未体験がいっぱい!高さ250mのトップデッキへ
約1年半にわたって行われたリニューアル工事により、高さ250mに位置する特別展望台も大きく変貌を遂げました。名前も「トップデッキ」に変わり、エレベーターやウェイティングスペースが一新されています。
現在このトップデッキに登るには、「トップデッキツアー」に参加する必要があります。料金は2,800円(高校生以上・WEB事前予約価格)ですが、特別な体験が待っているのでぜひ参加したいところ!ここでは、その見どころを一挙に紹介します。
まず参加者は1階の「トップデッキレーン」で、予約時に発行されたQRコードを提示します。事前予約・時間指定制なので、エレベーターの待ち時間や行列が発生しないようになっています。その後、エレベーターで150mのメインデッキへ。
メインデッキの一角に「トップデッキゲート」があるので、予約番号が表示されたら中に入りましょう。
ツアーには10人程度が参加します。ツアーごとに添乗員が同行し、東京タワーの歴史をユーモアを交えて教えてくれます。一部写真撮影がNGの「タワーギャラリー」や「シークレットライブラリー」には貴重な映像・演出が用意されており、特別感を味わえますよ。
ツアー中の解説は基本的にすべて日本語。小学生以上の参加者には13言語に対応した音声ガイドが貸し出されるので、日本語がわからない方と一緒でも安心して参加できます。
トップデッキ専用エレベーターの搭乗口「プラットフォーム」では、ウェルカムドリンクのサービスがあります。ドリンクを楽しんだあとは、グループごとにフォトサービスの時間。プロの撮影スタッフが写真を撮ってくれます。
出来上がった写真がこちら。タブロイド新聞紙風に印刷されたおしゃれな写真は無料で貰えます。「もっと豪華な写真が欲しい!」という方は、台紙付きのフォトカードを購入可能。
写真のみは1,500円、写真データが欲しい場合は2,000円。写真を加工したキーホルダーも別途購入できます。フォトサービスを終えたら、いよいよトップデッキへ!
東京タワーの最高到達地点にある展望台からは、メインデッキでは味わえない唯一無二のスカイビューを楽しめます。快晴時には東京中を一望できる贅沢な風景を見られます。もちろん夜景の美しさも随一ですよ!
こちらは東方向の窓から見られる景色で、遠くにはスカイツリーが確認できます。北方向からは新宿の高層ビル群が見渡せます。
貸し出された音声ガイドは、実はどの方向に何が見えるかを案内してくれるナビにもなります。周囲に見える風景がガイドに映し出され、音声と文字で細かく説明してくれるのがありがたいところ!よりいっそう東京を身近に感じられます。
壁や天井がミラーのようになっているアートも印象的。トップデッキの内装デザインは、「ゲストと一緒に作る展望台」「東京の未来を映し出す鏡」がコンセプトで、近未来的な雰囲気を醸し出しています。
SNS映えする空間なので、角度やポーズをいろいろと工夫して、ベストな1枚を狙ってみましょう。入場は予約制ですが、トップデッキの滞在時間に制限はありません。心ゆくまで最高の眺望を楽しんでくださいね。
東京タワー名物!オープンエア外階段ウォークを登ろう
エレベーターで展望台まで行くことが多い東京タワーですが、実は階段でメインデッキまで登れることを知っていましたか?東京タワーには高さ150m・約600段の外階段があり、通常は土日祝日限定で解放されています。
現在は運動不足の解消を目指した特別イベント「オープンエア外階段ウォーク」として毎⽇開放中!誰でも気軽に挑戦できます。
600段と聞くとつい尻込みしがちですが、幼稚園児くらい子どもでも15分ほどで登れてしまうのだとか。大人のほうが息切れするかもしれませんね。
東京タワーに入場後、建物の内階段を登って外階段の入口(RF)を目指します。入口に常駐するスタッフに受付してもらったら、いよいよスタート!東京タワーのオレンジ色の鉄骨が、とても身近に感じられます。
風を受けながら見渡す東京の街並みはなんとも格別!展望台では味わえない迫力とスリルが見どころです。ちなみに夜はライトアップされ、とても幻想的な雰囲気になるそうですよ。
階段の途中にはクイズがあるので、親子で謎を解きながら登るのも楽しいですね。ゴールしたあとはメインデッキにそのまま入れるので、展望台からの景色を眺められます。帰りはエレベーターなので、久々の運動で疲れても大丈夫。
参加者には「昇り階段認定証」が貰えます。裏面には東京タワーの夜景・風景を写した写真がデザインされており、全10種類のパターンからどれを貰えるかは当日のお楽しみ。
コロナ禍で運動不足気味だった方や、「子どもに特別な体験をさせてあげたい!」という方は、ぜひチャレンジしてみましょう。
TOKYO TOWER OFFICIAL SHOP GALAXYでお土産を買おう!
