長野県小諸市のおすすめ観光スポットを6つご紹介します。小諸市は新幹線では軽井沢駅と佐久平駅のちょうど中間ほどに位置しています。戦国時代から城が築かれ、城下町として発展してきた町でもあります。標高が高く夏でもさわやかな風が吹き抜け、快適に過ごせるのが特徴。軽井沢からも少し足を伸ばせば気軽に訪れることのできる小諸で、歴史や自然に触れてみませんか。
小諸城址・懐古園
「小諸城」は日本100名城のひとつで、城跡は「小諸城址・懐古園」として整備されています。小諸駅から歩いて約5分とアクセスが良いため、多くの観光客で賑わうスポットです。また、旧城跡の馬場跡を中心にソメイヨシノが多数植樹されており、4月下旬には花見客で賑わいます。
小諸城・大手門
「小諸城・大手門」は、仙石秀久の命により1672年に建造されました。この大手門は、非常に実践的な城門となっていて、余計な装飾を一切省いたものとなっています。国の重要文化財にも指定されており、東日本を代表する大手門建築のひとつです。
布引観音
布引観音は天台宗の寺院で、釈尊寺とも呼ばれます。奈良時代に全国を行脚していた僧・行基によって創建されたと伝わっています。思ってもいなかったことや他人の誘いなどによって良い方向に導かれることの例えを「牛に引かれて善光寺参り」といいますが、その伝説が発祥したのがこの地だと言われています。信心のない老婆が布をさらしていると、牛がやってきてその布を角にかけて走り去りました。老婆は牛を追いかけて長野の善光寺まで到着し、厚く信仰するようになった、という伝説です。
険しい岩山に築かれた観音堂、その中にある「宮殿」は国の重要文化財に指定されています。春は桜、秋は紅葉の名所としても知られ、時期になるとたくさんの人が訪れます。