深川江戸資料館 忠実に再現された江戸の町へタイムスリップ!

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東京都にある「深川江戸資料館」は、江戸時代の庶民の暮らしぶりをリアルに再現した資料館です。江戸時代末期の深川の町並みが実物大で再現されており、その時代に庶民がどのような生活をしていたかを分かりやすく学べます。軒を連ねているのは、長屋や船宿、火の見やぐらなどです。ここでは「深川江戸資料館」の魅力やお得に楽しめるクーポン情報をご紹介!皆さんも江戸時代にタイムスリップしてみませんか?

深川江戸資料館の魅力とは?

東京都江東区「清澄白河駅」より徒歩約3分の場所にある「深川江戸資料館」は、かつて江戸時代に存在した「深川佐賀町」に関する資料館です。開館は1986年10月。現在の東京都江東区にあたる「深川佐賀町」を舞台に展開された、緻密に再現されたエンターテイメント性溢れる展示が評判です。

館内では、原寸大ジオラマで江戸時代末期や天保年間頃の深川佐賀町の様子を知ることができます。展示物は、各家の家族構成や職業も細かく設定されていて、それぞれの暮らしに合った生活用品も配置されているのが魅力的です。深川佐賀町で暮らしていた人々のリアルな光景を楽しめるでしょう。生活用品は実際に手に取って観賞できます。

また、定期的に正月飾りなど江戸庶民の年中行事の再現が実施されるほか、伝統芸能を再現するイベントも毎月開催されています。

深川江戸資料館の割引クーポン

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深川江戸資料館の展示

ここからは深川江戸資料館で見学できる展示についてご紹介していきます。

展示エリアで観賞できる町並みは、深川佐賀町の隅田川沿岸です。時代は1830年代末、天保年間末期を想定されています。一気に江戸時代にワープしてみましょう。そこにあるのはリアリティ溢れる庶民の世界です。

大店肥料問屋「多田屋」

佐賀町は隅田川の河口に位置しており、大船の出入りに都合がよく倉庫も並んでいました。大店は肥料問屋でお米や干鰯、〆粕、魚油などを扱っているという設定です。

八百屋「八百新」

亀戸大根や砂村茄子など、江戸近郊の新鮮な野菜が並ぶ「八百新」。シーズンによって展示される種類が変わります。「江戸時代の八百屋はこんな感じだったのか!」と理解できるでしょう。

舂米屋「上総屋」

上総屋は町の米屋です。設定は長屋の大家。注文に応じて玄米を精白し、販売するお店です。

船宿・船宿内部

もともとは船で遊びに行くお客を送り迎えする場所でした。展示室では堅実な「升田屋」と、派手な「相模屋」の両極端な設定です。

舂米屋土蔵

壁面の折れ釘や入り口の鼠返しなど、細かい箇所まで復元されています。江戸時代の土蔵をじっくりと観賞してみましょう。

掘割と猪牙船

深川は小名木川をはじめ、縦横に掘割が張られた町でした。展示室では木場と隅田川をつないでいた油堀を間近に観賞できます。猪牙船は数人乗りで、船頭が1人です。当時は江戸の足として利用されていました。

火の見やぐら

江戸は火事の多い町でした。火事を少しでも早く発見して知らせていたのが火の見やぐらです。展示物の高さは3丈2尺、約10mもあります。火の見やぐらの下は広場です。

水茶屋・床店

よしず張りの水茶屋は、現代の言葉でいうと喫茶店にあたります。江戸時代のファーストフード・天麩羅の床店と二八そばの屋台を観賞してみてください。

長屋1・2・3・4・5

長屋は1から5まであり、質素に暮らしていた庶民の生活を見ることができます。1の棒手振は、アサリやシジミを天秤棒で担いで売り歩く人が住んでいた長屋です。つつましい暮らしぶりを垣間見ることができます。

舂米屋上総屋の通い職人とその奥さん、2歳の子どもが住んでいるのが2つ目の長屋です。小さな子供が住んでいたためか、入り口には風邪除けのお札や疱瘡除けの俵の蓋、裏の物干し竿にはおしめが干されています。細かく再現されている展示に驚いてしまうでしょう。

