筑波山ケーブルカー&ロープウェイを遊び尽くそう!各駅の見どころやパワースポット、絶景を楽しめるモデルコースを紹介

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筑波山ケーブルカー&ロープウェイ各駅の特徴と利用方法

男体山・女体山それぞれの見どころを効率的に回るには、ケーブルカーとロープウェイを組み合わせて登山するのがおすすめ。ここからは、筑波山ケーブルカーとロープウェイの各駅における特徴と利用方法について紹介します。

 

・筑波山ケーブルカーの入口「宮脇」駅

筑波山神社から直結して、階段を5分ほど上がったところにあるのが、筑波山ケーブルカーの山麓駅「宮脇」駅です。筑波山神社の脇にある駅、すなわち「お宮の脇」の駅という意味からこの駅名がついたそう。

1階はお土産と軽食を扱う宮脇駅売店で、2階にケーブルカー乗り場があります。

乗車券は窓口の自動券売機で購入。交通系ICカードを利用する方は、窓口で直接購入しましょう。出発時刻の5分ほど前になると改札ゲートが開き、係員より誘導案内がはじまります。

 

・買い物スポットも豊富にある「筑波山頂」駅

右手に見える建物が筑波山ケーブルカーの山頂駅「筑波山頂」駅です。標高800mに位置し、男体山と女体山の間にある「御幸ヶ原」という展望広場に面しています。

山頂駅には軽食喫茶の小さな売店が併設されており、その隣は1階にお土産物ショップ、2階にレストラン、屋上には展望スポット「コマ展望台」があります。

 

・美しい景観が広がる「御幸ヶ原」

筑波山頂駅前に広がる「御幸ヶ原」は、男体山と女体山のほぼ中間地点に位置し、ここから男体山頂および女体山頂へはそれぞれ徒歩約15分程度です。

御幸ヶ原からは筑波山北側に広がる関東平野を一望できます。広場には充実した休憩用のベンチと

複数の茶屋が軒を連ね、筑波山ならではのご当地グルメを堪能できます。

御幸ヶ原は、多くの観光客や登山者にとっての憩いの場。道中ではベンチに腰掛けてゆっくりと休憩している方を多く見かけました。

 

・山麓にあるロープウェイの発着地「つつじヶ丘」駅

女体山側に設置された筑波山ロープウェイの山麓駅が、標高542mに位置する「つつじヶ丘」駅です。

改札はお土産の売店とレストランが併設された「つつじが丘レストハウス」に直結。目の前の大駐車場からバリアフリーのスロープが敷かれ、車椅子利用者や足が不自由な方、ベビーカー連れのご家族などでも利用しやすくなっています。

 

・山頂エリアまで約7分で到着!「女体山」駅

こちらは筑波山ロープウェイの山頂駅「女体山」駅。標高840mに位置し、駅から坂道と急な岩場を登ると、約7分ほどで女体山頂に到着します。

なお、女体山駅を降りてすぐの場所には、2022年9月にリニューアルオープンした展望台「Sky deck 2983(スカイデッキ2983)」と、眺望と食事が楽しめる「Cafè Cielo blu(カフェ シエロ ブルー)」が併設されています。

 

・筑波山ケーブルカー&ロープウェイを結ぶ「山頂連絡路」

御幸ヶ原をまたいで男体山と女体山を結んでいるのが「山頂連絡路」です。女体山頂から御幸ヶ原までが約550m、御幸ヶ原から男体山頂までが約300mと、直線距離にしておよそ850m、所要時間は約30分です。

ルートは整備されていますが、女体山寄りは岩場が多く、起伏に富んでいます。御幸ヶ原に近づくにつれ道は徐々に平坦になりますが、男体山頂へのルートでは再び急登が続きます。

一度に両頂を極めたい場合は、女体山頂から男体山頂へ下っていくほうが、体力的に少し楽なのでおすすめですよ。

 

初心者でも安心!筑波山の主な登山コースと難易度

筑波山は、幼稚園児の遠足登山にも利用されるほど初心者向けの山であると同時に、上級者でも楽しめる起伏に富んだコースも用意されています。自身の体力や目的に応じてコースを選んでみましょう。

 

・見どころが多い定番登山ルート「御幸ヶ原コース」

筑波山神社から御幸ヶ原を結ぶ全長約2km、標高差約610m、登り約90分/下り約70分のコース。

ほぼケーブルカー沿いを歩くコースで、歩きやすい階段が整備されている一方、勾配のきつい岩場も多数あり、難易度は高め。

ただしコースの途中では、上りと下りのケーブルカーがすれ違うスポットや男女川の湧き水ポイント、杉の巨木が立ち並ぶ神秘的な風景を楽しめます。

 

・高難度だが多くのパワースポットを巡れる「白雲橋コース」

筑波山神社東端に位置する、白雲橋から女体山の山頂を結ぶコース。全長約2.8km、標高差約610m、登り約110分/下り約95分。

筑波山登山コースの中で最も距離が長く、高低差もあるため、体力勝負で難易度は高め。とはいえ、パワースポットの白蛇弁天や奇岩怪石スポットなど見どころが豊富にあるため、人気コースのひとつとして知られてます。

 

・初心者向けの緩やかなルート「迎場(むかえば)コース」

筑波山神社からロープウェイのつつじヶ丘駅を結ぶ全長約1.6km、標高差約190m、登り約60分/下り約50分のコース。途中、白雲橋コースと合流する「酒迎場分岐」に到着します。

高低差が少ない緩やかな坂道で、岩場も少なく歩きやすい石の階段があるなど、初心者向けのコースです。

登山客も少ないため、小鳥のさえずりや森林浴をのんびり楽しみたい方におすすめ。

 

・女体山周辺の初心者向け登山ルート「おたつ石コース」

ロープウェイのつつじヶ丘駅から女体山の山頂を結ぶ全長約1.8km、標高差約200m、登り約80分/下り約70分のコース。

白雲橋コースとの合流地点である弁慶茶屋跡地までは岩場や高低差が比較的少なく、要所で石畳や階段などが整備されていることから初心者向きといえます。弁慶茶屋跡地から女体山の山頂までは急な岩場が続くため難易度がやや上がります。

ちなみに、弁慶茶屋跡地に2023年3月に新しくオープンしたおしゃれな四阿(あずまや)も必見ですよ。

 

・貴重な動植物を観察できる「自然研究路」

全長約1.5km、標高差約70m、約60分で男体山の山頂を中心に周回するコース。長い階段がいくつもあって地味に疲れますが、勾配が少ないため初心者向きといえます。

国定公園の特定保護地区に指定されたブナ林をはじめ、筑波山に生息する動植物をじっくりと観察できるスポットが多く、筑波山を知る上で最適なコースです。また、関東平野を見下ろす展望台やパワースポットの奇岩など見どころが多いのも特徴です。

 

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