【12月のまつり】
山科義士まつり
忠臣蔵で有名な大石内蔵助をはじめとした四十七の義士を偲びおこなわれる祭。毎年、赤穂義士が討ち入りした12月14日に開催され、京都の年末の風物詩とも呼ばれ親しまれています。義士に扮した地元の人たちが羅沙門堂から大石神社まで練り歩き、道中では、刃傷松の廊下や討ち入りを再現した迫力満点のパフォーマンスも披露されます。境内では、大石音頭が披露され、甘酒の無料配布もあります。
開催日:12月14日(木)
時間:10:00~15:00
場所:毘沙門堂付近~東部文化会館~大石神社付近
終い弘法
東寺の境内で毎月21日に開催される「弘法市」の1年最後、12月におこなわれる市です。普段から、骨董や古着、植木などの露店が並び賑わう弘法市。中でも12月の終い弘法は、1,000件以上の露店が出展する一年で最も大きい市場で、全国から数十万人もの人が訪れます。お正月のお飾りや食べ物を売る露店も多く、境内は年末のカウントダウンムードが漂い、いつにも増した賑わいを見せます。ちなみに、市場が行われる21日は、弘法大使の月命日が由来しています。
開催日:例年12月21日
時間:-
場所:東寺
終天神
北野天満宮で一年最後におこなわれる縁日です。毎月25日に開催される縁日ですが、終天神のときには普段の植木や雑貨に加えてお正月グッズを販売する露店もずらりと立ち並びます。境内は、朝早くから露店と大勢の参拝客で埋め尽くされ、活気にあふれます。
開催日:12月25日
時間:6:00~ ※ライトアップは日没から21:00
場所:北野天満宮
地元の人たちと交流しながらその土地を深く知ることも、旅の醍醐味。京都の人たちと一丸となって参加できるお祭や四季を味わえるイベントをお目当てに、京都を訪れてみてはいかがですか?祭りの歴史や起源を知らべてから訪れると、より一層楽しむことができますよ。いつもと一味ちがった旅になること間違いなしです。