宇宙の世界に飛び込もう!『はまぎん こども宇宙科学館』を楽しみつくす遊び方

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神奈川県横浜市には、誰もが宇宙飛行士になれる巨大な宇宙船が存在しています。それが、宇宙科学の体験施設「はまぎん こども宇宙科学館」です。建物全体を巨大な宇宙船に見立てたこの体験型科学館には、どんなアトラクションがあるのでしょうか。子どもだけではなく、大人や幼児が楽しめる施設であるかも気になるところです。ここでは、「はまぎん こども宇宙科学館」の概要とおすすめスポット、料金やアクセス情報について紹介します。

はまぎん こども宇宙科学館とは

「はまぎん こども宇宙科学館」とは、神奈川県横浜市にある、施設全体を巨大な宇宙船に見立てた体験型の科学館です。地上5階、地下2階の館内には、宇宙について見たり触れたり体験して楽しめるアトラクションが満載となっています。科学館はテーマごとに5つのメインフロアがあります。フロアを移動するごとに、「宇宙船のキャプテンになる」「宇宙法則を発見する」「宇宙の仕組みを調べる」などが自然とできる構造です。「はまぎん こども宇宙科学館」で楽しみながら遊ぶことで、大人も子どもも宇宙についての知識を育み、宇宙飛行への夢がより一層広がっていくでしょう。

巨大な星空!宇宙劇場のプラネタリウム

「はまぎん こども宇宙科学館」のメインアトラクションともいえるのが、宇宙劇場のプラネタリウムです。直径23mの巨大なドームいっぱいに広がるリアルな星々の映像は、まるで宇宙に浮かんでいるような臨場感を体験させてくれます。一般来館者向けのプログラムは期間ごとにリニューアルされており、ふたご座流星群の観察を体験できたり、ギリシャ神話のラブストーリーを鑑賞できたりなど、バリエーション豊かです。45分間の星空ショーは、スタッフによる生解説でさらにわかりやすく、充実したものとなっています

特に、子どもたちに人気が高いのは「ドラえもん」や「かいけつゾロリ」のキャラクターが宇宙で活躍する、アニメーションストーリーのプログラムです。宇宙空間で巨大怪獣をやっつけたり、46億年前の地球誕生を体験したりなど、ワクワクするようなストーリーは子どもたちの目を釘付けにすることでしょう。各プログラムには星についての解説もあり、楽しみながら宇宙について学ぶことができます。各プログラムのスケジュールは「はまぎん こども宇宙科学館」のホームページに掲載されています。一般投影の事前予約はできないため、スケジュールを確認のうえ、チケットを購入するよう注意が必要です。

宇宙飛行士ミッションをこなそう!宇宙トレーニング室

3階の「宇宙トレーニング室」は、宇宙飛行士になりたい子どもの夢を育むアトラクションが満載のエリアです。宇宙基地をイメージしたアスレチックの「惑星ジム」には、メカニックなふしぎ空間が縦横無尽につながっています。長い金属の滑り台を滑ったり、ホール状の出入口をくぐり抜けたりしながら駆け回るうちに、重力を忘れてしまいそうになる空間です。大人には少し狭い空間のため、一緒に遊ぶと子どもについていけないかもしれません。しかし、アスレチックの外ではエリアごとのカメラ映像を確認できます。これにより、子どもを見失ってはぐれてしまう心配はないでしょう。

また、重力アトラクション「月面ジャンプ」では、文字通り地球の重力から解放される感覚を味わえます。月の環境での重力を再現したマシンでふわふわと浮かび上がるのは、宇宙旅行の夢が実現したような新鮮な体験です。さらに、宇宙飛行士になった気分をリアルに味わえるのが「空間移動ユニット」です。これは、一人乗り用の吊り下げユニットに乗り込み、自分で移動を操作しながら、ライトを的に当てるアトラクションとなっています。まるで、宇宙飛行士が宇宙空間で任務に励んでいるような疑似体験ができるでしょう。

さらに、ロボットアームをハンドル操作してブロックを積みあげる「マニュピュレータ」や、反射神経を鍛えるマシン、脚力を計るメカニカルな自転車などでも、体を使って宇宙飛行士の訓練を楽しめます。また、座れるエアークッションが膨らんだり縮んだりする「エアパーク」や、山のオブジェでボールを転がして遊ぶ「ボールマウンテン」は、小さな子どもでも安心して遊べるスポットです。

宇宙船長室で宇宙飛行士を疑似体験!

