ヨコハマおもしろ水族館 横浜中華街で楽しむ、一風変わった水族館!

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水族館といえばイルカやアザラシといったショーを行う生き物から、クラゲや熱帯魚など見るだけで癒される海の仲間をたくさん見ることができます。大小様々な水族館がありますが、ちょっと変わった水族館がヨコハマおもしろ水族館です。横浜でも人気の観光スポットである横浜中華街の中にあり、館内の造りもとてもユニークです。ここではおもしろ水族館のおすすめポイントやアクセス方法、営業時間、そして隣の赤ちゃん水族館について詳しく紹介します。

ヨコハマおもしろ水族館とは

ヨコハマおもしろ水族館とは2004年に開業した水族館で、以前は吉本興業プロデュースの「よしもとおもしろ水族館」という名称でした。2013年に現在の名称に変更されました。横浜中華街の真ん中、ちょっと分かりにくいですがチャイナスクエアビル3階にあり、館内は「おもしろ水族館」「赤ちゃん水族館」「おもしろ商店街」の3つに分かれています。おもしろ水族館の館内は中華街にあるため中国の南の島の小さな小学校をイメージしていて、赤ちゃん水族館は幼稚園をモチーフにした内装です。入り口は校門をデザインしていて、そこをくぐると下駄箱や校長室、音楽室など普通の水族館と違った造りで面白いです。

吉本興業がプロデュースしているため、水族館の随所では笑えるギャグ要素が満載です。さらに館内の案内役をさかなクンが務めていて、各所で解説も行っています。特に赤ちゃん水族館ではさかなクン自身が描いたイラスト入りの解説が見られますよ。入場者に専用コインを渡し、館内にある自動販売機でオロナミンC1本と無料交換するのもユニークな試みですね。

ちなみに2009年に吉本興業プロデュース水族館の第二弾「よしもと遊べる水族館」がららぽーと新三郷に開業しました。ショッピングモール内に人工池の釣り堀があり、エビやヤドカリ、タイなどを釣ることができましたが2011年に閉館しました。

普通の水族館に飽きたらヨコハマおもしろ水族館

ヨコハマおもしろ水族館は普通の水族館と違って内装がユニークです。小さな南の島の小学校をイメージしていて入り口の校門をくぐると下駄箱水槽、体育館水槽、音楽室と続きます。下駄箱水槽では靴や足にちなんだ名前や、動きに特徴のある魚がたくさん泳いでいます。すぐ隣にはサンゴ、サンゴと仲の良い生物が展示されお客さんを迎えています。各水槽には魚の名前や生態に関する3択クイズがあり、入り口で渡されるペンを使って答えていきます。正解だとペンがくっつき、間違いだと磁石のように反発するので小さい子供は特に楽しめそうですね。このように見て楽しむだけでなく魚について楽しく学べる水族館です。

1~10までの数字にちなんだ魚を集めた数字クイズゾーンもユニークです。ここでは魚の色や模様・形が数字にちなんでいて、子供でも楽しく学べます。また、飼育員いちおしゾーンでは水族館の職員が選んだユニークな魚が展示されていて、主にオーストラリア原産の珍しい魚が見られます。大型水槽ゾーンでは龍宮水槽があり、中華街をモチーフにした魚の龍宮城が見られます。きれいなサンゴと魚のコラボレーションが見所です。水族館全体では約300種類5,000匹の魚が展示されていて、魚を見るだけでなくクイズで楽しく学べる水族館です。

かわいい赤ちゃんに会える、赤ちゃん水族館

おもしろ水族館を出ると見つけられるのが赤ちゃん水族館です。おもしろ水族館が小学校をモチーフにしていたのに対して、赤ちゃん水族館は幼稚園をモチーフに造られています。お道具箱や絵本棚が水槽となっていて、楽しく見ることができます。赤ちゃん水族館にはなかなか見ることのできない魚の卵や赤ちゃん約100種類5,000匹の魚が飼育されていて、誕生から成長までを観察できるのが見所です。ニジマスやコイなど川や池で見られる魚の子供や孵化の様子などを見られるので、いのちの大切さや尊さを知ることができます。普段は見られない貴重な姿ですいすい泳ぐ姿はとても可愛らしいのでおすすめです。

