【おすすめ6選】一度は訪れたい仙台エリア周辺の個性派ミュージアムまとめ

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3.五感で体験!アートを体全体で感じて吸収「感覚ミュージアム」

写真提供:感覚ミュージアム

視覚・聴覚・嗅覚・触覚を使ってアート体験が楽しめる「感覚ミュージアム」は、2000年に開館。宮城県北西部の大崎市岩出山に位置し、日本初の五感をテーマとした体験型美術館です。五感を活用することで、感性を磨き、想像力をアップさせ、日常で失いがちなゆとりと心の豊かさを取り戻すことを狙いとしています。

館内はダイアローグゾーン(身体感覚空間)とモノローグゾーン(瞑想空間)の2ゾーンで構成。見たり聞いたり、香りを感じたり、触れたりする体験ゾーンで楽しみながらイマジネーションを高められます。なお、建築家・六角鬼丈氏による宇宙船を思わせるような独特なデザインも見どころのひとつです。

有料のワークショップも豊富に用意。キャンドルやカリンバ、立体オブジェの制作のほか、ワークショップのためだけに調合されたアロマを使っての石けんの制作が、事前予約にて体験できます。所要時間も約20分から90分まで。美術館滞在とともに、体験価値をあげることができます。

4.世界的に貴重な蝶の標本も展示。蝶とこけし・絵画の「カメイ美術館」

写真提供:カメイ美術館

1994年に仙台に本社を置く総合商社カメイの創業90年記念に開館した「カメイ美術館」。同社の3代目社長の亀井文蔵氏の世界の希少な蝶の標本コレクション、4代目亀井昭伍氏の収集した東北地方の伝統工芸品・こけしをはじめ絵画などが展示公開されています。

蝶の標本数は、約14,000頭を地域別に「世界の蝶」として常設展示。オウゴンテングアゲハ、アロッティトリバネアゲハ、世界最大のアレキサンダートリバネアゲハをはじめ貴重な蝶たちを間近に観察できます。また、ヘラクレスオオカブトなどの甲虫類の標本約1,300頭展示され、60年もの月日をかけたコレクションに圧倒されるはず。

東北地方固有の文化であるこけし展示は、戦前からの有名こけし工人の手による古作こけしが中心。絵画コレクションは藤田嗣治ら近代絵画を中心とした展示となっています。併設するミュージアムショップには昆虫好きにはたまらないグッズを多数用意。もちろんこけしグッズも販売中です。

5.人間国宝による染色界の至宝作品をじっくり鑑賞「芹沢銈介美術工芸館」

仙台・東北福祉大学内に併設される「芹沢銈介美術工芸館」は、日本を代表する染色作家で人間国宝の芹沢銈介氏の作品を主にコレクションしています。芹沢銈介の長男・芹沢長介教授が型絵染作品と銈介氏収集による世界の民族造形コレクションを同大学に寄贈したことが始まりです。

同氏の作品の収集とともに東北ならではの工芸品を「大学コレクション」として収集し、アイヌ工芸から東北の仕事着、宮城県の堤焼と切込焼が見所です。「芹沢銈介作品」「芹沢銈介コレクション」「大学コレクション」の3テーマを主軸とした展示を行っています。

コロナ禍の現在は無料のWeb展示室「おうちで美術工芸館」を開設。Web展示室では「東北藍めぐり」「アジアの布」「古代アンデス」などテーマを掲げ所蔵品について映像と開設で紹介中。また、おうちワークショップでは「3D布文字をつくろう」「貝のストラップを作ろう」などおうち時間が楽しくなるコンテンツを発信中です。なお、仙台駅東口キャンパス展示室と国見キャンパス展示室の統合が予定されおり、詳細は公式ホームページにて発表されます。
 

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