東京タワーの地下1階から5階までは、ショップやレストランが集まる「フットタウン」になっています。タワーに登る前後の時間で、ショッピングや食事を楽しめるのです。ここでは、3階にある「TOKYO TOWER OFFICIAL SHOP GALAXY」で、人気のお土産を紹介します。
ショップには、東京タワーでしか手に入らない限定のお土産が数多く販売されています。人気作品とコラボしたスイーツや、東京タワーの公式キャラクターである「ノッポン兄弟」がデザインされたお菓子などがとくに人気です。
ぼてっとしたフォルムがかわいい「東京タワーのぬいぐるみ」は、お部屋のインテリアとして独特な存在感を放ってくれるかもしれません。サイズは大と小の2種類。ここからは、ショップの店員さんに聞いた売れ筋のお土産をいくつか紹介します。
・東京タワーのロゴ入りが買えるのはココだけ!「新東京ポテト」
食べやすい一口サイズのスイートポテト(490円)。東京土産の定番としてさまざまな場所で販売されていますが、東京タワーの箔押し入りデザインパッケージが手に入るのはこのショップだけ!
高級感があり、お土産として喜ばれるはず。5個入りとちょうどいい数なので、自宅用・お土産用どちらでもOK。個装タイプなので職場で配りやすいのもうれしいポイントです。
・飲んだ後も飾りたい!「TOKYO TOWER ミネラルウォーター」
独特な形状が魅力的な東京タワー型ミネラルウォーター(410円)。コロンとした形がとてもキュートで、キラキラと輝くボトルの見た目が美しいです。水を飲んだ後はインテリアとしてお部屋に飾るのもいいですね。
家族へのお土産としてはもちろん、外階段ウォークのお供にもおすすめ!ボトルを持って写真撮影をしても楽しいですね。
・東京タワーのライトアップを思い起こさせる「瓶入り金平糖」
食べるのがもったいない!部屋にそのまま飾りたくなる瓶入りの金平糖(730円)。東京タワーのライトアップを思い起こさせる、赤と白のカラーがとても美しいですね。
日本の定番ランドマーク&伝統的お菓子の組み合わせなので、海外の方へのお土産としても人気。日本ならではの金平糖を、海外の方に知ってもらういい機会になるかもしれません。
なお、ショップの営業時間は9:00〜22:00まで。午前中の観光はもちろん、ライトアップや夜景を楽しんだ後でもお土産巡りできますよ。
東京タワーのアクセス方法
東京タワーは都内でもアクセスしやすいエリアにあり、電車・バスなどの公共交通機関を利用するのがおすすめです。
電車でアクセスする場合の最寄駅は、都営地下鉄大江戸線「赤羽橋」駅。徒歩約5分程度で到着します。そのほか、都営地下鉄三田線「御成門」駅、東京メトロ日比谷線「神谷町」駅など、いずれの駅からでも徒歩約10分以内で到着します。
バスを利用する場合は、各種都営バス・東急バスを利用しましょう。バス停「東京タワー」から徒歩約1分で到着します。東京駅からアクセスする場合は、東急バスが最も便利です。(東京駅南口から約20分)
「JR竹芝水素シャトルバス」は、無料で利用できる巡回バス。東京駅・竹芝・日の出区間を巡回しているので、周辺観光とセットで楽しむ場合はこちらも便利です。
車でアクセスする場合は、首都高速都心環状線「芝公園IC」から約7分で到着します。敷地内に駐車場はありませんが、東京タワーに隣接する地上駐車場・地下駐車場があるので、こちらを利用しましょう。料金は最初の1時間が600円、以降30分毎に300円追加されます。
(※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。最新情報は必ず公式HPでご確認ください)
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