東京にはたくさんの観光スポットがありますが、日々多くの人が訪れる東京では有名な場所は混雑しがち。この記事では、穴場的に楽しめる東京のおすすめスポットをご紹介します。マニアックなスポットから、大人だけでの観光におすすめのスポットまで、気になるスポットばかりです。
都会でのんびり過ごせる自然たっぷりの穴場3選
東京はビルや家ばかりで自然が少ないと思われがちですが、実は緑にあふれた庭園や渓谷なども。人混みに疲れた時、リフレッシュしたい時におすすめのスポットをご紹介します。
1.六義園
六義園は元禄8年(1695年)に、5代将軍徳川綱吉の寵愛を受けた柳沢吉保によって造園されました。「回遊式築山泉水庭園」と呼ばれる様式で、柳沢吉保の文学的造詣の深さをよく表していると言われています。昭和13年に東京市に寄付されてからは、公共の庭園として管理されています。
園内にはマツ、モミジ、ツツジ、ムラサキシキブなどさまざまな植物が美しく手入れされ、四季それぞれに魅力的な姿を見せてくれます。特に3月末に満開の花をつけるシダレザクラの姿は圧巻です。
2.等々力渓谷
等々力渓谷は東京都23区内唯一の渓谷です。最寄りの駅を降りて2分で、別世界に到着。鳥のさえずり、川のせせらぎが聞こえ、まるで森のなかに来たかのような雰囲気を味わえます。全長約1キロと、ぶらりと散策するのにはぴったりの距離です。
くず餅やお茶をいただけるお茶屋さん、滝、お寺など見どころもいっぱい。渓谷そばにはイタリアンのお店があり、パスタランチが人気です。日本のフランス菓子の草分け的な名店、「オーボンヴュータン」も徒歩圏内です。
3.浜離宮恩賜庭園
汐留のビル街の奥、東京湾に面した浜離宮恩賜庭園。海水を導き、潮の満ち引きによって池の様子が変わる「潮入の池」と、狩猟をするための「鴨場」をもつ伝統的な大名庭園です。かつて将軍の鷹狩場であったこの地は、六代将軍家宣の時代に将軍家の別邸とされ、以来幾度かの造園、改修が行われました。
園内にはボタン園があり、春には色とりどりの花が咲き誇ります。また、春はナノハナ、秋はキバナコスモスが咲くお花畑もあり、訪れた人を楽しませてくれます。