鵜渡根島や八丈小島、鳥島などにも定住者がいましたが、現在はいずれも無人島です。
伊豆諸島の島々へ向かう交通手段は、高速船やフェリー、飛行機などが中心です。特に高速船を使えば東京・竹芝から大島まではおよそ105分程で到着してしまいます!東京から一番近い大島でも、海が透き通っていてとても綺麗、沖縄にもひけを取りません。シュノーケリングなどで海の中に潜ってみると、色とりどりの熱帯魚や魚群に出会えますよ。
海水浴場やダイビングスポットも豊富で、ここが東京都だなんてまったく信じられないくらいの世界が広がっています。飛行機を使えば最短30分ほどでアクセスできてしまう正真正銘の「東京のリゾート地」です。シーズンを見計らえば人もそれほど多くなく、過ごしやすいことでしょう。
大島
伊豆諸島のなかでも一番東京に近い「伊豆大島」は、東京都心から約120kmほど南の場所に位置しています。東京からの所要時間は高速ジェット船で約1時間45分、飛行機だと30分程度と、実は首都圏からとてもアクセスが良い離島なんです。大型客船を使えば往復運賃も1万円以下で収まります。週末にちょこっと離島旅、という過ごし方もおすすめです。
伊豆大島は100島ほどある伊豆諸島のなかで最大の島です。黒潮の影響から、島内は年間を通して比較的温暖な気候。島の中央に佇む三原山を中心に、火山島ならではの地形や景観が広がっています。
大島での楽しみ方はたくさんありますが、中でも人気なのが釣りやサイクリングです。島内の外周は約50km程で、自転車で走るには最適。更に交通量も少ないので、安心してサイクリングが楽しめます。中でも人気のスポットは「サンセットパームライン」など。潮風を感じながら、伊豆諸島ならではの海の絶景を楽しんでみましょう。またこの「サンセットパームライン」は、天体観測スポットとしても人気があります。
年間を通してさまざまな魚が釣れる大島は、釣り人から人気の島です。島内には釣具屋が数多くあり、釣りたい魚やそのシーズンのおすすめスポットなどを教えてくれますよ。釣具のレンタルもあるので、手ぶらで観光に行って釣りを楽しむ、という過ごし方も可能です。