竹富島は八重山諸島に属する島で、石垣島から高速船で10分とアクセス良好な離島です。沖縄の伝統的な街並みが保存されている島内は、他のどことも違う美しさを感じさせてくれます。そんな竹富島の魅力をもっと知るために、 アソビュー!編集部が現地に取材に行ってきました!見どころ、グルメ、旅館などを厳選して14選ご紹介します。
※新型コロナウイルス感染症の拡大防止策として、営業日や営業時間などが変更になっている場合があります。お出かけ前に必ず公式サイトや関連サイトでご確認ください。
お話を聞かせていただいたのはこちらの方!
今回案内してくださったのは、竹富島観光協会事務局長の井谷信吾さん。外資系会社での勤務経験が長かった井谷さんは、世界各国や日本各地をめぐる中で竹富島の魅力に惚れ込み、この島の美しさを多くの人に伝えたいという想いで現職に就かれました。現在は竹富島を「どこにも負けないリゾート地にする!」という信念のもと、地域と協力しあい竹富町を盛り上げています。
海の宝石のような島「竹富島」
竹富島は八重山諸島の中心である石垣島と隣接をしている島。高低差がほとんどない島で、周囲は約9kmの小島です。石垣島の南にある石垣港からは高速船でわずか10分ほど。島内には赤瓦屋根の民家が立ち並び、道は舗装されておらず白いサンゴ砂が敷き詰めてあります。
素朴で美しい昔ながらの風景は、国の重要伝統的建造物群保存地区にも選定されています。水牛のひく水牛車に乗ってゆっくりと島をめぐれば、まるで昔の沖縄にタイムスリップしたような気分にもなる観光名所です。
竹富島は島民によって大切に守られている
島民の間では昔ながらの街並みや文化を保存しようという意識が強く、1986(昭和61)年に「竹富島憲章」が制定されました。「売らない」「汚さない」「乱さない」「壊さない」という、島を守るための4原則と、伝統文化と自然・文化的景観を観光資源として「生かす」を加えた基本の5原則をはじめとして、島の伝統文化を大切にする精神や、竹富島に来る人達と接する際の心構えなどが謳われています。
竹富島憲章には、島の景観を守るためのさまざまな規定があります。この憲章を守ることで美しい景観が守られ、たくさんの人が「行きたい」と思える島になっているのです。
島の人達に敬意を払ったり感謝をする心を持ったりすれば、より島のことを感じられるかもしれません。
竹富島への行き方!島までの所要時間は?
竹富島には空港がありません。そのためアクセスするには、石垣島を経由する必要があります。まずは飛行機で新石垣空港に渡り、石垣港離島ターミナルから出ている高速船、フェリーで竹富島を目指しましょう。新石垣空港から離島ターミナルはタクシー、またはバスで30分~45分ほどかかります。
石垣港から竹富東港までは高速船で約10分です。安栄観光、八重山観光フェリー、ドリーム観光の3社が客船を運行していて、1時間に約3本ほどの船が行き来しています。石垣島から竹富島へのフェリーの最終便は17時なので、時間には十分注意しましょう。
竹富東港にはお土産ショップも隣接しているので、買い忘れがあっても安心です。
竹富島観光の楽しみ方をご紹介!
美しい海に囲まれた竹富島の観光をより楽しむためのポイントをご紹介します。島の名物ともいえる水牛車での散策は絶対に外せませんよ!
水牛車で島を巡る
竹富島の港に到着したら体験していただきたいのが水牛車観光。水牛が引っ張る牛舎に乗り、島内をゆっくりと観光する竹富島の名物ツアーです。沖縄の風に吹かれながら、赤瓦の屋根の街並みを約30分かけて巡ります。ガイドさんによる島の歴史や咲いている植物についての説明の他、沖縄民謡の三味線演奏などが聞けて沖縄ならではの雰囲気が味わえる体験です。
水牛車観光は「新田観光」「竹富観光センター」の2つが運行。港までの送迎も付いているので、竹富島に着いたらぜひ試してみてください。
レンタサイクルで島を観光
竹富島は周囲が約9kmの小さな島なので、自転車で島内を観光するのもおすすめの楽しみ方。約1時間あれば、島を1周。潮風を感じながら、竹富島を颯爽と駆け抜ければ爽快感が広がります!
ほとんどの観光スポットは自転車で巡れるため、ツアーではなく自分のペースで観光がしたい方は、レンタサイクルの利用がオススメです。
「新田観光」「友利レンタサイクル」「丸八レンタサイクル」などで自転車の貸し出しを行っています。
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