榴岡公園

基本情報

「杜の都」仙台市内にある榴岡公園は、四季折々の景色を楽しむことができる公園として親しまれています。江戸時代の仙台藩四代藩主・伊達綱村により植えられたとされる約1,000本のシダレザクラの存在は、公園の内部を彩り、その風情を感じさせます。 公園内の木々の数は戦後の荒廃および老朽化により減少しましたが、市民の手により再度、シダレザクラが植えられ、その美しさを取り戻しました。平成元年には、「日本の都市公園100選」にも選ばれています。 榴岡公園は、シダレザクラだけでなくウメやツバキ、フジ、ハギといった様々な樹木が植えられており、一年を通じて公園内は色とりどりの風景に彩られています。特に春になると桜が散りばめられた公園内は、たくさんの市民や観光客で賑わいます。 公園内には、旧陸軍歩兵第四連隊兵舎の一棟を移築した歴史民俗資料館もあり、仙台の歴史や民俗をより深く理解することができます。 また、榴岡公園周辺には美しいクロマツの並木も広がっており、四季折々の風情を感じながら、のんびりと散策を楽しむことができます。 榴岡公園は、その美しい風景や歴史的な背景から、市民の憩いの場として、また観光の名所として広く利用されています。