【おすすめ12選】京都観光・地元の人に聞いた究極の隠れ名所まとめ

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あじき路地

京都・東山の若手作家が暮らす「あじき路地」。店舗兼住居として利用し、日々制作に励んでいます。空き家が続いていた築100年を越える町屋長家を2004年から再生しはじめ、アトリエや工房が持てない若い世代へ貸し出し活動の応援を行っています。名前は大家さんの名前から付けたそう。昔ながらの路地に一歩足を踏み入れれば、とっておきとの出会いがあるかもしれません。2021年7月現在10作家が店舗を展開。帽子や切り絵、ノートにコスメ、アイスに三味線までジャンルレスな競演が繰り広げられています。細い路地の入り口には銭湯「大黒湯」もあり、観光の合間にひとっ風呂浴びてすっきりするのもよし。ちょっぴり地元気分が味わえますよ。
 

築地

四条河原町のカフェ「築地」は、1934年創業の京都人ならば誰もが知る老舗喫茶です。ステンドグラスと色とりどりのタイルが目を引くクラシックな外観が目印で、そっと扉を開ければタイムスリップしたかのような懐かしく魅力的な空間と出会うことができます。店内にはアンティークが飾られ、赤いベロア素材の椅子は初代オーナーのオリジナルデザイン。ドリンクメニューが中心で、ケーキ数種のみの提供となっています。終戦直後から提供され続けている「ウインナー珈琲」は京都イチと評判。物資が手に入らなかった時代から本物の純正生クリームでの提供にこだわり現在まで続いている伝統の一杯です。ふわっとした口当たりの「ムースケーキ」と一緒に注文して、ぜひとっておきのカフェタイムが過ごしてくださいね。
 

ギア専用劇場 (ART COMPLEX 1928)

専用劇場が入るビルは、1928年築のレトロビル(PIXTA)

2021年4月に10年のロングランを達成したノンバーバル(=言葉に頼らない)パフォーマンス作品「ギア」を公演する小劇場「ギア(GEAR)」。1928年築の旧大阪毎日新聞社京都支局ビルを専用劇場として活用し、2021年1月には観客動員数25万人を越え演劇業界でも注目を浴びる存在です。ビルの扉を開ければ光や映像をミックスしたマイムやダンスにマジックなどを駆使した物語が始まります。巨大なファンを取り入れたスチームパンク溢れた舞台美術に、世界や日本での記録保持者によるダンサー、ジャグラーらによる至近距離でのパーフォーマンスは圧巻。レーザーやマッピングも駆使し、俳優たちの演技とも合間って感動の世界が広がります。キッズデーも設定され、子供たちが演劇に親しめる環境を整えている部分もうれしい限りです。
 

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