3つ目は船宿升田屋の船頭の住む長屋です。室内には投網や手甲脚絆などが置かれています。

4つ目は読み書きや手習い、裁縫、三味線を教える師匠の長屋です。キレイに整理整頓されているのが印象的。

最後の長屋は木場で働く職人の夫婦の長屋です。大鋸や鳶口、大工道具が置かれています。箱膳は夫婦2人分、奥さんの化粧道具も見どころです。

そのほか、井戸やお稲荷さんなども

長屋住民の共有スペースには井戸と共同便所、ゴミ溜め、お稲荷さんがあります。

当時の生活様式をそのまま再現した深川江戸資料館。細部まで凝った造りに圧倒されますよ。昔の庶民の知恵ある暮らしを見て、現代を生きる私達の生活を見つめ直してみませんか。

深川江戸資料館 小劇場

和風の造りで情緒豊かな江戸の芝居小屋のような雰囲気を感じる「小劇場」。そんな小劇場では、様々なイベントが開催されています。

落語やトークイベントなどの催事が目白押し

落語会やトークイベント、ピアノ発表会に日本舞踊団など、これら以外にもいろんな用途に使用されている小劇場。過去には演芸バラエティ番組「笑点」の特番が収録されたことも。深川江戸資料館を訪れる際は、お出かけ前にイベントが開催されていないかチェックしてみましょう!思わぬ面白イベントが予定されているかもしれませんよ?

小劇場の座席について

定員は300人で、客席232席、母子室が5席、あとは立ち見です。300人程度の劇場なので、舞台で話している声が後ろの席まで聞こえるのが魅力。前から2番目くらいの席だと、演者の息遣いまで聞こえ、とても迫力があります。

座席一つ一つも窮屈なことはなく、むしろゆったりと観られるつくりになっており、年配の方でも安心ですよ。

小劇場の公演スケジュール

小劇場の公演内容は随時公式サイトで発表されています。お出かけ前に確認しておくと良いでしょう。

公演スケジュールはコチラ!

深川江戸資料館 レクホール

深川江戸資料館には、祝賀会や忘・新年会、講演会、入学式・卒業式などに使用される「レクホール」という施設もあります。マイクなどの音響設備がレンタルでき、天井にはミラーボールも完備。仲間同士や地域でイベントをする際にはうってつけの施設です。

深川江戸資料館のイベント

深川江戸資料館では、様々なイベントが開催されています。「昭和」という時代をテーマにした、「むかしの暮らし~懐かしの昭和~」展や「江戸からくり人形」展など、深川江戸資料館の常設展示と一緒に楽しめるような企画展が目白押しです。

また夏休み企画として8月の土曜の夜は夜間営業も開催されており、普段とは一味違った江戸の夜を楽しめるでしょう。公式HPの「催し物情報・お知らせ」にイベント情報がアップされるので、詳しくはそちらをご覧ください。

イベント情報はコチラから!

深川江戸資料館周辺のランチスポット

深川江戸資料館と一緒に楽しめる周辺のランチスポットをご紹介します。

深川 釜匠 

「深川 釜匠」は、東京都の郷土料理である「深川めし」が楽しめるお店です。深川めしとは、アサリ、ハマグリ、アオヤギなどの貝類と、ネギなどの野菜などを煮込んだ汁物を米飯に掛けたものや、炊き込んだものをいい、アサリ飯と呼ばれることもあります。

「深川 釜匠」の深川めしは、いくら食べても減らないくらい大量のあさりが盛られているのが魅力。深川江戸資料館を訪れた際には、ぜひランチにオススメしたいお店です。

 

スポット詳細

  • 住所:東京都江東区白河2-1-13
  • 営業時間:【月.火.木】11:00~15:00、【水.金.土日祝】11:00~20:00(L.O19:30)
  • 定休日:不定休、売り切れ次第終了
  • 深川江戸資料館からの所要時間:徒歩約1分
  • メニュー:深川めし(1,050円)、深川どんぶり(1,260円)など

