お風呂にサウナに岩盤浴!いろいろ遊べる穴場「永山健康ランド竹取の湯」の魅力を探った

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京王永山駅から徒歩たったの1分!恵まれた立地にある「永山健康ランド 竹取の湯」。多彩なお風呂があるだけでなく、追加料金なしで楽しめる7種類の岩盤浴が人気のスポットです。そのほかにもサウナやアウフグース、ボウリング、卓球、歌謡ライブ、レトロなお食事処などの施設が充実していて、まさに1日中遊べる癒しの健康ランドなんです。今回は実際に永山健康ランド 竹取の湯を訪れて、魅力的な施設の数々を体験しました。

永山健康ランド 竹取の湯とは?

「永山健康ランド 竹取の湯(以下、竹取の湯)」は、東京都多摩市にあるスーパー銭湯。お風呂、サウナ、岩盤浴が充実しており、食事処に休憩室、さらには併設のボウリング場でも遊べる、マルチな楽しみ方ができるスポットです。月に2度ほどはイベントで歌謡男子のライブショーも行われます。

お風呂は内湯に「サウナ」「炭酸風呂」「ジェット風呂」「電気マッサージ風呂」「寝ころび湯」「水風呂」、露天風呂には「北海道長万部二股の湯」などがあり、さらに女湯には子どもに人気の「じゃぶじゃぶ湯」もあります。とくに人気が高いのは「サウナ」と「炭酸風呂」の2つ。

バドガシュタイン鉱石を使った岩盤浴「石の房」

岩盤浴は「玉の房」「火の房」「楽の房」「石の房」「安の房」「温座敷」「クールダウン冷室」の7室があり、そのうち「楽の房」は女性専用です。

休憩スペースはリクライニングシートや有料の個室、スーパーシートが使えるほか、食事ができる大宴会場「うたげや」や、テーブル席「竹林茶屋」も休憩室として利用できます。

昭和のちゃぶ台を再現した館内の撮影スポット

竹取の湯の大きな特徴のひとつは、岩盤浴・館内着・タオルが入館料金に含まれること。飲食やリラクゼーションのほか一部施設には料金がかかりますが、基本の入館料だけで1日中遊べるんです。手ぶらでお出かけしてゆったり過ごすなら、ここは最適なスポットでしょう。

永山健康ランド 竹取の湯の建物はまるで宇宙船?

駅から歩いて竹取の湯に近づくと、最初に目につくのがボウリングのピンのオブジェ。さらに近づくと、どことなく船のようなユニークな形が見えてきます。竹取物語を壮大なSFと考えると、ここはまるで月へ行くための宇宙船のようです。

実はこちらの建物のデザインは、数々の有名な建築賞を受賞した建築士・伊東豊雄氏が手がけています。伊藤氏といえば、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会でメインスタジアムとなった国立競技場のコンペティションで、最終候補に残ったことでも知られています。

館内3階から見下ろす吹き抜けのロビー

実際に館内に入ると、最初に目に入るロビーは3フロア吹き抜けの大きな空間。とても都内の駅前とは思えない贅沢な作りです。

永山健康ランド 竹取の湯の入館の流れをチェック

入館料に含まれるタオルや岩盤浴着のレンタル

入館手続きをして、まず岩盤浴着とレンタルのバスタオル、フェイスタオルを受け取ります。この岩盤浴着はカシュクールタイプで、胸元にボタンがあるのではだける心配がありません。素材は汗をかいても肌に張り付きにくいワッフル地なので快適です。

また、脱衣所・岩盤浴室入口の近くに、館内着(Mサイズとフリーサイズの2タイプ)と、岩盤浴に敷いて利用する岩盤マットのセルフコーナーがあります。2L以上のサイズの館内着は、フロントにて受け渡しを行っています。汗をかいたら館内着を自由に取り換えられるのはちょっとうれしいですね(岩盤浴着の交換は有料になります)。

永山健康ランド 竹取の湯のお風呂を紹介

それではさっそくお風呂に行ってみましょう。竹取の湯の浴室は、都内の健康ランドでは珍しくとても広々としています。お風呂に使用されているお湯は天然地下深層水。天然温泉ではありませんが、湯上りは肌がサラサラになりました。

 

・泡がたっぷり!保温効果が人気の「炭酸風呂」

男性にも女性にも人気の高濃度炭酸風呂は、入ると全身にびっしりと炭酸の泡が付きます。炭酸ガスが皮膚から体内に吸収されることで、血管が拡張され血流がアップ。

身体が中からポカポカと温まるだけでなく、高血圧や冷え性、肩こりの改善にも役立ちます。炭酸ガスが多く溶け込むように38℃程度のぬるま湯に調節してあるので、ゆっくりのんびりと入れます。

 