小さな子供でも見られるように、子供の目線に合わせて造られているのが特徴です。靴を脱いで見る土足厳禁の水族館なので、ハイハイしながらでも魚を見ることができ、小さな子供に優しくファミリーには嬉しい心遣いです。また、ジャングルジムや滑り台などの遊具も水槽となっていて、のぼり棒やはしご、階段を使って遊びながら高い位置の水槽も見ることができます。6最までなら実際に遊具で遊ぶこともできます。子供の頃はかわいい魚や、子供の頃と成長後で体の色や模様が全く異なる魚、魚以外のは虫類・両生類などの生き物も展示していて見ごたえがあります。

ユニークな展示がたくさん

おもしろ水族館には名前の通り、おもしろい展示がたくさんあります。水槽の形はもちろんですが展示方法が他の水族館と異なるところです。

実験ゾーンではなかなか見ることのできない珍しい魚や、水族館ではマイナーな生き物を集めていて、サボテン水槽、たこやき水槽、ナマコ水槽、ウミブドウ水槽があります。たこやき水槽で展示されているのはもちろんタコで、水槽内にたこ焼き器とたこ焼きの模型があるのも珍しいでしょう。運が良ければたこ焼きにくっつくタコや、透明なタコつぼの中に入って丸くなったタコを見られることもあります。

お寿司の水槽では水槽の中に書かれている名前の魚が実際に泳いでいます。お寿司で食べている魚がどんな姿をしているのか実際に見ることができるので、子供にもぴったりです。ちなみに伊勢海老の水槽の中には海老天丼の模型があります。こうして視覚的に日常生活に関わりのある魚を見て学ぶことができるので、食事の時間に思い出せそうですね。また、危険な海の生き物を展示したコーナーでは水槽が牢屋になっていて、海遊びの時に思い出せば危険回避に役立ちそうです。さらに一見どこに魚がいるのか分からない水槽もあり、子供だけでなく大人も夢中になって楽しめる水族館です。

小さいながらもショーや話題の生き物も楽しめる

水族館自体、そこまで大きい建物ではありませんがショータイムも設けられています。平日にはオニダルマオコゼの餌付けショーが13:00、15:00、17:00の3回公演されます。土日祝は赤ちゃん水族館での餌付けショーが12:00、16:00の2回、平日も行っているオニダルマオコゼの餌付けショーが13:00、15:00、17:00の3回行われます。水族館の規模が小さいため、より間近で魚を見られるのもポイントのひとつと言えます。

また、最近は多くの水族館で見ることのできるオオグソクムシも、もちろんこちらの水族館で見られます。ここでは大量のオオグソクムシが展示されているのですが、ユニークな写真が撮れるスポットとなっています。水槽の下から顔を入れて、オオグソクムシに囲まれている写真が撮れるようになっているのです。他ではなかなかこういう写真は撮れないので、記念に撮っておくのもおすすめです。もちろん料金は無料です。さらに、おもしろ水族館では日本初の白いオオグソクムシの展示もしています。他ではなかなか見られないので見ておいて損はないです。

写真映えも期待できる

最近ではSNSブームということもあり、水族館でも写真を撮る人は多いですよね。多くの水族館では少し暗めの照明で、人も多くなかなか上手く撮れないことも多いですが、こちらの水族館は比較的明るく空いているのでスマートフォンでもきれいに撮ることができます。

水族館自体も学校をモチーフにしていて木造校舎のような造りになっているので、珍しく写真でも目立ちます。各水槽には模型が置いてあったり、それぞれの生き物に関連のある展示方法となっているので、絶好の写真スポットです。

水族館の解説や説明は、魚に詳しいさかなクンが監修していることもありとても分かりやすく、赤ちゃん水族館のイラストもそれぞれの魚の特徴をよく捉えています。お笑いで有名な吉本興業プロデュースの水族館なので各所で笑えるポイントもあり、写真に残しておくのもおすすめです。ちなみに赤ちゃん水族館では飲食やフラッシュ撮影は禁止されているので注意しましょう。

おもしろ商店街や同じビル内でお土産が買える

水族館内には売店のおもしろ商店街があります。グッズ販売がメインで、他の水族館同様ぬいぐるみや文房具、キーホルダーなどが販売されています。特におもしろ水族館には白いオオグソクムシが飼育されていることから、ここでしか買えない関連グッズも多く販売されています。他にも占いコーナーや中華街にちなんだ中国茶、変身写真館もあり小さな子供やカップルは楽しめるでしょう。同じチャイナスクエアには駄菓子や中国茶、チャイナ通りマーケットなどがあり、中華街観光のお土産を購入するにはおすすめです。