 

深川日和 

雰囲気のあるお洒落な店内が特徴的なお店「深川日和」。とても美味しいカフェご飯が楽しめます。メニューは日替わりメニューや深川日和特製ハヤシライス、松坂豚のステーキ丼、サワラ味噌漬け焼き定食などです。ランチビールもやっており、休みの日のランチは魅惑的。素敵な時間をお過ごしください。

 

スポット詳細

  • 住所:東京都江東区三好3-8-3
  • 営業時間:【ランチ】12:00~14:00
  • 定休日:月曜日
  • 深川江戸資料館からの所要時間:徒歩約5分
  • メニュー:松坂豚のステーキ丼(800円)など

 

ブルーボトルコーヒー 清澄白河 ロースタリー&カフェ

晴れた日にはとっても気持ちの良い陽が差し込む、全面ガラス張りのお店「ブルーボトルコーヒー 清澄白河 ロースタリー&カフェ」。清澄白河界隈では有名なカフェです。メディアにも度々登場するお店で、オープン当初は行列ができるほど話題を呼んでいました。

豆の素材や淹れ方などにこだわり、1杯1杯丁寧に淹れるスタイルで、美味しいコーヒーがいただけます。

 

スポット詳細

  • 住所:東京都江東区平野1-4-8
  • 営業時間:8:00~19:00
  • 定休日:なし
  • 深川江戸資料館からの所要時間:徒歩約5分
  • メニュー:【ドリップコーヒー】ブレンド(450円)、【エスプレッソドリンク】カプチーノ(500円)その他サイドメニューも

 

クールダンジュ

よく店内が満席になる、野菜が美味しいお店です。「パリの小さな食堂」と言われており、1つ1つのメニューがお洒落で、どこかヨーロッパを思わせるような雰囲気を醸し出しています。お洒落なランチタイムを過ごしたいなら、「クールダンジュ」へぜひ足を運んでみましょう。

 

スポット詳細

  • 住所:東京都江東区清澄3-3-24
  • 営業時間:11:45~22:00
  • 定休日:日曜日、月曜日
  • 深川江戸資料館からの所要時間:徒歩約3分
  • メニュー:ポルチーニパスタ(1,790円)、ブレッドランチ(1,000円)など

 

やすだ 

下町の隠れ家おでん居酒屋「やすだ」。夜は居酒屋、昼は「牛持つ煮込み」「さばの味噌煮」「金目鯛の煮付け」など、魚を使ったランチが楽しめます。値段も700円とリーズナブルです。和の定食が食べたくなったら「やすだ」をオススメします。

 

スポット詳細

  • 住所:東京都江東区白河3-2-2
  • 営業時間:【ランチ】11:30~13:30(月~金)
  • 定休日:日曜日
  • 深川江戸資料館からの所要時間:徒歩約5分
  • メニュー:ランチ定食:700円

清澄白河 フジマル醸造所 

清澄白河の住宅地の中にある都市型ワイナリー「清澄白河 フジマル醸造所」。イタリアンをベースとした料理とワインが楽しめます。食材の良い部分を引き出した料理の数々は、どれも美味しくワインとの相性もいいものばかりです。深川江戸資料館周辺でイタリアンを味わうなら「清澄白河 フジマル醸造所」へ足を運んでみては。

 

スポット詳細

  • 住所:東京都江東区三好2-5-3 清澄白河フジマル醸造所 2F
  • 営業時間:【ランチは土・日・祝日のみ】11:30~14:00
  • 定休日:月曜日 ※月曜日が祝日の場合は営業、翌日火曜日休み
  • 深川江戸資料館からの所要時間:徒歩約5分
  • メニュー:パーラー江古田のカンパーニュ:300円、赤海老のスパゲッティーニ:1,700円など

