【1月のまつり】
筆始祭・天満書
書道の神として崇敬される菅原道真公にあやかって書き初めをおこなうお祭りです。道真公遺愛の松風のすずりをはじめとした書道具を神前に供え、道真公を偲ぶとともに書に親しむ人の技芸向上を祈願します。毎年、1月2日~4日に行われ、京都の冬の風物詩の一つとなっています。また、2日の天満書では神前で書初めを行い、書道上達を祈願します。
開催日:1月2日~4日
時間:天満書 2~4日 10:00~16:00、筆始祭 2日 9:00~、狂言奉納 3日 13:00~
場所:北野天満宮
蹴鞠はじめ
正月4日の午後2時からおこなわれる、色とりどりの伝統衣装に身を包んだ毬人たちが蹴鞠をおこなう行事です。平安初期に誕生した蹴鞠は、もともと宮中で儀式化され御所の伝統芸能として親しまれていました。のちに現世への継承を目的に、皇室とゆかりの下鴨神社にて新春に蹴鞠が披露されるようになりました。四方の隅々に青竹を立てた15メートル四方の「毬庭(まりば)」で、独特な掛け声とともにおこなわれる蹴鞠は迫力があります。
開催日:2018年1月4日(木)
時間:13:30~
場所:下鴨神社
十日ゑびす大祭
京都の恵比須神社で毎年1月10日とその前後二日間にわたって、商売繁昌・家運隆昌の祈願がおこなわれる祭りです。祭りの期間中、東映の女優さんによる宝恵や、祇園町や宮川町の舞妓さんによる福笹と福もちの授与、お正月らしい餅つきなどが行われます。また神社は、五日間夜通しで5つの祭りがおこなわれるため9日の9:00から11日の24:00まで夜通しで開門されます。いつも入ることのできない深夜の恵比須神社に訪れてみるのも面白いかもしれません。
開催日:2018年1月8日(月)~ 12日(金)
時間:
招福祭:8日 9:00~23:00
宵ゑびす祭:9日 9:00~24:00
十日ゑびす大祭:10日 0:00~24:00
残り福祭:11日 0:00~24:00
撒福祭:12日 9:00~22:00
場所:ゑびす神社
初天神
北野天満宮で年明け最初におこなわれる縁日。北野天満宮では、毎月25日に縁日がおこなわれ境内には露店が立ち並びます。そのなかでも最もにぎわいをみせるのが、1月初め25日に行われる、天神です。例月より多い約1000軒の露店が立ち、来訪者数も一日にして約15万人に及びます。日没後から境内のライトアップも行われ、国宝の本殿や社殿が美しく昼間とはまた違った幻想的な雰囲気を楽しむことができますよ。
開催日:1月25日
時間:6:00~ ※ライトアップは日没から21:00
場所:北野天満宮