名勝「普天満宮洞穴」は必見!
普天満宮は、神社にも関わらず本殿横に、洞穴が隣接しています。鍾乳洞でできた全長約280メートルの洞穴内には神秘的な空間が広がり、現在はその中の一部、およそ50メートルが一般公開されています。
洞口は二か所、洞窟内や東洞口付近は遺跡となっており、1991年8月1日に「宜野湾市天然記念物」にも指定されたこの洞穴は、普天満宮発祥の場所ともいわれています。
見学をする際は、まず授与所にて受付をすませてください。代表者の名前と住所を書くと、巫女さんが洞穴へと案内してくれます。ちなみに、拝観料は無料です。
洞穴への入口です。本殿の左横にあります。
入口をぬけると、洞穴内や神社にまつわる展示が並ぶ通路があります。ぜひ、展示物もよく見てみてくださいね。
約二万年前に生存していた、琉球鹿・琉球昔キョン・イノシシなどの化石も発見されたそうです。
廊下をぬけると、非日常感あふれる神秘的な洞穴が現れます。
静寂な世界がひろがり、どこかひんやりした空気が漂う洞穴内はまるでパワースポットのよう。
洞穴内には奥宮もあります。首里の桃原(とうばる)に現れた女神がこの洞穴にこもったという伝承も。
洞穴の中から空をみあげる時に見ることのできるこの景色も素敵です。本殿の赤瓦と亜熱帯植物の深い緑のコントラストは美しく、思わずカメラをかまえてしまいます。
すみからすみまで見てもおよそ10分ほどで見て回ることができます。本殿を参拝した後に、ぜひ立ち寄ってみてほしいスポットです。
洞穴デザインのオリジナリティあふれる絵馬
普天満宮がデザインされたオリジナリティあふれる絵馬です。神社から徒歩3分ほどの場所にある、普天間高校の生徒さんも合格祈願によく書かれるのだとか。普天満宮ならではのデザインがかわいらしい絵馬も必見です。