群馬県にあるぐんまフラワーパークは、その名のとおり、四季折々の花を楽しむことができる植物園です。また、冬の期間には、夜のイベントとしてイルミネーションの点灯で園内が彩られます。そのため、植物園としてはもちろんのこと、遊び場としても楽しめるでスポットです。そんなぐんまフラワーパークは、どんなところ?と気になった人のために、ここではぐんまフラワーパークの基本情報から、おすすめポイント、料金やアクセスまでをお伝えしていきます。お出かけの際には参考にしてみてください。
ぐんまフラワーパークとは?
ぐんまフラワーパークは赤城山の裾野にある群馬県立の植物園で、群馬県前橋市の柏倉町にあります。群馬県前橋市に本社を置く、カネコ種苗がネーミングライツを取得したため、2018年4月からは「カネコ種苗ぐんまフラワーパーク」という名前になっています。
東京ドーム4つほどの敷地の中央には、大花壇や展望できるパークタワーが設置されています。また、東側には、太陽の広場やイングリッシュガーデン、西側には温室エリアや日本庭園、四季のエリアなど、パーク内では様々な花が楽しめるエリアが多いです。さらに、北側にあるわんぱく広場は、アスレチックや迷路、水場などがあり子どもがのびのびと遊ぶことのできるゾーンになっています。
入場料が手ごろで気軽に行ける!
まず入場料が手ごろなのがぐんまフラワーパークのおすすめポイントです。一般料金は600円~700円ですが、割引券を使えば、100円の割引になります。中学生以下のお子さんなら無料で入園ができるため、小さいお子さんを遊びに連れていくのにもおすすめです。
また、ぐんまフラワーパークは、その広さや込み具合がほどよいスポットです。GW期などの例外はあるものの、普段は混雑必至のスポットではありません。そのため、早めに行かないと駐車場に停められない、と時間に急かされなくてすみ気軽に行けるでしょう。駐車料金も無料なため、旅行ついでに訪れるのもおすすめです。加えて、その規模も広すぎず、狭すぎずまわりやすいです。
さらに、フラワーパークは、車いすやベビーカーにも優しい、バリアフリー対応しているゾーンが多くあります。スロープも多く、車いすやベビーカーでも安全に園内をまわることが可能です。なお、園内一周するチュウチュウトレインも、ベビーカーや車いすのまま乗車できます。このように、ぐんまフラワーパークでは、多くの人が気軽に来園できる工夫がされているのです。
イルミネーションを楽しめる!
ぐんまフラワーパークは、注目のイルミネーションスポットでもあります。ぐんまフラワーパークのイルミネーションは、イルミネーションアワードにて、全国第10位にランクイン。さらに、日本夜景遺産にも認定されたこともあり、実は、群馬のイルミネーションの名所となっているのです。
そんなぐんまフラワーパークでは、11月上旬から1月中旬まで、イルミネーションフェスタを開催しています。期間中には花火の打ち上げも開催。パークの中央にそびえ立つパークタワーへのプロジェクションマッピングや、園全体を彩る100万球のイルミネーションが見どころです。また、植樹されたモミの木をオーナメントで飾ります。その他に、温室の植物もクリスマス仕様に飾るのは、植物園ならではです。
冬のシーズンにフラワーパークを訪れるなら、ぜひイルミネーションまで堪能してください。昼夜交代制ではないため、日中からイルミネーションまで、1日中園内で楽しめます。
混雑具合は訪れる日にもよりますが、混雑で身動きが取れないということは稀です。そのため、人が多くてイルミネーションが見づらいということは少なく、ゆっくりとイルミネーションを楽しめます。なお、イルミネーションは日没からの点灯です。
四季折々の花を楽しめる!