深川江戸資料館へのアクセス

深川江戸資料館へのアクセス情報をご紹介していきます。

公共交通機関を利用する

電車を利用する

  • 都営大江戸線・東京メトロ半蔵門線「清澄白河駅」、A3出口より徒歩3分

バスを利用する

  • 都バス門33系統・豊海水産埠頭~亀戸駅「清澄庭園前」下車。そこから徒歩約3分
  • 都バス秋26系統で葛西駅~秋葉原駅「清澄白河駅前」下車。そこから徒歩約4分

車を利用する

  • 横浜方面からは、「首都高速湾岸線」「首都高速9号深川線」を経由し「福住」出口で一般道に降ります。そこから約5分
  • 千葉方面からは、「京葉道路」「首都高速7号小松川線」を経由し、「錦糸町」出口で一般道に降ります。そこから約10分
  • 埼玉方面からは、「首都高速5号池袋線」か「首都高速川口線」を利用し、「首都高速6号向島線」を経由し、「箱崎」「浜町」出口で一般道に降ります。そこから約5分

深川江戸資料館の駐車場

深川江戸資料館の駐車場は、6台分無料で用意されています。ただし高さ制限 2.0mまでで、駐車場の収容台数が少ないため、電車・バスなどを利用するのがオススメです。

もし車で訪れて駐車場に空きがなかった場合、下記の有料駐車場をご利用ください。いずれも徒歩5分以内の駐車場です。

  • タイムズコンフォートホテル東京清澄白河(東京都江東区白河1-1-6)
  • タイムズ白河第7(東京都江東区白河2-7)
  • ユアー・パーキング清澄第2駐車場(東京都江東区清澄3-8-7)

深川江戸資料館の入館料金

深川江戸資料館の入館料金をご紹介します。深川江戸資料館は主に「展示室」「小劇場」「レクホール」「その他の併設施設」に分かれており、「展示室」を利用する場合は観覧券を購入しなければなりません。

教師が引率する江東区の小・中学校の児童生徒については展示室観覧料が免除されるので、事前に連絡しておきましょう。また、団体は大人、小・中学生含めて20人以上、障害者割引は障害者手帳などをお持ちの方、および介護者1名に適応される料金です。

観覧料

通常料金

  • 大人(高校生を含む):400円
  • 小・中学生:50円

団体料金

  • 大人(高校生を含む):300円
  • 小・中学生:30円

障害者割引

  • 大人(高校生を含む):200円
  • 小・中学生:20円

共通入館券

江東区の歴史文化施設、「深川江戸資料館」「中川船番所資料館」「芭蕉記念館」の3館に、それぞれ1回ずつ入館できる券です。最初の利用日から1年間有効となっています。

  • 大人(高校生を含む):500円【250円】
  • 小・中学生:100円【50円】

※【】内は障害者割引です

深川江戸資料館の営業時間

深川江戸資料館の営業時間をご紹介!お出かけ前には要チェックです。

営業時間

展示室 

  • 9:30~17:00(入館は16:30まで)

小劇場・レクホール利用    

  • 9:00~22:00

休館日

  • 第2・4月曜日(祝日と重なった場合は開館)
  • 年末年始
  • 臨時休館(設備点検・展示替え等)

深川江戸資料館の所要時間

深川江戸資料館を見て回るのに必要な所要時間はどれくらいなのでしょうか?

深川江戸資料館を見てまわる場合は1時間を目安にしておくといいでしょう。じっくりと見てまわるなら1時間半。このくらいを所要時間としてみておくと、その後の予定が組みやすいですよ。

東京観光の計画を立てる際には参考にしてみてください。

 

施設詳細
名称:深川江戸資料館
住所:東京都江東区白河1-3-28
アクセス:公共交通機関でお越しの方 大江戸線・半蔵門線「清澄白河駅」から徒歩約3分
開館時間:展示室 9:30~17:00(最終受付16:30)小劇場・レクホール利用 9:00~22:00
定休日:第2・4月曜日(祝日と重なった場合は開館)年末年始
駐車台数:6台※なるべく公共交通機関をご利用してお越しください。
電話番号:03-3630-8625
公式サイト:https://www.kcf.or.jp/fukagawa/

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