レストラン・カフェで一休み
武蔵野茶房
デ・ラランデ邸内にあるカフェレストランです。園内散策の休憩にもおすすめです。
特製おいものパフェ。温かいお芋の上に冷たいアイスクリームがのったパフェです。
武蔵野茶房自慢のカレー。園内散策でお腹が空いたらぜひ食べたいメニューです。
オープンテラスがあります。天気のいい日は外に出てランチやティータイムを楽しめます。
園内には建物以外にもレトロな展示物がもりだくさん!
江戸東京たてもの園の園内には、建物以外にも見どころが盛りだくさん。江戸時代から明治、大正時代などに使われていた珍しいアイテムの数々が野外展示されています。どんな物が展示されているのでしょうか。さっそく見ていきましょう。
午砲
江戸時代には「時の鐘」と呼ばれる鐘が正午の時報を知らせていました。しかし、明治時期に入ると「時の鐘」に替り「午砲」が登場。「午砲」は「時の鐘」と違い、空砲で正午をしらせていました。使用されていた年代は明治4年頃から昭和4年までです。現役時代には東京都千代田区の皇居内旧本丸跡に設置されていました。
石枡
江戸時代の上水施設です。石枡を使用することで、砂や泥が撤去でき、断水や水量調整をすることができました。隣接して江戸時代上水施設の石樋も設置されています。
瀬戸岡1号墳
瀬戸岡1号墳は、河原石で造られた地下式横穴の石室が特徴的な古墳です。また、墳丘が殆ど見られないのも特徴とされています。創建年代はおよそ7世紀後半の飛鳥時代。発見されたのは、東京都あきる野市瀬戸岡です。
奉供養庚申塔
元禄13年頃に造られた石塔「奉供養庚申塔」は、道教に起因する庚申信仰によって創建されたといわれています。この「奉供養庚申塔」は、庚申講を3年18回続けた記念に建立される例が多かったとか。
寛永寺灯籠
将軍徳川家の菩提寺「寛永寺」に建てられた灯籠「寛永寺灯籠」。この灯籠は八代将軍徳川吉宗の没後に献上された物とされています。寛延4年ごろの物とされていて、江戸東京たてもの園に移転する前は東京都台東区にありました。
皇居正門石橋飾電燈
明治20年ごろに造られたと言われている「皇居正門石橋飾電燈」は、東京都千代田区に存在した石橋の欄干の両側に設置されていたものです。飾電灯は当時のままの姿を保っていますが、飾電灯の台座にあたる男柱石は、展示にあたって復元されたものとなっています。
上野消防署(旧下谷消防署)望楼上部
大正時代に火の見櫓として活躍した「上野消防署(旧下谷消防署)望楼上部」。形は、三脚四層式外廊型になっており、かつては約23.6mもの高さがありました。この望楼は大正14年頃から昭和45年まで現役で活躍していたものです。江戸東京たてもの園へ来る前は、東京都台東区東上野5丁目にありました。
都電7500形
「都電7500形」は、渋谷から新橋、浜町中ノ橋、現在の神田にあたる須田町までの区間で運行していた電車です。かつては東京の交通の要であった都電も、交通量の急激な増加とともに姿を消していき、現在の都電荒川線だけを残す形で昭和42年から順次廃止されていきました。古き良き昭和の風景を垣間見ることのできる姿から、江戸東京たてもの園を訪れる人々に親しまれています。
中に入り、休憩所としても利用することができます。
所要時間は最短2時間、最高で4時間程度
ご紹介してきた通り、江戸東京たてもの園はかなりの敷地の広さです。そこに、これだけの数の建物が所狭しと展示されているのですから、全てを見学して回るのもそれなりに時間がかかります。通常の見学ペースだと、おおよそ全て見て回るのにかかる時間は3時間程度です。また、少し急ぎ目で見学してまわれば2時間程で全てを見学できます。建物をひとつひとつじっくりと見学しながら回るのであれば、4時間ほど見ておくといいでしょう。園内は休憩所などもありますので、休憩をとりつつ回るのも楽しみ方のひとつです。
ボランティアによるガイドツアーに参加してみよう!