宇宙に飛び出し、宇宙飛行士として活動する疑似体験ができるのが、5階の「宇宙船長室」エリアです。エリア全体が、まるでスター・ウォーズの船内のような空間となっており、歩き回るだけでわくわくしてしまうでしょう。人気のアトラクション「スペース・シミュレータ」は、計器やレバーの設置されたマシンに乗り込み、モニターに写ったハンドルアームを操作して宇宙空間でのミッションを行うものです。前方全面の大きなモニターには、いっぱいにリアルな星々がまたたき、本当に宇宙船の操縦室にいるような臨場感を味わえます。

ステージ・ショー型のアトラクション「キャプテン・シアター」では、観客も参加してのサイエンス・ショーを楽しむことができます。ステージに上がり、スポットライトを浴びながらの実験体験は、忘れられない思い出になるでしょう。また、自分の姿が宇宙空間の映像に合成される「バーチャル・ゾーン」も人気のアトラクションです。ゲストは映像の中で宙に浮かぶ「スペーススクーター」に乗り、体重移動でスクーターを操作しながら、向かってくる隕石を避けなくてはなりません。自分の動きがリアルタイムで映像に反映され、大人も子どもも夢中になってしまう、臨場感のあるアトラクションです。密閉された水槽で水草や生き物が生き続けている「生命のバランス」や、重さ500kgの本物の隕石など、宇宙の神秘を感じる展示品も充実しています。

宇宙発見室で宇宙の仕組みに触れてみよう!

2階の「宇宙発見室」は、自然界の放電現象などにスポットを当てたエリアです。展示されている「プラズマボール」や「プラズマチューブ」の中には電極が設置され、プラズマフィラメントと呼ばれる光のビームを発しています。ガラス容器に触れると、触れた手に反応してフィラメントの電光が縦横無尽に変化し、まるで超能力を持ったような感覚に浸ることができるでしょう。プラズマ現象により、触れる場所や触れ方を変えるたびに電光が自在に変化するため、ずっと触っていたくなる魅力を持った展示です。また、ガラス越しに雷が間近で落ちる様子を観察できる「放電ショウ」も、とりこになりそうな大迫力。ガラスの中でオーロラを再現する展示を見るのも貴重な体験になります。

また、土・日・祝日にはサイエンス実験を見学できる「スペースラボ」も開催されます。スタッフが実験を行うカウンターをゲストが取り囲む形式で、ステージ型よりも間近で実験を見られるのが魅力です。コンピューターを使う「Mail Station」では、自分の顔写真などに画像や文字を張り付けて編集し、館内のほかのコンピューターへ送信できます。編集はプリクラのようにタッチパネル式のため、小さな子どもでも思い通りに写真のデコレーションが可能です。さらに、「Print Station」で、編集した画像を使ってカレンダーの作成と印刷ができます。これは世界にひとつしかない、思い出あふれるアイテムになるでしょう。

親子で科学に親しむ体験イベントも!

「はまぎん こども宇宙科学館」では、大人も子どもも楽しめるワークショップや参加型イベントを豊富に開催しています。イベントには、「事前申し込みが必要なもの」「当日チケットが必要なもの」「当日自由参加できるもの」の3つがあります。事前申し込み制イベントは、夜間に行われる星空観察会や、親子でプログラミングを体験できるものなどバリエーション豊かです。当日チケット制のイベントは、スノードームやスライムを製作するものや、絵本の読み聞かせと工作を合わせたもの、ボランティアスタッフの公開展示などがあります。

プログラミングなど、一部の事前申し込み制の教室は、当日チケット制でも開催されています。当日自由参加のイベントは、主にステージ型のサイエンス・ショーやカウンター形式のミニ実験が目立ちます。音のエネルギーを振動で確かめたり、静電気や磁力を使って遊んでみたりと、身近な現象について楽しく学べる体験になるでしょう。月と太陽など、身近な天体についての基本や、宇宙そのものの基本などを優しく教えてくれる、レクチャー式のイベントも人気です。

さらに、「洋光台サイエンスクラブ」という会員制のイベントもあります。プログラミングでロボットを動かしたり、レーザービームを操ったりなど、科学心をくすぐられるイベントが勢ぞろいです。教室の指導は科学館のスタッフのほか、現役の研究者や理科職員が行うため、小さな疑問も丁寧にケアされます。「洋光台サイエンスクラブ」は年会費無料で定員もなく、居住地域を問わずインターネットで入会申し込みが可能です。希望であれば、「はまぎん こども宇宙科学館」に行く前に入会しておくとスケジュールを立てやすいでしょう。

はまぎん こども宇宙科学館の料金は?

