横浜の歴史を感じる!行っておきたい歴史的建造物
赤レンガ倉庫
かつて海外からの輸入品を入れておく倉庫だった赤レンガ倉庫。1号館、2号館ともに築100年を超える建造物です。現在では中が改装され、レストラン、雑貨店、ギャラリーなどが入居。横浜らしさを感じられるおしゃれなスポットとして多くの人に親しまれています。
内部をよく見てみると、倉庫として使われていた当時の名残があちらこちらにあります。
1号館と2号館の間は広場になっていて、週末を中心にイベントも多数行われています。夏の期間行われる「レッドブリックパラダイス」や、ビールの祭典「オクトーバーフェスト」、5月のフェス「グリーンルーム」などの期間中は特に多くの人でにぎわいます。
横浜三塔(キングの塔、クイーンの塔、ジャックの塔)
横浜の関内地区にある、塔を持つ建物の愛称が「横浜三塔」。昭和初期に外国船員が建物をトランプのカードに見立てて呼んだことが由来と言われています。
「キングの塔」は神奈川県庁。1928年竣工で、五重塔をイメージさせる外観が印象的です。ちなみに県庁は誰でも出入り自由。正面から入って、屋上までのぼることができます。夏の時期には屋上でビアガーデンも開催されます。
「クイーンの塔」は一番海に近い場所に立つ、1934年竣工の横浜税関です。イスラム寺院風のエキゾチックなドームが特徴的です。
「ジャックの塔」は横浜市開港記念会館。東京駅を思わせる建築が印象的です。1917年に完成し、関東大震災時に全焼しましたが、1927年に初期の建築を復元した状態で再建されました。
横浜三塔を一度に見られるスポットは実は3ヶ所しかありません。赤レンガパーク、日本大通り、大さん橋のポイントにはそれぞれ目印がつけられています。この3つのスポットを1日でめぐると願いが叶う…という伝説もあるそうです。