水族館周辺にも観光スポットがたくさん

水族館があるのは日本三大中華街のひとつである横浜中華街です。当然周辺にはたくさんの観光スポットがあります。水族館から目と鼻の先にあるのが横浜博覧会です。ここでは横浜のお土産、地元グルメが楽しめるテーマ型ショッピングモールです。1階では中華街ならではのお土産を販売しているほか、シュウマイや点心も食べることができるのでおすすめです。2階はベビースターランドがあり、日本で唯一出来立てのベビースターラーメンを食べることができるできたくさんの人で賑わっています。3階にはガーデンテラスがあり、台湾スイーツが楽しめます。

水族館から徒歩5分ほどのところにあるのが横浜大世界アートリックミュージアムです。小さな子供から大人まで楽しめるのが魅力で、高度なトリックアートはもちろん、中華街ならではのチャイナ服やカンフーの衣装をレンタルして写真を撮ることができます。他に占いやマッサージなど多様なサービスが楽しめるのでおすすめです。おもしろ水族館も含め、これらは天候に左右されず楽しめるところです。中華街で屋内スポットはレストランや比較的狭いお土産物屋さんが多く、ゆったり過ごせるところが少ないので子供連れやちょっと休憩したい時などにはおすすめのスポットです。見所がたくさんあるので雨の日の観光にもぴったりです。

ヨコハマおもしろ水族館の料金

一般料金

  • 大人(中学生以上):1,400円
  • 小人(4才以上):700円

団体料金

  • 団体大人(10名以上):1名あたり1,200円
  • 団体小人(10名以上):1名あたり600円

ヨコハマおもしろ水族館の割引クーポン

シルバー割引

65歳以上の人は身分証提示で割引になります。

  • 大人:1,400円→1,000円

障がい者割引

障がい者手帳・愛の手帳・療育手帳提示により割引になる他、付き添い1名が割引料金になります。

  • 大人:1,400円→700円

前売り券

コンビニや水族館窓口、スマートフォンのアプリから前売り券を購入すると割引料金で入場できます。有効期限は前売り券の種類により異なるので注意が必要です。

  • 大人:1,400円→1,200円
  • 小人:700円→600円

割引カード

水族館窓口にて下記のカードまたはチケットの提示で入館料金が割引になります。割引サービスとの併用はできません。
JAF会員、WAKABA(県民共済)、リロクラブ、えらべる倶楽部、Benefitステーション、ハマふれんど、特別区職員互助組合、ハママグ、湘南勤労者福祉サービスセンター、みなとぶらりチケット

  • 大人:1,400円→1,200円
  • 小人:700円→600円

インスタ割引

2018年11月1日から始まった割引です。水族館のInstagramのアカウントをフォローし、受付でフォロー画面を提示すると入場料が割引になります。終了時期は未定です。

  • 大人:1,400円→1,200円
  • 小人:700円→600円

ヨコハマおもしろ水族館の営業時間

通常営業時間

  • 平日10:00~18:00(最終入場17:30)
  • 土日祝10:00~20:00(最終入場19:30)

春休み・GW・夏休み・冬休み期間

  • 全日10:00~20:00(最終入場19:30)

定休日

  • 年中無休

ヨコハマおもしろ水族館のアクセス

電車を利用した場合

  • JR京浜東北線、根岸線「石川町駅」中華街口より徒歩5分
  • 東急東横線、みなとみらい線「元町・中華街駅」2番出口より徒歩8分

車を利用した場合

東京方面から

  • 首都高速横羽線「横浜公園」出口より大桟橋通り周辺
  • 湾岸線「新山下」出口より本町通り周辺

中部・東海方面から

  • 首都高速狩場線「新山下」出口より本町通り周辺

ヨコハマおもしろ水族館の駐車場

専用駐車場は無し

近隣の駐車場詳細

  • 名称:中華街パーキング
  • 住所:神奈川県横浜市中区山下町94
  • 営業時間:24時間
  • 駐車台数:500台
  • 料金:普通料金30分350円
  • 最大料金:(平日)当日最大2,100円、(土日祝・1月1日~1月3日)無し
  • 定期券:(平日)定期券22,000円、(全日)定期券38,500円
    ※割引は各提携店舗によって異なります。
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