  • 入館料(個人)
    • 大人:400円
    • 小・中学生:200円
    • 4才以上:無料
  • 定期入館料(個人)
    • 大人:800円
    • 小・中学生:400円
    • 4才以上:無料
  • 入館料(団体)
    • 大人:360円
    • 小・中学生:160円
    • 4才以上:無料
  • 宇宙劇場入場料(個人)
    • 大人:600円
    • 小・中学生:300円
    • 4才以上:300円
      • ※3才以下の子どもでも、座席を利用する際は有料
  • 宇宙劇場入場料(団体)
    • 大人:540円
    • 小・中学生:240円
    • 4才以上:240円
      • ※3才以下の子どもでも、座席を利用する際は有料"

はまぎん こども宇宙科学館の割引情報

土曜日割引

毎週土曜日は、小・中・高校生の入館料が無料です。
・高校生:通常400円→無料
・小・中学生:通常200円→無料

障がい者割引

障がい者手帳を持っている人と付き添い1名(車いす利用の場合は2名)は、手帳の提示により入館料が無料になります。
・大人:通常400円→無料
・小・中学生:通常200円→無料

「濱ともカード」割引

65才以上の横浜市民に横浜市から発行されるカード「濱ともカード」を持っている人は、カードを提示することで本人の入館料が無料となります。
・大人:通常400円→無料

「クラブMiraikan」会員割引

クラブMiraikan会員は、会員証を「はまぎん こども宇宙科学館」の窓口で提示すると、会員証1枚につき1名のみ、入館料が団体価格へ割引となります。
・大人:通常400円→360円
・小・中学生:通常200円→160円"

はまぎん こども宇宙科学館の営業時間は?

  • 通常営業時間
    • 9:30~17:00
    • ※最終入館は16:30まで
  • 休館日
    • 第1・3火曜日
    • 年末年始
    • プラネタリウム番組入れ替え、展示機器点検保守等の臨時休館日

駅チカが嬉しい!はまぎん こども宇宙科学館へのアクセス

公共交通機関を利用する場合

  • JR京浜東北・根岸線「洋光台」駅から徒歩約3分
  • 「金沢文庫駅西口」バス停から京浜急行バス107系統「洋光台駅前」バス停へ約30分「洋光台駅前」バス停から徒歩約3分
  • 「上永谷駅前」バス停から横浜市営バス112系統「洋光台駅前」バス停へ約22分「洋光台駅前」バス停から徒歩約3分

車を利用する場合

  • 横浜横須賀道路「港南台IC」から約5分

「はまぎん こども宇宙科学館」の駐車場

「はまぎん こども宇宙科学館」利用にもっとも便利な駐車場は、科学館併設の駐車場です。団体バスの駐車は事前予約制となっています。駐車台数は約70台と少なく、とくに週末は早い時間に満車になります。2019年3月までの工事期間の駐車可能台数は59台です。車道に車の列を作れないため、満車の場合は周辺のパーキングへの駐車が必要となります。

  • 名称:はまぎん こども宇宙科学館駐車場
  • 住所:神奈川県横浜市磯子区洋光台5-2-1
  • 営業時間:9:00~17:00※入車は16:00まで
  • 駐車台数:約70台※2018年8月21日(火)~2019年3月31日(日)は工事のため駐車台数は59台
  • 料金:700円※普通車の割引はなし。バスは平日のみ事前予約で無料

「はまぎん こども宇宙科学館」からもっとも近い周辺駐車場は「J・PARKオリンピック洋光台店」です。科学館から道路を一本はさんだ向かいのスーパーマーケットに併設されています。科学館からの距離は約53mです。スーパーマーケットの営業時間外である21:00~10:00は入出庫ができなくなるため、注意しましょう。

  • 名称:J・PARKオリンピック洋光台店
  • 住所:神奈川県横浜市磯子区洋光台5-1-9
  • 営業時間:10:00~21:00※21:00~10:00は入出庫不可
  • 駐車台数:227台
  • 料金:月曜日~金曜日 当日最大800円 
  • 月曜日~金曜日 20分100円 
  • 土・日・祝日 30分500円
  • 全日夜間 500円(22:00~10:00)
  • ※割引なし
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