越前和紙
福井県
越前
- 伝統工芸・和雑貨 その他
基本情報
名称 |
越前和紙 エチゼンワシ |
---|---|
住所 |
〒915-0232 福井県越前市新在家町 地図を見る |
アクセス方法 | ・北陸自動車道武生I.Cから車で10分 |
連絡先 | 問合せ先 電話番号:0778-43-0875 |
ホームページ | http://www.washi.jp/ |
今から1500年ほど前、岡太川の上流に美しい姫が現れて「この地は清らかな水に恵まれているから紙漉きをして生計を立てよ」と、ねんごろに紙漉きの技を里人に教えたという。この教えを受けた人々は、この姫を「川上御前」とあがめ奉り岡太神社を建ててお祀りし、その教えに背くことなく紙漉きの技を伝えて今に至っています。 伝説が示すように越前和紙は、日本に紙が伝えられた4〜5世紀ごろには既にすぐれた紙を漉いていたことが正倉院の古文書にも示されており、最初は写経用紙を漉いていたようで、そののち公家武士階級が紙を大量に使いだすと紙漉きの技術、生産量も向上し、「越前奉書」など最高品質を誇る紙の産地として、幕府、領主の保護を受けて発展してきました。 明治新政府の「太政官金札用紙」が漉かれたのもこの地です。 さらには横山大観はじめ多くの芸術家などの強い支持を得て全国に越前和紙の名は知られています。 そのような長い歴史と伝統の中に育まれた越前和紙の里では、品質、種類、量ともに日本一の和紙産地として生産が続けられています。