ぐんまフラワーパークでは様々な角度から、四季折々の花を楽しめます。例えば、ぐんまフラワーパークでは年間を通して様々な花を観賞できます。樹木から、花壇の草木、温室の植物など、年間をとおして花を見られるのは、おすすめポイントの一つです。訪れる時期によって、見られる花の種類が変化しますし、花が好きな人は訪れて損はないでしょう。ただ、訪れた日によっては花があまり咲いていないときもあります。前もって、開花情報をチェックして出かけると確実です。
またぐんまフラワーパークでは、園芸教室なども開かれています。年間講座の予定表を参考にして、前もって予約をしておけば、アロマ講座や草木染め講座の講座を受講することが可能です。さらに、ガーデニングやクラフトなどもできます。その他にも、植物の管理や育成の講座などに参加でき、花やその他の植物に実際に触れる体験もあります。
なおぐんまフラワーパークでは、たびたび来園者に花の苗や花の種、切り花などのプレゼントをしています。園内でも絵苗木などの販売も行っているため、植物を育てることが好きな人は、来園をきっかけに園芸をはじめてもいいかもしれません。このように、様々な角度から花に親しめるのもぐんまフラワーパークのおすすめポイントです。
誰と行っても楽しめる!
ぐんまフラワーパークは誰と行っても、楽しめます。例えば、恋人同士で行ったなら、昼間は花を見ながらの散策や、園の中央にあるパークタワーからの眺望を2人で楽しんでもよいでしょう。そして、夜はイルミネーションでロマンチックな雰囲気を体験できます。
あるいは、子ども連れのファミリーなら、わくわく広場のアスレチックで遊んだり、じゃぶじゃぶ池で遊んだり、1日のびのびと遊べます。ぐんまフラワーパークは、水遊びが楽しくできるゾーンが充実しているため、特に夏場はおすすめです。疲れたら、シートを敷いて休憩しましょう。食事をとったり、チュウチュウトレインで園内を一周したりと、1日中園内で楽しめます。
さらに、愛犬とも散策を楽しめるのがぐんまフラワーパークの特徴で、エチケットセットを購入すれば犬も入園できます。愛犬と仲良く散歩したり花を観賞したりしてみましょう。また、園内の「花みずき」のテラス席では、愛犬と一緒に食事もできます。もしも、愛犬のごはんやおやつを忘れてしまっていても、ミルクとビスケットセット(300円)が買えるため安心です。このようにぐんまフラワーパークは、誰と行っても楽しめます。
イベントが楽しめる!
ぐんまフラワーパークでは多種多様なイベントが行われています。ライブやショーなどから、ものづくり体験や展示。はたまた、巨大ロケットの打ち上げや気球体験など、その種類は豊富です。お子さんの夏休みの自由研究におすすめできるようなイベントも開催されています。また、数あるイベントのその中でも、花フェスタや花火大会は、注目されるイベントです。
花フェスタは、年間を通して数回行われています。開催期間中は、園内の展示が変わったり、お食事処のメニューが変わったりします。今までの例ですと、バラフェスタのときはバラの料理メニューが追加され、ダリアフェスタのときには、ダリアを使ったお食事メニューが追加されました。例えば、ダリアのソフトクリームやダリアの天ぷらなど、一風変わったメニューが食べられます。花フェスタは、このように少し変わった切り口から花を楽しむ機会です。
花フェスタとしては、チューリップ・パンジーフェスタやバラフェスタ、ダリアフェスタそしてサザンカフェスタが開催されています。その他にも、アザレア、ハナモモなどのフェスタもあります。
さらに、花火大会は、イルミネーションフェスタの開催期間に行われますが、GWやお盆にも開催されます。このように、年間を通して様々なイベントが行われているため、気になるイベントのときを選んで来園すれば、フラワーパークをより楽しめるでしょう。
群馬のグルメを楽しめる!
ぐんまフラワーパークの食事処では、群馬のご当地グルメが楽しめます。例えば、レストラン「花みずき」では、群馬県産の福豚の肉を使ったかつ丼やカレーライスの他に、中に湯の花まんじゅうの入ったぐんまちゃんドックなどが楽しめます。また、そば・甘味処「さくら」では、水沢うどんや焼きまんじゅうなどご当地のグルメを食べることができます。この水沢うどんは、日本三大うどんに数えられることのある名物うどんです。なお水沢うどんは、夏季限定のメニューになります。
また直売所では、地場の新鮮な野菜やお土産の購入が可能です。フラワーパークを楽しむだけでなく、群馬のグルメを味わうことができます。
景色が楽しめる!
