福沢諭吉が19歳まで過ごしたことでも知られている中津。そんな中津は、福沢諭吉旧居では生家の母屋と勉強部屋として改造された土蔵や、大江医家資料館、村上医家資料館などの医学や蘭学に関する貴重な資料館や、黒田如水が築城した中津城などがあることでも有名です。他にも、全国11万の神社の中で最も古いと言われている宇佐神宮や、登山スポットとして人気の英彦山など、数え切れない名所であふれる中津の観光スポットを一挙にご紹介します。
1.宇佐神宮
古代から多くの人々が訪れている神社「宇佐神宮」は、全国11万の神社の中で最も古いと言われています。また、宇佐神宮は全国に4万ある八幡様の総本宮でもあります。夏には1万株もの古代蓮が美しい花を咲かせ、観光客の目を魅了するフォトジェニックなスポットとしても人気を集めています。
2.英彦山
福岡県と大分県の県境に位置している英彦山は、登山を楽しめる中津の観光スポットです。英彦山には、スロープカーと呼ばれる乗り物があり、これに乗って途中まで山を登ることが可能です。また英彦山にある英彦山花園では、シャクナゲをはじめとする高山植物を鑑賞できますよ。
3.中津城
中津城は天正16年(1588年)に建設された、黒田官兵衛ゆかりの場所として有名な城です。現在の天守閣は昭和時代に再建されたものですが、石垣とお堀は当初のまま残っており、戦国時代の風情を感じることができます。日本三大水城に指定されており、貫禄あふれる城には日々多くの観光客が訪れ、中津観光にははずせないスポットになっています。
4.青の洞門
青の洞門は、中津市にある長さ約342mのトンネルです。江戸時代、旅の途中でこの地を訪れた禅海和尚が、険しい難所で命を落とす人や馬を見て工事に取り掛かったと言われています。周辺一帯は紅葉の名所としても知られ、シーズンに入ると多くのひとで賑わいます。