岩手県一関市周辺のおすすめ観光スポットをご紹介します。一関には、栗駒山から一関市内へと流れる磐井川の浸食によって形成された「厳美渓」や、岩手県の母なる河「北上川」支流の砂鉄川沿いに、高さ50mを超える石灰岩の岸壁が約2kmにわたって続く渓谷「猊鼻渓」など、大自然に囲まれたスポットが盛りだくさん。一関観光の際に、ぜひ参考にしてみてください。
厳美渓
一関の有名な観光スポット「厳美渓」は、一関市内へと流れる磐井川の浸食によって形成された厳美渓です。約2kmにわたるダイナミックな景観は訪れる人々を魅了します。悠久の時の流れが磨いた岩肌とエメラルドグリーンの水流、四季が奏でる美しい景色は、国の名勝天然記念物に指定されています。また、岩場のカゴにお金を入れると、対岸からロープ伝いにカゴが飛んでくる厳美渓名物「空飛ぶだんご」もぜひ体験してみてください。
栗駒山
岩手、秋田、宮城の3県にまたがる標高1627.4メートルの「栗駒山」。春から初夏にかけてはブナの新緑、夏は高山植物、秋は紅葉と、四季折々の自然を楽しむことができます。登山ルートがたくさん用意されているので、登山初心者でも気軽に観光を楽しめるスポットです。大自然の鮮やかな色彩と、マイナスイオンたっぷりの空気を味わいに、ぜひ訪れてみてください。
猊鼻渓
日本百景のひとつに数えられる渓谷「猊鼻渓」。この猊鼻渓は、砂鉄川が石灰岩を侵食してできた約2kmに及ぶ渓谷です。川岸には高さ100mを超す断崖絶壁がそびえ、国の名勝にも指定されている幻想的な深山幽谷を望むことができます。また、雪が舞う冬の期間に運行する「こたつ舟」も見どころのひとつです。熱々の木流し鍋を味わいながらの遊覧は、風情が溢れていて旅の特別な体験となるでしょう。