ぐんまフラワーパークは、標高300mほどの丘陵の上にあります。そのため、パークの中央にある18mのパークタワーから展望すれば、関東一円の景色が眼下に広がっているのです。パークタワーからの景色は、北は赤城山、南は関東平野を望むことが可能です。また、天気によって視界が開けていれば、東京のスカイツリーが見えることもあります。さらに富士山が見える日もあるとか。パークタワーからの景色も、おすすめのポイントです。
ぐんまフラワーパークの料金
一般入園料金
- 大人(4月1日~6月30日):700円
- 大人(7月1日~12月31日、1月1日~3月31日):600円
- 中学生以下:無料
※1月、2月は15:00までの入場者に限り、300円のお買い物クーポン付(割引券併用不可)
団体入園料金(20名以上)
- 大人(4月1日~6月30日):560円
- 大人(7月1日~12月31日、1月1日~3月31日):480円
- 中学生以下:無料
※障がい者と介添人1名まで無料(障碍者手帳などの提示が必要)
※1月、2月のみ15:00までの入場者に限り、200円のお買い物クーポン付(割引券併用不可)
入園パスポート
- 年間パスポート(大人):1,800円
※1年間、何回でも入園可能
※正面窓口で9:00~16:30まで販売 - 群馬県県有施設共通パスポート:5,140円
※群馬県県有施設を何度でも利用可能
※群馬県県有施設:近代美術館、群馬こどもの国児童会館(プラネタリウム等)、ぐんま昆虫の森、ぐんま天文台、ぐんまフラワーパーク、自然史博物館、生涯学習センター(少年科学館プラネタリウム)、昭和庁舎(特別展示室)、舘林美術館、土屋文明記念文学館、日本絹の里、歴史博物館
その他入園料金
- 犬の入園:200円
※エチケットセットの購入が必要
※首輪とリードが必要
※温室とレストランには入場不可
※ゴミはお持ち帰り - チュウチュウトレインの利用:300円
※ガイド付きで園内を案内
※所要時間20分
※定員52名(車いす専用2席)
※3歳以下無料
※1月、2月は運休"
ぐんまフラワーパークの割引クーポン
入園割引券大人100円引きクーポン
入園割引券クーポンは、ぐんまフラワーパークの公式サイトに掲載されています。それをプリントアウトして持参することで、入園料から100円割引が可能です。印刷はモノクロでもカラーでも構いません。有効期間は、3月1日~12月31日。1枚で4名までの利用ができます。また、その他の割引券や共通券、年間パスポートとの併用は不可です。犬の入園料金への適用はできません。中学生以下のこどもは、いずれの場合にも無料です。
一般入園料金(高校生以上)
- 大人(4月1日~6月30日):通常700円→600円
- 大人(7月1日~12月31日、1月1日~3月31日):通常600円→500円
団体入園料金(20名以上)
- 大人(4月1日~6月30日):通常560円→460円
- 大人(7月1日~12月31日、1月1日~3月31日):通常480円→380円
ぐんまフラワーパークの営業時間
通常営業時間
- 3月1日~10月31日(春~秋)9:00~17:00
- 11月1日~2月末日(秋~冬)9:00~16:00
※最終入園は閉園時間の30分前まで
※お土産ショップの営業時間は15:30、イルミネーション期間は20:00まで
夜間特別イベント
- 閉園時間~21:00
※2018年度のナイターイベントは、2018年11月3日~2019年1月14日まで
※12月31日は20:00閉園
定休日
- なし
ぐんまフラワーパークのアクセス
公共交通機関を利用する場合
- 上毛電鉄上毛線「中央前橋駅」で大胡駅からタクシーかデマンドバスにて約15分
車を利用する場合
- 北関東自動車道「伊勢崎インターIC」から約30分
- 関東自動車道「高崎IC」から約40分、あるいは「赤城IC」から約30分
- 東北自動車道「佐野・藤岡IC」から約90分
ぐんまフラワーパークの駐車場
駐車場詳細
- 名称:ぐんまフラワーパーク駐車場
- 住所:群馬県前橋市柏倉町2417-7
- 営業時間:ぐんまフラワーパークの営業時間に準ずる
- 駐車台数:普通車521台(北駐車場124台・南駐車場397台)・バス35台
- 料金:無料
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