15.立待岬
函館山の南東、津軽海峡に面し海抜約30mの断崖絶壁にある「立待岬」。海に突き出ており、周囲の海岸線を一望することができます。崖を間近で見ることができる遊歩道も整備されており、遊歩道への階段手前には与謝野寛・晶子の歌碑が建てられています。壮大な海の景色を眺めていると、小さな悩み事は吹き飛んでしまうようです。
16.苔の洞門
支笏湖の南岸、樽前山の裾野にある「苔の洞門」。1739年の樽前山大噴火の噴出物してできた溶結凝灰岩が沢水などで浸食されてできた涸沢で、両岸の岩盤が約30種類ものコケで覆われた回廊です。
支笏湖周辺はとても穏やかなエネルギーが満ちており、ここ「苔の洞門」でも同じエネルギーを感じられるでしょう。この苔に覆われた道を歩いていると、神秘的な空間とあいまっていつもより自分自身と向き合える気がします。もし何かに行き詰った時などに訪れれば、また違う道が開けたりしそうですね。
ここで注意しなければならないのが、平成13年の崩落で内部には入れなくなり、平成26年には大雨の被害を受けて現在は閉鎖されている点。通常は6月1日から10月下旬ごろまでが開放期間ですが、駐車場も土砂などの影響により閉鎖されています。再開時期については、市の観光情報などをチェックしましょう。