また、効率よく園内を見学しつつ、たてものについて詳しく知りたい!という方には、ボランティアによるガイドツアーがおすすめです。ボランティアによるガイドは参加無料となっています。
「グループガイド」では、園内全体のたてものについて解説してもらえます。所要時間は1時間から1時間30分程度。参加希望の場合は事前申し込みが必要です。来園の15日前までに予約をすませましょう。
また、気軽にガイドツアーに参加したい方は「定時ガイド」に参加してみてはいかがでしょうか?こちらは、毎日13時30分から開催されていて、予約も不要です。園内のたてものをガイドの方が丁寧に解説してくれます。
園内の見どころやイベントについて詳しく知りたい方は、「センターガイド」への参加がおすすめ。開催場所はエントランス広場で、活動時間中は随時開催されています。
ガイドツアーを楽しむにあたって注意すべき点は2つです。まず一つ目は、予約をしても荒天などでやむを得ず中止となる場合があります。また2つ目は、桜の開花時期や繁忙期などは園内の混乱を避けるためにガイド活動が休止となる場合があるという点です。ガイドツアーを希望する方は、事前に開催状況を確認しておくことをオススメします。
江戸東京たてもの園では、シーズンごとにさまざまなイベントが開催されています。
1月「正月の昔あそび」
着物を着ての散策を楽しんだり、ミニ凧作りやベーゴマ回しで日本の古き良き正月を楽しむことができます。
3月「たてもの園フェスティバル」
桜の開花の時期前に園内をめぐって、見る・聞く・食べるの面白さが体感できるようなイベントになっています。
7月「七夕のつどい」
七夕にちなんだ折り紙教室や季節に合わせた催し物が開催されます。初夏のカラッと気持ちのいい日差しの下で、日本の原風景を感じながら楽しんでみてください。
お土産やプレゼントに!たてもの園のオリジナルグッズ
Tシャツ
グッズ
リーズナブルな入園料金
開園時間や定休日
江戸東京たてもの園の開園時間は、時期によってことなります。4月から9月にかけては、9時30分に開園し17時30分まで営業。また、10月から3月までの期間は9時30分に開園し、16時30分まで営業しています。入園は閉園時間の30分前までとなりますので、訪れる際はご注意を。
また、江戸東京たてもの園の定休日は、毎週月曜となります。月曜日が祝日や振替休日の場合は月曜日は開園し、その翌日に休園します。そのほか、年末年始も休園となりますので、お出かけの際はご注意ください。
江戸東京たてもの園へのアクセス方法
江戸東京たてもの園へのアクセス方法をご紹介します。江戸東京たてもの園へは、JR中央線もしくは西武新宿線でのアクセスが可能です。
JR中央線を利用する場合
JR中央線を利用する場合、最寄り駅は「武蔵小金井駅」、もしくは「東小金井駅」となります。武蔵小金井駅から向かう場合は、駅北口2番のりば・3番乗り場から出ている西武バスに乗車し「小金井公園西口」で下車します。そこから、徒歩5分ほどで到着です。もしくは、本数は限られていますが4番乗り場から関東バスに乗車し、「江戸東京たてもの園前」で下車し、徒歩3分程です。関東バスの乗り場は、「MEGAドン・キホーテ」の前にあるので、MEGAドン・キホーテを目印にするとわかりやすいでしょう。
また、東小金井駅から江戸東京たてもの園へ向かう場合は、東小金井駅北口から出ている「CoCoバス」を利用します。北東部循環に乗車し、「たてもの園入口」で下車しましょう。そこから、徒歩約10分程で到着します。
西武新宿線を利用する場合
西武新宿線を利用する場合、最寄り駅は「花小金井駅」となります。バスのりばは駅から少し離れているので要注意です。まず、花小金井駅南口を出て、バスターミナルを挟んだ向かい側にある「多摩湖自転車道」を向かって右にまがります。そこから5分ほど歩くと今度は小金井街道にぶつかりますので、右手に見えるバス停を目指しましょう。そうすると、「南花小金井のりば」というバス停に到着しますので、「武蔵小金井行き」のバスに乗車します。その後、「小金井公園西口」というバス亭で下車し、徒歩約5分で到着です。
車を利用する場合(駐車場情報)
車で江戸東京たてもの園を目指す場合、五日市街道沿いの「小金井公園前」信号から公園へと入ります。駐車場は小金井公園の第一駐車場が利用できます。駐車場を利用する場合、なるべく奥の方へ駐車するとたてもの園に近く便利です。また、遠方から江戸東京たてもの園を目指す場合は、常磐自動車道、東北自動車道、関越自動車道、東京外環自動車道の大泉ICで降ります。中央自動車道から向かう場合は調布ICが最寄りです。駐車料金は下記となりますので、ご参考にしてください。
週末や連休に車で訪れるかたは、周辺道路がかなり混雑します。週末のお出かけが渋滞や駐車場探しでへとへとに…なんてことになると、せっかくのお出かけが台無しです。週末や連休などに訪れる場合は、なるべく公共交通機関を利用することをおすすめします。