恋ヶ窪村分水
東京都
八王子・立川・町田・府中・調布
- 史跡
基本情報
名称 |
恋ヶ窪村分水 コイガクボムラブンスイ |
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住所 |
東京都国分寺市西恋ヶ窪1丁目47番地 |
アクセス方法 | ・西国分寺駅から徒歩で10分 JR西国分寺駅から府中街道を北上し、西恋ヶ窪三丁目交差点を右折し、熊野神社前交差点の北側。 |
連絡先 | 問合せ先 電話番号:042-300-0073 |
ホームページ | http://www.city.kokubunji.tokyo.jp/kurashi/1011887/1011900/1017536.html |
明暦3(1657)年に、国分寺村・恋ヶ窪村、貫井村(今の小金井市)の3つの村が幕府に願い出て開削した玉川上水の分水で、恋ヶ窪村へ水を引いた堀の跡が残っている。緑地内の堀の幅は上端部で約6〜9m、堀底で約50センチメートル、深さは約5mの規模があり、玉川上水の分水にしては規模が大きく、堀底は北から南に向って低く傾斜している。また、用水路の西側は中世の鎌倉街道を踏襲した道で、江戸時代には川越街道と呼ばれ、昭和19年頃に現在の府中街道が整備されるまで、恋ヶ窪地域の主要な幹線道路だった。恋ヶ窪村分水は、昭和40年代初頭まで水田を潤す灌漑用水として使われましたが、その後は大部分が暗渠となり姿を消した。江戸時代の貴重な土木遺産として、開削360年目にあたる平成29年に市の史跡に指定された。用水路跡と周辺の緑地は平成29〜30年度にかけて整備され、平成30年7月13日に恋ヶ窪用水路周辺緑地としてオープンした。
詳細情報
文化財 | 市区町村指定史跡 |
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