・勢いよくマッサージ!「ジェット風呂」

ジェット噴流が勢いよく全身をもみほぐしてくれるジェットバス。疲れた身体にはとても気持ちがいいです。背中や腰など、デスクワークで凝り固まった部分を集中的にマッサージしましょう。

近くにはビリビリとした刺激が心地良い「電気風呂」もあります。電気風呂は筋肉や関節、神経痛などの痛みを和らげる効果があり、意外にも愛好家が多い人気のお風呂。「竹取の湯」では、電気風呂が「マッサージ電気風呂」となっています。

 

・楽な体勢で過ごせる「寝ころび湯」&「腰掛け湯」

自宅と違って健康ランドの広いお風呂だからこそ叶う、足をのびのび伸ばして入れる「寝ころび湯」。思わずうたた寝したくなるほどリラックスできる気持ち良さです。

女湯には「寝ころび湯」のほかに「腰掛け湯」があり、座っていると背中から温かいお湯が少しずつ流れてきます。男湯の内湯にある一番大きな浴槽は、半分ほどが浅くなっていて寝湯のように使えるのもポイント。サウナと水風呂の後に訪れるととのいスペースとしてもおすすめです。

 

・子どもが喜ぶ「じゃぶじゃぶ湯」(女湯のみ)

男湯と女湯の浴室に大きな違いはありませんが、この「じゃぶじゃぶ湯」のみ女湯限定です。ずらっと並んだアヒルのおもちゃを見たら、子どもは絶対に目を輝かせちゃいますよ。浴槽自体もとても浅く、小さなお子さん向けのお風呂になっています。

 

・露天風呂の目玉は「北海道長万部二股の湯」

男湯女湯ともに、露天風呂には浴槽が2つあります。片方は普通の露天風呂で、イベント時には菖蒲湯・ゆず湯などのイベント風呂として使われます。もう片方の浴槽に使われているのは、北海道長万部二股から採ったカルシウム岩。

体温程度のぬる湯になっていて、冷たい水風呂が苦手な人でもサウナ後のクールダウンに使えます。ぬる湯でリラックスできる上に、腰痛や冷え性、肩こりなどにも効果が期待できます。

 

・姫路城と富士山!浴室の壁面にもご注目
 

男湯の姫路城

浴室の壁に描かれているのは、男湯が姫路城で女湯が富士山です。男湯は立体的に見える写真で、女湯はペンキ絵なのです。
 

女湯の富士山

女湯はオープンして20年経った現在でもペンキ絵が健在ですが、実は職人が描く銭湯のペンキ絵自体が現在では減りつつあります。今や貴重なペンキ絵といってよいでしょう。柔らかいタッチで描かれた富士山と農村のペンキ絵は、お風呂に入りながら旅行気分を味わうのにぴったりです。

永山健康ランド 竹取の湯のサウナはどんな感じ?

竹取の湯のサウナはかなり本格的です。設定温度は男湯で100℃、女湯で90℃。イベント時には特別に111℃の高温に設定した日もあったとか。以前はもう少し温度の低いサウナだったのですが、地域で一番を目指そうと、現在の通好みの温度になったそうです。

 

・オートロウリュ&アウフグースも充実!

サウナの段数は男湯も女湯も4段。上の段はダイレクトに熱さを感じられる場所で、下の段は奥行き広めでゆったりと座れます。

また30分に1回、自動的にサウナストーンに水が注がれる「オートロウリュ」を実施。タイミングが良ければ大量の水蒸気を浴びられます。設定温度が高めなのでたっぷりと汗をかけますよ!

また男湯のみですが、定期的にイベントで「アウフグース」が行われています。竹取の湯ならではの特徴は、タオルではなく大きなうちわを使ってあおぐこと。タオル以上の熱波を感じられて、これがまた効くんです。

アウフグースイベントの日は、1日に2回、1回あたり3セットのアウフグースが行われます。なお、子ども連れの場合は安全のため1セットまでとなっており、小さなお子さんは利用できません。イベントのスケジュールは、竹取の湯公式サイトでご確認ください。
 

・サウナ初心者でも入りやすい温度の水風呂

水風呂の設定温度は17℃前後で、初心者でも比較的入りやすい温度。おしゃれな円形の浴槽で、中のタイルが青いぶん、視覚的に実際の温度よりも冷たく感じました。もう少し温かいほうが好みの人は、露天風呂にあるぬる湯を試してみましょう。
 

・サウナ後のととのいタイムは広々スペースで

サウナ、水風呂の後はととのい椅子でリラックス。竹取の湯では内湯と露天風呂の両方にととのい椅子が設置されています。ベッドタイプもあるので、寝転びながら至福の時間を楽しめますよ。内湯の寝ころび湯や、浅い浴槽で寝転がってととのうのもおすすめです。

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